社長つれづれ日記

私を深め、身近な人を、社員さんを、
    会社を、良き友を深める心のページ

仲間作り

2007年10月18日 | 中小企業家同友会
◆◆引き継ぎ

 今日は午前中、愛媛県IT推進協会へ出かけ、産学官連携担当副会長の仕事の引き継ぎをしてきました。来年、私が「えひめITフェア2008」のプロジェクト委員長をするので、役割分担上、現在の産学官連携の担当副会長をするのは矛盾が出ます。昨年と同様、私がITフェア担当副会長となり、現在のITフェア担当副会長と役割を交代することとなりました。

 産学官連携委員長の森さんにも集まっていただき、私と現在のITフェア担当副会長の村上さんと委員会内容の引き継ぎをしました。愛媛県IT推進協会においては産学官連携に関しても大変意義ある活動です。昨年は四国総合通信局と連携し、県内の地方自治体における地域イントラネットの調査を行いました。その実績を元に、今年度はさらに意義ある活動に繋げていって欲しいですね。IT推進協会の活動には、我が社のITコンサル・コーディネート営業部の菅原君も色々協力をしてくれています。宜しくお願いいたします。


◆◆中小企業家同友会松山支部合同例会

 夕方からは同友会の松山支部例会に出席をしてきました。今日は「仲間作り運動」の一環で、会員候補のオブザーバーを沢山ご招待しての例会です。私の方も数名の経営者に声をかけ、例会に参加をいただきました。結果から言うと、オブザーバー30名、会員70名の参加で、合計百人を超える盛大な例会を開催することが出来ました。

 例会内容ですが、お隣の香川から川北代表理事をお迎えし、経営体験発表をしていただいた後、グループディスカッションを行いました。大変熱気のあるグループディスカッションが出来ましたよ。

 例会の後は例のごとく、皆で懇親会を開催しました。なんと、60名を超える懇親会参加者が集まり、また、その懇親会中に17名のオブザーバーが入会の意思表示をされました。仲間作りの例会にふさわしい、大変すばらしい懇親会が出来ました。良かったですよ。


今日の心の中のキーワード
 会員は辞書の一ページ

会員増強

2007年09月22日 | 中小企業家同友会
◆◆同友会代表理事・支部長会議

 今日から三連休です。以前の予定では、会社の下期全体会議が開催される予定でしたが、市内小学校の運動会の予定もあるようで、会社の全体会議は後日に移動しました。私の子供も例に漏れず運動会があり、午前中は少し運動会を参観に行ってきました。しかし、大変蒸し暑く、この時期でもこんなに熱いのかと、参観をしながら今年の異常気象を恨んでおりました。

 夕方からは同友会の代表理事・支部長会議が開催されました。国際ホテルの会議室を借りて行われましたが、松山第一、第二支部、四国中央支部、今治支部、伊予松前支部、東温支部の各支部長さん、そして、代表理事と事務局長が全員参加で集まりました。

 議題は、420名会員増強に向けての作戦会議です。来る28日には会員増強決起集会も開催されますので、それの準備に関しても意見交換が行われました。各支部長さんは意識の高い方ばかりなので、増強に向けての意見も活発に出てきました。これから年度末に向けて、どのような取り組みをすればよいのか、段々に見えてきましたよ。これからが楽しみです。

 会議が終わり、皆さんと会食に出かけ、懇親を深めました。二次会にも流れて、その先でも色々会活動について議論をしました。皆さんそれぞれに意見を持っており、議論も白熱します。でも、良い意味で、連帯感も増してきましたね。皆が力を合わせれば良い結果が生まれそうです。今後の盛り上がりが楽しみです。


今日の心の中のキーワード
 ♪人間なんて、ラララララ♪

東京出張

2007年09月05日 | 中小企業家同友会
◆◆成熟度診断

 今日は東京出張です。最近は出張で東京に来ることが多くなっています。というのも、中小企業家同友会全国協議会の企業変革支援プログラム検討プロジェクトの委員になっていることがその理由によるものなのですが。

 今日は午後からその、第2回企業変革支援プログラム検討プロジェクト会議が大塚の中同協事務局で開催されました。本日の大きな議題は、企業の成熟度診断基準を検討することです。中同協事務局の方でたたき台は作成してくれていましたので、今日のは委員の皆んなで、それぞれの項目について、試しに自己診断もしながら、項目の検討をしました。

 また、この成熟度診断の利用シーンなども検討し、企業経営の中で、そして同友会運動の中でどのように使われることがよいのか、そのあたりの検討もしました。参加した委員の皆さんからは活発な意見が出され、段々良いものになって行く期待が持てましたよ。

 そして、続いてプロジェクト会議の後はワーキング会議も開催され、より実務的にプログラムの検討もされました。ワーキングのメンバーではそれぞれの役割分担も明確にされ、次回のプロジェクト会議に向けてどんどん実務作業が進んでゆくことになりそうです。


◆◆埼玉同友会の経営者仲間と

 せっかく東京に来たのだからと、埼玉同友会の経営者仲間と食事を共にしました。神楽坂にあるなかなか洒落たレストランでの食事でしたが、レストランの雰囲気も良いことから、皆で色々話が弾みました。

 特に、一人の経営者からの日頃の経営に対する悩みを聞きながら、皆でそれに関する意見交換などは、お互いが自分の経営を振り返ることにも繋がり、良い勉強の場ともなりました。レストランのマスターまでもが話しに加わり、異業種ではありますが、互いの経営に対する考え方なども分かり、参考になりました。大変良い食事の時間となりましたよ。



今日の心の中のキーワード
 自分の立ち位置を知る
 自社の強み弱みは

東京出張

2007年08月28日 | 中小企業家同友会
◆◆中同協情報化推進本部

 今日は中小企業家同友会全国協議会情報化推進本部会議が東京で行われました。私はその推進本部委員として、また、四国ブロック担当として参加をしています。この本部は各地同友会の会員企業及び同友会の情報化促進を目的に組織されています。インターネットの活用や個人情報保護の問題、また、会員活動を支援するためのe-doyu(組織活動支援グループウェア)の普及促進など、色々な課題をこの本部が担当しています。

 また、私の現在の仕事から考えれば、各地の経営者の情報化に対する問題意識や、組織の情報化に関する課題など、色々勉強になることも多いのです。年に何度かこの会議に出席をしていますが、色々為になります。

◆◆企業変革支援プログラムスクリーナー

 今日の会議では私の担当している企業変革支援プログラムの全体概要を説明させていただきました。特に現在「企業変革支援プロジェクト会議」において検討されている「企業の成熟度振り分けプログラム=スクリーナー」について、皆さんに説明をさせて頂きました。中同協がすでに発表している「中小企業における労使の見解」についても、その内容を積極的に繁栄しているものであります。また、このプログラム作成には中同協事務局さんにも大変ご苦労をかけており、関係者の思いが集約されたものとなっています。皆さんにも先ずますの評価で、今後このプログラムの完成度を皆さんと協議をしながら上げてゆきたいと思っています。

 長時間の会議の後は懇親会が開催されました。中同協の幹事長も参加をされており、色々お話しもさせていただきました。中同協も今年度から新体制になり、時代は変わって行っていると言うことを幹事長とお話しをしながら感じました。21世紀に入り、確実に新しい同友会運動が進んでいることを実感いたします。新しい時代の中で新しい企業づくり(21世紀型中小企業づくり)にしっかり取り組んでいかなければなりませんね。


今日の心の中のキーワード
 新しい時代の予感
 乗り遅れない経営の大切さ
 不易流行

埼玉同友会経営指針成文化セミナー2日目

2007年08月26日 | 中小企業家同友会
◆◆経営指針の成文化

 今日は埼玉同友会経営指針成文化セミナー2日目です。午前中は私の方から、自分の経営指針成文化の苦労談と、現在まで19回成文化をしてきたその過程についてお話をさせていただきました。

 皆さん大変熱心に聞いて下さいました。私の方も、あらためてこのような報告の機会を頂き、経営指針を初めて作成したおりの初心を思い出すことにもなりました。また、この19年間を客観的に振り返る機会も与えていただき、大変有意義な時間となりました。それから、自分自身の経営に対しても、新たな気づきがあり、今後に活かしてゆけそうです。

 報告時間は75分いただき、終わった後いくつかの質問に答え、その後飛行機の時間もありましたので、バタバタと羽田空港まで移動しました。今週は少し体力的にきつかったようです。少々バテ気味です。飛行機の中は疲れでずっと寝ていましたよ。

 今日はゆっくり家で寝たいと思います。お疲れ様でした。


今日の心の中のキーワード
 少しでもお役に立てるなら

役員研修会2日目

2007年08月11日 | 中小企業家同友会
◆◆会員増強の意義









 今日は役員研修会の2日目です。各支部の支部長さんから支部活動についての報告を頂き、それに基づき今後の会員増強のディスカッションを行いました。

 私のグループでは四国中央支部のI支部長が進行役となり、会員増強の意義、具体的な会員増強のやり方など、かなりつっこんだ話が出来ました。グループ討論の終わりくらいには、ある程度目標となる増強数が見えてくるような具体的な方法まで議論が進みました。そういう意味では、大変有意義なグループディスカッションとなりましたよ。

 グループ討論の後は各グループからグループ討論の内容についての報告がありました。最後は私の方で全体のまとめをやらせていただきました。将来構想について代表理事としての考えを示して欲しいなどと言う声もあり、再度愛媛同友会のビジョンについても触れさせて頂きました。皆さんやる気のある人達の集まりでもあり、私を見る皆さんの真剣なまなざしが大変印象的でした。私の方も、かなり身が引き締まる思いがしましたよ。


◆◆その後も

 松山第一支部のT支部長の上手な進行もあり、大変満足の行く役員研修会が出来ました。研修会終了後は各支部が支部毎に集まり、各支部長の音頭で打ち合わせが続いていました。皆さん年度末の目標に向けて、色々取り組みを練っているようです。愛媛同友会の今年度末の姿が楽しみですね。私の方も、しっかりリーダーシップを発揮してゆきたいと思っています。皆さん宜しくお願いします。


今日の心の中のキーワード
 熱意
 具体的方法

企業変革

2007年08月06日 | 中小企業家同友会
◆◆ワーキング

 今日は東京出張です。中小企業家同友会全国協議会の中に設置された、企業変革支援プロジェクトのワーキング会議に出席をしています。大阪同友会、岩手同友会、滋賀同友会、愛媛同友会(私)、立命館大学、中同協の代表者が集まり、企業変革の支援を行うプログラムの検討会議を行いました。今日はワーキングと言うことなので、具体的なプログラムの内容と運用について、申し合わせを行いました。

 今日のワーキングについては私の方で、企業変革プログラムの運用全体像、構造、ITシステムとの関わりなどを資料にし、各委員さんに提案しました。前回のプロジェクト会議で皆さんから色々な意見を聞きましたので、今回はその意見を反映したものを提案させていただきました。前回にかなり意見が出ましたので、今日はすんなり皆さんの意見がまとまりましたよ。そして、実際のプログラム(質問項目)については、これから中同協事務局のお手伝いも頂きながらプロトタイプを作成して行くいことになります。次回のプロジェクト会議に向けて、練って行く予定です。


◆◆埼玉同友会のメンバーと

 夜は埼玉同友会のメンバーと一緒に食事をしました。今月、埼玉で開催される経営指針成文化セミナーの戦略編に報告者で呼ばれているため、その打ち合わせと、また、互いの情報交換とで集まりました。食事中の会話はもちろん各社の経営実践の情報交換です。私の方にも色々質問が出ましたが、まあ、お互いに完璧な経営をしているわけではなく、失敗談も併せて、色々交流をしましたよ。

 しかし、皆さんと色々話をして行けば行くほど、自社の経営課題も見えてきます。まだまだやらなければならないことが沢山ありますね。そして、経営者自らが努力しなければならないことが沢山あります。色々勉強になります。


今日の心の中のキーワード
 成功事例を如何に創るか
 自分自身に置き換える力

愛知出張2日目

2007年07月27日 | 中小企業家同友会
◆◆労使問題全国交流会2日目


会場風景1



会場風景2


 <2日目> 事例報告は「わが社(丸愛納豆)はこれで変わった!」~指針・採用・共育に魂を吹き込んだ「労使見解」~ 報告者 服部 勝之氏 (株)丸竹・代表取締役(愛知同友会 前共同求人委員長)が行いました。

 「社員はお金で動いている」と思っていた頃、人を雇っても全く定着せず慢性的な人手不足に悩まされていた服部氏。新卒採用をはじめるも、最初は1年も経たずに全員が退職する状況でした。「人が育ちあう」環境づくりに取り組む中で、服部氏の意識が、そして会社の風土が変わっていく、そのような報告でした。大変共感できる報告で、やはり、経営者の考え方如何で会社が変わると言うことを実感する内容の報告でした。そして、服部氏の報告後、2日目のグループ討論が行われました。


◆◆共通のキーワード

 2日間の共通したキーワードとして社員さんとのコミュニケーションの大切さと経営指針成文化の重要性が上げられていました。ただし、コミュニケーションの大切さとは言っても、単なるコミュニケーションの手法や技術というものではなく、経営者が積極的に社員さんの人格を認める感謝の心を伴った働きかけであり、働きがいややり甲斐を互いに確認し合う、共育ちのコミュニケーションが重要であるとの確認が出来たと思います。

 また、経営指針の成文化についても労使見解の精神が繁栄されたものであることが重要との共通認識があり、やはり、年々成文化を行い会社に落とし込みをすることにより、年月をかけながら労使見解の精神の浸透や定着が実際に進むと言うこと、社員さんとの相互利害が進と言うことも、2日間のグループの報告から確認できたと思われます。

 最後は参加者の皆さんの前でまとめのご挨拶をさせていただきましたが、少々緊張する時間となりました。その緊張が影響したのか、設営をされた愛知同友会に対するねぎらいの言葉を添えることを忘れてしまいました。失敗失敗です。お許し下さい。次回は少し成長した形でご挨拶が出来るよう研鑽を積んでゆきたいと思います。

 とにかく、愛知同友会の皆様、今回の参加者の皆様、二日間大変ご苦労さまでした。


今日の心の中のキーワード
 場を与えられ成長する
 意義を語る
 意義付けをする

愛知出張

2007年07月26日 | 中小企業家同友会
◆◆中同協労使問題全国交流会

 今日から二日間、愛知県で中同協労使問題全国交流会が開催されます。本交流会は、全国から26同友会、226名の参加で開催されました。特に、設営担当の愛知同友会の皆さんには大変ご苦労をおかけしました。そのおかげもあって、地元から沢山の会員の皆さんが参加し、盛大な交流会となりました。

 ところで、今年度から私は中同協の経営労働委員長に就任することとなり、この労使問題交流会や全国大会での分科会設営、また、経営労働委員会の開催など、それらのものに責任を持たなければなりません。色々いきさつがあって委員長を受けることとなりましたが、どうせやる以上は、皆さんのお役に立てるよう、また、自社の経営の向上に繋がるよう、役割を果たしてゆきたいと思います。

 本日は初日と言うことで、日本大学の永山先生に雇用環境の変化や「中同協の労使見解」などに関するレクチャーを受けました。また、23グループに分かれて先生の問題提起を元にグループディスカッションも行いました。

 これらの内容のまとめにつては、明日、最終的に私がまとめの報告をする予定になっています。初めての役回りということで、上手くまとめが出来るか心配ですが、これも勉強と思い、果敢に挑戦したいと思っています。

 一日目の最後は懇親会がありました。皆と色々交流をしましたが、特に、前委員長の上野さんからは明日のまとめについて色々アドバイスを受けました。有り難うございました。


今日の心の中のキーワード
 何事も勉強
 ライフ・ワークバランス

中同協第39回定時総会

2007年07月05日 | 中小企業家同友会
◆◆サンポートホール高松かがわ国際会議場



総会挨拶


一千数百名の全国からの参加者


 午前中に経営指針成文化実践交流会を済ませ、その足で、全国総会に来ています。私が参加する分科会は、第7分科会です。同友会が目指す企業づくり、人づくり、地域作りの分科会で、東京同友会の(株)エム・ソフト代表取締役社長の小暮恭一氏に経営報告を頂きました。

 この会社はIT企業で、社員数274名、年商19億円強の立派な経営をしている会社です。私の方はこの報告を聞き、これ位の規模になると我が社とどのように経営スタイルが違うのか、また、我が社がこれ位になるためにどのような課題を克服して行かなければならないか、色々研究をさせていただきました。

 特に人材育成や採用に対する考え方は、かなり参考になりました。また、大人数で経営をして行くための組織のあり方などについても参考になりましたよ。今日、明日と勉強会は続きます。会社に役立てられるよう、何かを掴んで帰りたいと思います。


経営指針の成文化

2007年07月04日 | 中小企業家同友会
◆◆第2回全国経営指針成文化実践交流会



 今日は、香川で開催される同友会全国総会の前日を利用して、経営指針の成文化実践交流会が開催されました。

 全国から20都道府県を越える同友会の参加で、約80名の経営指針の成文化を推し進める各地同友会の責任者が集まりました。私の方は愛媛の成文化運動の現状と併せて我が社の経営指針成文化の取り組み状況を報告しました。また、岡山からは岡山旭東病院の土井医院長(岡山同友会代表理事)が報告をされ、参加者全員で、今後の成文化運動のあり方について意見交換をしました。

 今日、明日と開催されるこの会議では、全国の経営指針成文化の運動の中で、経営指針を作ったは良いが、なかなか社内への浸透が進まない問題について話しあわれています。特に、経営指針の成文化を初めて3年くらいまでで止めてしまう経営者が多いことについて、どのように同友会として対応して行けばよいか、また、経営指針の成文化とその浸透がスムースに行くためにどのような支援が出来るかなど、話し合われました。グループディスカッションでもかなり密度の濃い話し合いがなされましたよ。

 我が社では19年間経営指針の成文化を続けていますが、参加者の話を聞きながら、なおいっそう、やり続けることの大切さや、また、我が社がやっていることへの自信とさらなる社内浸透を進めることの重要性など、しっかり再確認することが出来ました。


◆◆再会

 夜の懇親会では、以前私が埼玉同友会の役員研修会に参加をした折お世話になった会員さんや各地の会員さんと共に、お酒を飲みながら経営談義に花を咲かせました。皆さん、それぞれに色々な努力をし、また悩みながら経営をやっています。勇気づけられると同時に、良き仲間がいることを嬉しく思います。

 夜遅くまで、経営者同士、色々議論がつきませんでした。



今日の心の中のキーワード
 継続は力

東温支部

2007年06月27日 | 中小企業家同友会
◆◆あたりまえ

 今日は午前中、昨日の東京からのお客様と同行し、C取引先の現場へプロジェクトの下見に行きました。取引先の方は大変協力的で、期待できる効果も出てくるのではないかと思っています。打ち合わせ後は、お客様に東京へ帰るまでの時間が少しありましたので、「坂の上の雲のまちづくり」を少し紹介するために、少し車で市内を案内しました。

 その後本社へ帰ってきて、セールスエンジニア部の本田さんと個人面談です。

 本田さんとは現状の仕事ぶりから話を始めました。取引先への訪問営業など定期的に行っているようで、お客様との人間関係は確実に強くなっているようです。また、仕事のやり方なども色々考えて、特に、売上を上げるための工夫もしているようです。

 それから、こんな話も出ました。本田さんは、毎朝自主的に掃除機で会議室周辺を掃除しています。毎日そんな本田さんの姿を見ることで皆が当たり前に思っているのか、ある時だれかが本田さんに対して「あそこにゴミが落ちてますよ」というようなことを言ったそうです。本田さんとしては(自分が気がついたなら、自分で拾ったらよいのに)と、思ったそうです。

 確かにそうですよね。本田さんは掃除する人で、言った方の本人は傍観者になっている。そんなことではいけませんね。本田さんとしても、掃除を人に押しつけているという気はないそうですが、やはり、自分のやっていることが少しでも社内をきれいにするという意識付けに繋がってくれればとは思っているようです。本田さんを見て、そう言うことを感じる感性を、私たちは持つ必要がありますね。少し考えさせられましたよ。


◆◆中小企業家同友会東温支部設立総会

 夕方からは、愛媛県中小企業家同友会東温支部の設立総会に出席をしました。東温市にある利楽というところで開催されましたが、東温市長をはじめ市議会議長、また、地元の商工会の事務局長などがご来賓で出席をされ、大変格調高い総会が開催されました。

 また、記念講演では、いつも愛媛同友会が経営指針の成文化でお世話になっている奥村先生が講演をされ、同友会運動の意義についてわかりやすく話しをしていただきました。あらためて、同友会の存在意義を確認することが出来ましたよ。

 記念講演の後は盛大な懇親会が開催されました。地元と密着した良い支部が誕生したと感じました。東温支部の、これからのますますのご繁栄を記念しております。おめでとうございました。


今日の心の中のキーワード
 人ごとではない
 新規は組織を活性化させる(何にでも通ずる)

東京出張

2007年06月18日 | 中小企業家同友会
◆◆中小企業変革支援プログラム

 今日は中同協で、中小企業変革支援プロジェクトが開催されました。全国から主に各県の経営労働員会の委員長さんが集まり、開催されました。それぞれに各県の経営指針成文化運動にご苦労をされている方ばかりで、みなさんの発言を聞いていても、それぞれに重みのあるものばかりでした。

 今日のところは今後の支援プログラム作成に向けての意義の確認や役割分担、今後のスケジュールなど申し合わせました。また、このプログラムをどのようなものにするかについては、各自意識合わせができておらず、今後、さらに議論を重ねてゆく必要がありそうです。ただし、このプログラムの必要性については、議論が進む中で、皆さん何んとなくご理解いただけたように思います。少しづつ、前進してゆかなければなりませんね。私のほうは、愛媛で取り組んでいた事情もあり、できるだけ、皆さんの英知を集めながら、よりよい方向にプログラムが開発されていってほしいと願っています。うまく進んでゆけばよいですね。


今日の心の中のキーワード
 緒に就いたばかり

2007年06月17日 | 中小企業家同友会
◆◆昨日学んだこと

 昨日の埼玉同友会の役員研修会に参加をして、あらためて自分自身が確認をしたこと、学んだことを少し書き留めておこうと思います。

1)経営指針の成文化における効果は、短期間では現れない。10年くらいのスパンで見た時に、その効果は自覚できるものとなる。岡山同友会の土井代表理事(17回作成)も同じようなことを言われていた。だから、出来るだけ早めに成文化に着手する方がよい。出来るだけ早めに成文化に着手し、他の企業に学び、実践して行くことで10年が少しでも短くなる可能性がある。経営指針の成文化は即効薬ではない。

2)経営指針の成文化と共にやらなければならないことは、社員さんの受け皿づくりである。経営者は社員さんとのコミュニケーションを図り、信頼関係を築き、経営指針が受け入れやすいような土壌づくりをすることも併せて行う必要がある。この努力は、かなり、辛抱強い努力を必要とする。諦めずやり続けることで、経営指針の浸透が徐々に図れることとなる。

3)経営指針の成文化を年々進めて行くと、就業規則や給与規定、人事規定の制定もあらためて必要となってくる。経営指針の成文化だけでは、その成果をもってどのように社員さんに答えて行くかの問いには答えられない。これらの規則の制定を行うことで、社員さんの会社に対する期待に応えることが出来る。

4)経営指針の最初の効果は、経営者が社員さんに対し、公に約束することによる緊張感を得られることである。この緊張感を持つためにはもちろん、社内で発表をする必要がある。経営者が緊張感を持つことで経営者の意識が変わる、行動が変わる。このことが先ず、経営指針の成文化をすることの最初の効果である。

5)経営指針は何流とかいう流派があるものではない。それよりも、経営を行う上で基本的に押さえておかなければならないことがある。そのことを、経営指針に盛り込むことは大変重要である。そのことが盛り込まれていないと、いつまで経っても経営指針が成果へと繋がらない。経営者は広く知識を求め、経営を深く学ぶべきである。

6)etc


今日の心の中のキーワード
 やはり年月が必要
 より良き経営指針とするためには頭は柔軟な方がよい
 たかが経営指針、されど経営指針

静岡出張

2007年05月19日 | 中小企業家同友会
◆◆1200万分の一

 昨日は秋葉原にホテルを予約していたつもりが、実は勘違いで赤坂にホテルを予約しており、少々あわてましたよ。

 ということで、朝、赤坂のホテルを出発し、東京駅まで移動しました。切符を買おうとウロウロしていましたら、後ろから「何処へ行くのですか」と声をかける人がいます。振り向くと、なんと、我が社の坂野専務です。「えっ、あなた何しているの?」と訪ねると、昨日から東京出張で今から松山へ移動とのことでした。しかし、この人口の多い東京で、ばったり出会うなんて何という縁かなと、本当に驚きましたよ。それで、丁度良いということで近くの喫茶店に入って、彼の東京出張の報告と併せて今後の仕事のことを打ち合わせしました。坂野専務も忙しい中で色々頑張っています。有り難いことですね。


◆◆静岡県中小企業家同友会役員研修会

 今日は静岡県中小企業家同友会の役員研修会にお招きを頂きました。私の方は「同友会活動と経営」について、私自身の体験報告をさせていただき、静岡同友会の今後の活動の参考にしていただきました。私の発表については、反省が色々あります。時間内でもう少し要点を絞った報告が出来れば良かったのですが、何分役員研修会での報告は初体験ということもあり、まとまりのつかない話しになってしまいました。参加者の皆さんの聞く姿勢が良いので助かりましたが、今回の反省は今後に活かしてゆかなければなりませんね。

 それから、静岡同友会の皆さんは、会員拡大に大いに力が入っていましたよ。今年度で1000名を超える規模にしたいそうです。愛媛同友会も、会員拡大については頑張ってゆかねばなりませんね。刺激を受けました。

 ところで今回発表をさせていただくことで、自分自身も「同友会活動と経営」についての色々な整理をすることが出来ました。特に「経営課題をしっかり持って同友会に参加をする」と言うことについては静岡同友会の皆さんに何度も繰り返しお伝えしましたが、このことは、自分自身の確認でもあります。同友会活動と経営が遊離しないよう、しっかり意識することが必要だと思いましたよ。

 役員研修会の後は懇親会が開催され、その後も引き続き静岡同友会の役員の皆さんと、ホテルのラウンジで交流をさせていただきました。同友会活動について、そして、各企業の経営への取り組みについて、色々参考になることがありました。参加をさせていただいた私の方が大いに学ばせていただきました。有り難うございました。

 皆さんと別れて、少し、静岡の街を歩いてみました。この町は、私が大学を卒業して二年ほど働いていた場所で、色々思い出があります。その当時働いていた会社がある場所にも行ってみましたが、そこはすでに駐車場に変わっており、元いた会社は移転をしていました。それでも、何となく昔のことを思い出しながら、少しの時間、静岡の街を楽しみましたよ。


今日の心の中のキーワード
 どれだけ自分の仕事と向き合うか
 経営者は経営者であること
 中小企業運動で有ることの同友会の意味