=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

1000年の桜

2010年09月24日 | 【お出かけ】木のむくまま
歳をとると(まだ三十代の若輩ですが)、メインを外したところも楽しめるようになる気がする。

たとえば景勝地に行ってたとえ晴れていなくても、雨が降っていたとしても、逆にその趣がよかったり、
メインストリートでなく、路地裏が好きだったり。

今回は、季節外れの桜の花が咲いていない桜の大木を見に行ってきました。

行く途中、大木までの道を尋ねると、
「今桜咲いてないよ」
というありがたい忠告を二人くらいから頂きながら。


この桜は、新日本の名木百選にも選ばれている「醍醐桜」です。その昔
後醍醐天皇が愛でたといわれ、
樹齢は700年から1000年と言われています。

桜の樹皮は、樺細工でもお馴染みのように横に模様が入っているのは皆さん見慣れていると思いますが、これが一定の大きさ以上になるとあの見慣れた樹皮から変化し、結構ゴツゴツとしたものに変わっていきます。
そのような大きな木でも枝なんかは、いつもの桜の樹皮なので、大きさか年数か?で変わってくるのでしょうか。このあたりも桜好きとしてはもっと調べていきたいと思います。

季節外れの桜ですから当然桜の花は見れませんでしたが、その貫禄を十分に感じることができまたし、また山中に向かう道中に秋桜をはじめ彼岸花など秋の花々をたくさん愛でることができました。

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