1805 このアンテナができる前、この事務所が建てられたころから、邪魔だと思っていたが、アンテナも追加した。30年以上?前からだ。今や世界遺産に登録された富士山の安倍川駿河大橋からの景観がダイナシになっている。どこの誰が建てたかというと、国交省だ。徳川家康は、駿府城を作る時に、手越(てごし)から今の安倍川橋を渡って、土堤から府中に入る時の正面に城下町が広がり、駿府城の天守閣が見え、そのバックに富士山が見える位置に橋を作った。西から橋でも川越でも、安倍川を渡って正面を見ると富士山が目の当たりに全く邪魔が無く見える。
その精神を知らない、国交省(この省は、国土と付くくらいだから、環境省と共に景観に関しても気を付けているはず)の連中が、その安倍川橋から1kmほど河口に近い方に駿河大橋を作った。それは、それで良いが。事もあろうに、富士山の景観を無視したというか、そのことを全く気にもしなかったというか、多分、設計した集団は静岡の人ではないと思うが、あまりにも、無粋、建物とおまけにアンテナまで作ってしまった。そして、この建物に入っている人たちは、ここから眺める富士は,邪魔ものが無くて、素晴らしいと思っているのでしょう、きっと。ここを渡るたびに、早く、どこかへ移しなさいよと思う。地元の人でも、そうでない人でも、だれもが、邪魔ない建築物だと思うに違いない。
ところで、三保の松原も世界遺産に登録されたと聞いて、良かったと思うが、二年前、行った時に、富士山の方を見ると、浜辺の向こうに、テトラポットというかコンクリートブロックが海から松原まで浜辺を遮るように、積まれていて、そこにその積み上げをするクレーンでしょうか。二台、鎮座していた。今でもそのままなのかどうか知らないが、あれも、無粋だと思っていたら、どうも、審査の時にクレームが付いたらしい。当然でしょう。
今朝の二人は大騒ぎ、3DSを手にして、“おじいちゃん“と叫びながら、二階から降りてきた。”お願いをサンタクロースが聞いていてくれた“と、大喜び、やったね!!!二人ともお互いのものに焼きもちを焼くことなく、”使っていない時には貸してね“と言いあっていたことに、大満足だった。そのあと、「今日は、クリスマス、お爺ちゃんからのプレゼントは?」ときた。町の本屋に連れて行って、伝記物を二冊ずつ買ってやることにした。ついでに、通りかかった駄菓子コーナーでグミの量り売りを200gずつ買ってやった。ドイツでは、グミは子供たちにとって一番人気があるお菓子だからだ。また、大満足。
景観 富士山 台無し