2848 4日(金) 用心してください。デモ、特にジャカルタに住んでいる方、どうなるかですね。行動は控えた方が良いですよ。イスラム過激派と言われている人たち、どう出るか予想ができないらしい。ジョコウィさん、プラボーさん、ユドヨノさん、ユスフカラーさん、ウイラントさん、主だったインドネシア、リーダーが、全て、4日のデモには反対を強く表明している。それだけ、彼らにとっては、デモに対して、危機感をまっているのです。自分たちは、敬虔なイスラミストです、だから、過激派が、どんな動きをする可能性があるかを知っているから、危機感を持っているのです。
インドネシアでは、誕生日を迎えた人自身が、皆さんに、何らかの振る舞いをするのが習慣になっている。多分、多くの日本人は、面倒なので、自分の誕生日を公表しないでいる。私も、どの範囲まで振る舞えばいいのか、分からないし、もらえない人がどう思うか、考えてしまうので、知らない振りをしている。今日も、私の誕生日だということを、この会社の誰にも言っていなかった。
ところが、今朝、ミーティングが終わって、会議室から出たとたん、もしかして?と、瞬間、思った。従業員の何人かが、ハッピー バースデーのカードを持って並んでいる。彼女たち、そのカードを裏返した。スラマッ ウラン タフンSelamat Ulang Tahunと書かれていた。そして、隠れていた他の従業員が、手にバースデーケーキやそのほかのケーキを持って現れた。私にケーキカットをしてほしいとナイフが渡された。皆さんが、パンジャン ウムールと歌ってくれている間に、カットをし、皆さんに分けるポーズをした。そんな流れのセレーモニーをやらされた。皆さんで写真を撮る。
内緒にしていたはずなのに、嬉しいやら、恥ずかしいやら、サプライズでした。カゲッKagetでした。有り難いやら、寂しいやらも、プラスして、複雑な気持ちが交錯した。
ばれていたからには仕方がない、ちょっと外出して、近所のマックMcDonaldへ行って、ダブルバーガーセットを買ってきて、夕方、皆さんに配った。朝のお礼,お返しにと。30人×4万Rp≒1,2ジュタRp(一万円くらい)でした。テーソスロという飲み物は、紅茶色した、インドネシアではかなり昔からあるポピュラーな甘い飲み物で、無難です。
日本とあまり変わらない値段で、かなり、高い、彼らは、普段、マックで食べる余裕はない。大盤振る舞いである。私だって、KFCやMcDonaldなど外資系のファーストフード店では食べない。今日の昼食は8000Rp(65円くらい)のミーマサックだった。
とにかく、年を取ったものです。自分の顔を見るのは嫌いだ。まだ、何とか、自立できると思うので、ぼけてもいないでしょうが、ずいぶん、動きは鈍くなったと思う。一緒の仲間は皆若い、最年長は左端の男性、彼は、20年前、KITAGAWAに高卒で入社した、今、38才である。メンテナンスを任せている。
お世話になっている方から、こんなメモが回されてきました。大使館員の出張意見交換です。こういう資料は、日本にいて、インドネシアの事情、状況を知りたい人に、非常に参考になりますね。
日時:EJIP: 2016年10月28日(金)13:30~15:00
今回の趣旨:
(大使館発言、以下(大))大使館で工業団地の状況について、直接話を聞く機会が今までなかったため、工業団地で操業を行うに当たっての不満点等を挙げて欲しい。また、今後はこういった機会を引き続き作っていきたいし、無料相談会等も工業団地で開催したい。(まずKIICにて開催予定。)
最賃動向:
(大)2016年10月17日に労働大臣より各州知事に対する書簡が出され、政令2015年第78号のフォーミュラに従い、インフレ率を3.07%、経済成長率を5.18%、計8.25%上昇として最賃を決定し、11月1日に決定するように求めており、州の最賃については大方ほとんどの州がこれに従って最賃を決定するだろう。
また、県・市の最賃については、州の最賃決定後、労組の活動があるものの、同様に上記政令に従い8.25%上昇で決まると思われるので、争点はその後決定されるセクター最賃。但し、現状では会社の閉鎖や雇用が難しい状況となっているため、若干労組の賛同は得られにくい状況。
デモ等について:
(大)10月31日、11月1日の労組のナショナルストライキについては、話は聞いているが今のところ情報はない。一方、常にジャカルタ警察本部より情報は入手しており、その情報はHPに載せているので当日でも確認して欲しい。(JJCのHPでもデモ情報あり。)
(大)ブカシ県については、警察の管轄がジャカルタ警察本部で、ジャカルタ警察本部とブカシ県警察との連携が出来ており、恵まれている。また、ブカシ県警察であれば、大使館よりジャカルタ警察本部にプッシュする事が出来る。
(大)デモ等に際しては、身の安全を第一に考えて行動してもらいたいが、どうしても労働者側と話をしなければならない場合には、代表者と話をするようにして欲しい。
(入居企業発言、以下(入))最近、労組の活動が、ストライキかデモだかわからないような活動をし、結局生産が止まるという結果になる。昨年より警察が動いてくれるようになり、安全ということでは確保されてきているが、解雇をすれば労使問題に発展し、ノーワークノーペイと言っても実際には非常に難しいので、生産が止まって最終的にロスを被るのは常に企業側という状況になっている。
この状況を何とか変えることは出来ないだろうか。
(入)レイバーホームが直接的な原因かは分からないが、やはりデモ等が活発化・頻発化の原因の一つにはなっていると思うので、これを撤去して欲しい。
イミグレ査察の問題:
(入)最近、イミグレの査察が常態化しているが、これはこずかい稼ぎでやっているのか。
(大)これは外国人不法就労取締りの調査を純粋に行っているもの。駐在員や出張員は携行書類に留意して欲しい。
(入)生産設備の故障による緊急修理のための対応については、現在短期間ビザ取得という事で対応せざるを得ないが、正式に手続きを踏んでいては時間が掛かり過ぎて間に合わない。もっと何とかして欲しい。
(入)実際に緊急修理が必要な場合、皆さん現状ではビザ対応をどうしているのか。
(入)見張りを置いて短期滞在・就労ビザを取らずに対応している。
(入)交換部品についてはハンドキャリーを行っている。
税関について:
(入)税関の対応が年々ひどくなってきている。最近はお金を使うのではなく、関税法に従って手続きを行っているが、必ず何か茶々を入れてきて、法令通りにやっても文句を言われる。何か対処法はないか。
ふつう他国ではある程度のロスは認められているが、ここではロスは0と不可能なことを言われる。
(大)大使館内で情報共有し、確認する。
規制について:
(入)法律が非常に恣意的で、いろいろな分野で輸入規制が強化されているので、政府に緩和を働きかけをお願いしたい。
(大)JJCでは労働問題、通関・関税問題、課税問題委員会の3つがあり、インドネシア政府との対話を通して意見具申しており、大使館もこれに協力している。
(入)投資調整庁に業種の違う新規商品登録をするには、80百万円の投資が必要との条件になっているがこれはおかしくないか。
(大)本件担当外ゆえ後程確認する。
労務・雇用について:
(入)社内で古参社員が幅を利かせており、過去日本から派遣された社長と問題がおこり、内部告発をされて逃げ帰るような事態になっている。どのような労使関係を作ればよいのか。
(入)あまりにも雇用形態に自由度がなく、固定費が高くなってしまう。
医療問題について:
(入)日本人のドクターが現在おらず、何とかして欲しい。診療行為が出来なくても医療相談だけでもしてもらえるとありがたい。
(大)これについては現在大使館としても動いている段階。
シンガポールでは日本人限定で日本人ドクターが診療を認められている。
その他:
(入)大使館が外に出て現場の声を聴いてもらえるのは良い事。今後も続けて欲しい。
ご参考に。
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