今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

シャットとニンジンのグラッセ

2018年03月07日 | 素材
付け合せのニンジンをラグビーボールの様に剥いたシャット剥きと、ニンジンのグラッセだけれど、
シャット剥きはともかくとして、ニンジンのグラッセは好きなんだけれど、ほぼ生のまま食べるか、ただ茹でるか、揚げるかして、ほぼ味無しで食べる自分にとって
(味が無いのが好きなの、素材の味がすればいいというか、別の高血圧ではない)、
グラッセすらも作った事が無かった。

シャットも八方剥き飾切りの時に野菜クズってこんなに出るんだ?!!と知って、
勿体無くて挑戦をしてこなかったんだけれど、
今回、どうしてもニンジンのグラッセを作りたくて、流石にグラッセを作る段になってシャットを1回やっておこうかなって。
アタマで解っている事と、やってみる事は違うから、時代と逆行するようだが、それが真実だから)

ニンジンを四つ切にする。

皮を剥きながら角を削ぎ落としていく

ピーラーじゃダメかな?(ま、少ない量じゃ包丁で十分か、包丁の方が微妙な曲線も出せるし)

なるほど、シャットをやると自動的に野菜クズが出る訳ね。西洋ではこれをブロードベジブロス、又はスープに使う訳か(なんとなくは解っていたけれど、こうやって直に認識するのは初めてかな・・・)。

鍋にニンジン・砂糖小1・バター小1欠を入れて
(今回は練習用のニンジンが極度に小さいので砂糖もバターも半分にした

水を野菜が隠れるぐらいにヒタヒタまで入れ、1度沸騰させたら、弱火にして20分ぐらい

箸とか刺して軟らかくなっていたら

強火で煮詰めて味と照りを出す。(本当に照りが良くなってくる、ニンジンの色が鮮やかに美味しそうになってくるというか、ニンジン嫌いな人、カワイソウ~って思う、ま、都会のニンジンは青臭さが薄いからな)

汁が残っていて良いので(ニンジンだけを)皿に盛り付け

主菜を添えて完成。

今回はハンバーグで(ケチャップにしようか迷ったんだが)グレービーにしてみた。

今回のグレービーは日本人の晩御飯のおかず向けに少し味をピタっとピンポイントで持っていったら、ハンバーグが塩気があるので、全体として少し強くなってしまった
終わりよければ~で、ピンポイントで美味しくても駄目なんだよね
普通の薄いグレービーにすれば良かった)



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