社長つれづれ日記

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次元を高める

2011年03月01日 | 仕事

◆◆どの次元に自分を置くか

わたしが言う「次元」とは、簡単に言うとその人の考え方、行動のレベルです。そして、この次元を高める努力をしている人が、やはり、周りから見ても尊敬される人だと思います。

先日、月曜日の朝礼で、わたしはこの「次元」について社員の皆さんに話をしました。その要旨は、「もし、現状に不満足なら、自分の次元を上げないと解決しない」ということでした。

私たちは、普段、自分の次元で物事を見たり、判断したりしています。要するに、自分を中心とした考え方、価値判断で行動しているわけですが、その考え方が変わらない限り、現状を別の観点では考えられないのです。良く、人に相談したときに、はっと気づくことがあるのは、その人が別の次元でアドバイスをしてくれたときに起こることなのです。

次元には五つの次元があると思います。
1次元の人 問題意識がない。人に指摘されても問題にしない。常識外れ。(無関心人間)
2次元の人 現状にアップアップしている。目先のことしか見えない。(心に余裕のない人)
3次元の人 今までの延長線上に生きている。言われたことは出来る。(普通の人)
4次元の人 改善、改革が見られチャレンジしている。変化、成長している。(成長の人)
5次元の人 志が高く、見識があり、周りから尊敬される人(理念の人)

まあ、よくよく考えてみると、わたしなども気持ちの変化によって2次元から4次元までを行ったり来たりするわけですが、精神的に余裕の無いときほど、次元を上げて物事を考えないと、解決方法は見いだせません。また、低い次元のもの同士で語り合っていても、いっこうに良い知恵が出てくるわけではなく、安易な方向への妥協が生まれかねません。
やはり、私たちの会社は、高い次元の人たちが集まり、高い次元で議論できる会社にするべきなのです。

一人前の社会人とは、3次元+責任感+成果=一人前 だと、思います。ですので一人前の次元は3.5次元と言うことでしょうか。

私たちの会社は3.5次元以上の人がいかに多く存在するか、それがカギだと思っています。日々、それぞれが次元の高い自分を思い浮かべ、次元を高める努力をすることが、我が社の成長につながると思っています。皆で、次元を高める努力をしてゆく必要があります。