社長つれづれ日記

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誰に何をどう伝えなければならないか

2008年08月30日 | ノンカテゴリー
◆◆夜の仕事場

 夜の仕事場はひっそりとしており、色々考えるには好都合です。今日は私の他誰一人いない、いや、このビズポートの建物の中も見ても、誰一人いない状態で、静かに仕事をしています。

 昨日は中小企業家同友会の例会の後、懇親会が開かれましたが、私の方はそれは失礼をして、同じ懇親会場の一室を借りて、わが社のグループリーダーと食事をしていました。今回の主旨は7月からの新5グループ体制が二ヶ月を経過したので、色々問題や課題が出てきていないかと、リーダーを集めて意見を聞くのが主旨でした。また、リーダー間の連携も重要だと思い、コミュニケーションをとってもらうことも目的にしました。

 社歴の短いリーダーも居たので、発言を少し遠慮するような感じもありましたが、時間がたつほどに色々話ができて、良かったと思います。今後もこのような場は持つ必要があると思いました。

 最近、特に思うことですが、社員さんと話をする場合、仕事の直接的な話の他に、人間としての生き方、考え方を問題とする話も、しっかりする必要があると思っています。

 今日もリーダーと色々話をしましたが、仕事に対する考え方を聞いていると、所々で、あれっと思うことがありました。それは、仕事のテクニカルな話ではなくて、その人の、物事を考えるアプローチの仕方でです。何故そのように考えるのか、何故そのようなことに考えなければならないのか、じっと話を聞きながら、色々考えていました。

 私も問われていると思います。私があれっと思ったときに、きちんと私が皆に「何故その考え方に問題があるのか」「どのような考え方が大切なのか」きちんと説明できるスキルが必要だと思います。まだまだ力量不足を感じています。しかし、私が伝えなければ誰が伝えるのかとも思っています。ですから、自己嫌悪に陥っている場合ではないのです。

 わが社が更により良き会社になるためには、私自身の成長が大事です。そして、しっかりとした人間力、指導力を持つことが大事です。

 そして、それと共に、わが社のリーダーの、人間力の育成は大変急務だとも思っています。

 「誰に何をどう伝えなければならないのか」現在の私のテーマです。