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エッチして退学かぁ~・・・

2016-06-21 16:02:14 | 最近のニュースから
私立高校3年生だったサッカー部員が性行為をして退学処分。。。
現在は大学一年生となった彼は、その出来事を不服として学校を訴えた。。。河北新報より。

記事に出てくるのは生徒側(たぶん弁護士)の話と私立高校の校長の話。

当時の彼は指定校推薦で私大への進学が決まっていたが、転校することで取り消しとなった。
サッカー部は全国大会出場校だが、12月に転校した彼は出場出来なかった。

校長の話として
「性的な行為を一度でもすれば退学処分になる。処分にあたり、それまでの生活態度は考慮しない。」

ざっくりとこんな感じのニュースです。

この種の出来事を判断するのには、余りにも情報が少ないのですが、、、

処分を受けた生徒側にすれば、時期的に卒業まで数ヶ月だったり、大学の推薦入学取り消しだったり、
後々の人生に影響が大き過ぎると主張している。

想像ですが、、、
学校側は全国大会をひかえて、処分対象の生徒を出場させる事は出来なかったのでしょう。

気になる校則ですが、校長の話として出ている「性的な行為を一度でもすれば退学処分・・」

こう言うのは別の表現で表されているケースが多く、処分は前例や社会状況にも影響されるでしょうネ。

私学公立と違って、その高校の特色を強く出すのは一般的に理解され認知されています。

その特色の中には処分を厳格に行い、学校の品格を保とうとしている学校も多いし、
逆に処分は甘く「子供を預かっている」って感じの学校も多数あります。

現実問題として、学校での処分は裁判所で出す判決より難しい。

一番の理由は調査が正確に出来ないんです、大半は聞き取りだけです。
いわゆる「自供」だけで、一般的には冤罪の原因とも言われる行為だけになってしまいます。

そして、仮に限りなく真実を知ったとしても、どの様な処分が適切なのかの判断をしなくちゃなりません。
生徒に対して、素人の先生が裁判官より難しい処分をする訳です。

しかも、未成年者に対してその処分の影響力は裁判所が未成年者の非行に対する処分より大きい場合も多々あります。

今回の裁判沙汰はどうも「量刑(処分)」に不満がある様子で、
出来事の内容(性行為)に対しての異議は少ない様子です。

その性行為の相手の事に関しては解りません、、、、
同じ学校の女生徒なのか、他校の生徒なのか、一般女性なのか・・・・
まぁ、これも想像ですが、相手が大人の女性だと問題にはなっていなかったでしょうネ

学校で生徒や親と問題が発生すると、「教育」と言う言葉が何かにつけて出てきます。

これは両者共に自分にとって有利な言葉とて使うのですが、
この「教育」を使って物事の正当性を主張するのは、どうも受け入れるのに躊躇してしまいます。

それは「教育」と言う言葉の意味の範囲が広すぎて、
ある部分だけを切り取ればどんな場合にでも、自分にとり有利に利用できてしまうからなんです。
・・・ですから、この言葉を利用した教育者の意見は信じる事はできません。

校長の話に戻りますが・・・
「・・・それまでの生活態度は考慮しない、、。」

この言葉から、、、
今までの生活態度を考慮して処分を軽くするような問題ではない。(完全にアウトの重大違反行為だと)
そして、もう一方では学校にとり有益な生徒でも特別扱いはしない

私、一個人の感覚ではこの生徒に対する処分は受け入れることの出来る範囲だと思っています。

ただ一つ、、、、学校側の自分たちに対する対処はどうだったのか疑問が残ります

退学処分は学校での処分の中で一番重い処分です。
重大な違反行為が有ったので、一番重い処分を科したと言う事です。

なのに、、、
その処分を受けた生徒が属していたサッカー部は、晴れの舞台である全国大会に出場しました(これも意見は分かれる)。
そのサッカー部の監督・部長など、または担任の先生や校長自身に対しての処分はどうだったのか・・・。

この部分をキッチリと対処したのかどうか、、、、疑わしい。。。
簡単な口頭での注意や始末書で終わらせていないのだろうか、、、、。

生徒(子供)に対して、ある程度の責任は持たないと、、、、
生徒に対して注意や停学などであれば、関係する先生たちが、
そういう生徒を出してしまったと自分自身で反省すれば良い範疇かもしれません。

何度も言いますが・・・
重大な違反者を出し、一番重い処分を下しのですから学校の判断。

その原因を考え、そこに学校側の落ち度は無かったのか、また学校側の管理責任は無いのか・・・

よく考え、身を切る対処をしなければ、処分をされた者は納得しないし、
今後も同じ事が発生するでしょう