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今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

羊羹を凍らす?

2018年03月07日 | スイーツ
少し前に読んだ小説の中に「羊羹を凍らしたもの」が出てきた。
どんな小説かは~、長いんだけれど、最後の方で政治的な主張が表れちゃって、ゲッ、こんな小説だったのかよ~?って・・・
移動時間にコツコツと真剣になって読んでいた時間の寂しさにあまりに悲しかったので、ここでは割愛するが、

(小説で政治的な主張はちょっと・・・、作品でイデオロギーをあまりにも明確に表現し過ぎると作品の全体がそういう目で観られてしまうなーって、他人の作品を観て、作品全体の内容は吹き飛び、作者だけではなく強く作り手『側』のイデオロギーも意識させられた。無論、政治といものを考える事は大事、でも作品を使い感動の起伏や情緒を利用し『教育』しようなんて、自分達で作った作品を自分達で冒涜する行為ではないかと、まあ、ここでそこまで思っても仕方が無いのだが・・・)

人生の到る所で何かヒントがあったら、ちょこっとだけなら苦労してでも実践し学んでみたいと、偶々羊羹を取っておいたので(大好きな桜羊羹だったからチビチビと食べていた、自分の場合、どんな和菓子も小さく切った方が甘過ぎないし)冷凍してみた。

寒天が入っているからか?グミみたいに中々凍らなかったけれど、数時間後固まったので食べてみる。

うっ、味が濃くなっている・・・、これは黒赤茶の小豆ではないからインゲン豆の白餡の味(クチナシで色を着けてあるが)が・・・折角の桜のキレ味とインゲン豆の餡が濃くなった味と口の中でぶつかり、レスリングのフィンガー・ロックではなく、ラグビーのモールの様に組んだプロレスの力比べをしているようだ
これじゃない感がハンパない気がする。

総じて有名作家さんの好んだ食べ物って強い気がする。
(他人と味覚や嗜好が同じ訳が無いから、なるべく真に受けないように気を付けてはいる、客観的に、勿論、海原○山みたいに貶したりはしないが、あれは漫画。因みに全部なんでもかんでも否定するのではなく魯山人だけは美味しいと私は感じた)
え?、これが?って感じたのが今まで多かったかな。
(味が強くないと有名作家になれないのだろうか?それとも・・・
因みにロートレックとかアート系の人の方が日本の文筆家よりマイルドかもしれない)

いろいろな事を考えつつ、薄いコーヒーでこれを食べながら・・・

(今回「クリフ・ハンガー」的な終らせ方を心掛けてみました、「クリフハンガー」は映画の事ではなく、脚本やシナリオの途中でどうなるか?ハラハラ・ドキドキさせながら、
次回の放送や次のシーズン又は映画に読者や視聴者を引っ張る手法の事
昔のアメリカドラマの多くが崖から落ちそうで岩にしがみ付いている状況のまま最終回にし次の回やシーズンに繋げていた所からこの名称が付いたとのことです。
私はドラマを余程面白くないと観ないし、「この羊羹を凍らせるという事に続きはありません」と先に一応言っておきます)

人生で連続で観たドラマは・・・
・勧善懲悪の解り易い1話完結の時代劇(「三匹が斬る」とか「大江戸操作網」とか「影の軍団」「風雲、真田幸村」)
・トリック
・刑事貴族2と3
・IWGP
・スペック
ぐらいかな~
偏っていますね(最終回まで観たのはそれだけかな)。
1話見逃しても大体なんとかなるというか、毎週その時間に拘束されるのが嫌で。
(大人である以上、毎週定期的に同じ時間、TVを優先する訳にはいかない事情もある)

(あと夜にも働いていたからかな?、殆ど観ていないんだよ、うん、だからだ。「ケイゾク」とか「救命救急」系の医療ドラマとかはDVDでほぼ観た、それでもやや偏っているか?
役者の人生経験とかモノの見方とか表現の仕方がモロに出てくる気がするから、お仕事系のドラマは結構好き)



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