”ワイン”の微笑(ほほえみ)

A Smile of Wine/ Sorriso di Vino/ Un Sourire de Vin

リースリング2銘柄

2014年05月12日 15時35分22秒 | フランスワインFRANCE
アルザスのバッケルト社。
昨年から輸入を開始した小さな造り手です。

昨年、まず輸入したリースリングは写真の左側のグリーン・ボトル。
そして先月入ってきたのが右の茶色・ボトル。



違いは何?
造り手は同じバッケルトですが、畑(小地区)が違います。
この辺りではLIEU-DIT(リューディ)というそうです。

まず、グリーン・ボトルの方です。

このリューディ(小地区)はIMMERSCHEN(イメルシェン)と言います。高い丘にありここからの眺めはアルザスを一望できる素敵な場所で、イメルシェンとは”いつも美しい”という意味だそうです。
ラベルにはバッケルト社の看板(ドルリスハイムの街、フォブール デ ヴォージ通に掛かっている可愛い看板。)に描かれた悪戯っ子的でお茶目なバッカス(お酒の神様)が樽にのってこっちに笑いかけています。
同社を代表するこのイメルシェンのリースリングは、グレープフルーツやレモンの柑橘類のフレーバーに、テロワールのミネラルをほのかに感じる爽やかで清潔感漂う辛口に仕上がっています。

次に茶色・ボトル。

リューディ(小地区)の名称はKALKGRUBE(カルクグルーブ)。
とても小さな区画でリースリングだけを栽培しています。ミネラル分が非常に強い黄土を含む褐色石灰質土壌です。
KALK(=石灰)GRUBE(=穴)、まさにこのリューディの名前通りの土壌と言えます。
味わいは広がりのあるリースリングで、白い花、白桃、清潔で清純な香りがする上質なリースリングです。

せっかくなので、バッケルトがどこにあるかご案内。
バッケルト社があるのはアルザスを北と南に分けるなら(COLMAR:コルマールを中間地点としてSTRASBOURG:世界遺産のストラスブールを北、MULHOUSE:ミュルーズを南として約100キロをアルザスと考えると)北、車のブガッティで著名なMOLSHEIM(モルスハイム)の直ぐ南、民族衣装が良く似合う小さな街DORLISHEIM(ドルリスハイム)にあります。

もう少したったらサイトFamily Wineで新顔各種のデータ、写真を含めて公開となります。
先駆けまして、まずこのリースリング2銘柄のご案内まで。

風が強いですねっ

2014年05月12日 13時04分35秒 |  えん便り EN CO ltd.
風が強いっ。

先程まで川口で事務所仕事、今から電車で品川の営業所へ

京都のパートナーの皆さんには週末にフェアのご案内が届いたと思います。
しっかり準備して京都に参ります。