=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

1000年の桜

2010年09月24日 | 【お出かけ】木のむくまま
歳をとると(まだ三十代の若輩ですが)、メインを外したところも楽しめるようになる気がする。

たとえば景勝地に行ってたとえ晴れていなくても、雨が降っていたとしても、逆にその趣がよかったり、
メインストリートでなく、路地裏が好きだったり。

今回は、季節外れの桜の花が咲いていない桜の大木を見に行ってきました。

行く途中、大木までの道を尋ねると、
「今桜咲いてないよ」
というありがたい忠告を二人くらいから頂きながら。


この桜は、新日本の名木百選にも選ばれている「醍醐桜」です。その昔
後醍醐天皇が愛でたといわれ、
樹齢は700年から1000年と言われています。

桜の樹皮は、樺細工でもお馴染みのように横に模様が入っているのは皆さん見慣れていると思いますが、これが一定の大きさ以上になるとあの見慣れた樹皮から変化し、結構ゴツゴツとしたものに変わっていきます。
そのような大きな木でも枝なんかは、いつもの桜の樹皮なので、大きさか年数か?で変わってくるのでしょうか。このあたりも桜好きとしてはもっと調べていきたいと思います。

季節外れの桜ですから当然桜の花は見れませんでしたが、その貫禄を十分に感じることができまたし、また山中に向かう道中に秋桜をはじめ彼岸花など秋の花々をたくさん愛でることができました。

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アーツ&クラフツビレッジ訪問

2010年09月24日 | 【インタビュー】木の先人方
岡山で有名な工房、アーツ&クラフツビレッジに伺わせて頂きました。

手紡ぎの作家である代表の原田さんが、お仕事の手を休めてお話してくださいました。

山の中にある廃校を活用して大変趣のある空間でモノづくりをされていて、きっとモノづくりとそれを生み出す環境には深い関連があるんだなーと思いました。



家具の作り手である長尾さんは、イギリスでの修行もされていてアーツ&クラフツを形にしていらっしゃいます。
普段使いの中から生まれる素朴な美を私も目指していきたいです。
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世の中すべてが決まっているわけではない

2010年09月24日 | 【お出かけ】木のむくまま
平日休みを利用して、ぶらぶら旅に出ました。
やっぱり平日は車が少なくていいです。
本日の目的地は棚田です。
「日本の棚田百選」などがありますが、この地域には2箇所くらいが隣接してあるので見てこようと思います。

その前にまずは腹ごしらえ。
このあたりで人気のある鳥屋さん。
鶏の丸焼きが有名なのですが、私はこの串1本60円が好きです。

自らブロイラーと言ってはいますがなかなか食べ応えがあり、また何かをベースにした塩味が美味しいです。


それでは棚田と美しい秋の田園風景をお楽しみください。






















実は、棚田を見ているときに、稲刈りが終わった田んぼの中をヒュルヒュルと滑らかに動く生き物を発見!蛇でした。稲の刈り後の合間を見事にすり抜けていきます。
そんなに急いでどこに?と思った瞬間でした。

「パク」

一瞬にして蛙を捕まえていました。
生物界の厳しい掟を目の当たりにして、仕方ないと思いながらも「かわいそうな蛙」と思いながら数十秒、あとは蛙が飲み込まれるのを待つしかないと思っていた矢先、

「ぴょんっ」

なんと蛙が虎口ならぬ蛇の口から脱出したのです。

絶体絶命からの生還になんだか少し勇気をもらいました。
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