”ワイン”の微笑(ほほえみ)

A Smile of Wine/ Sorriso di Vino/ Un Sourire de Vin

久しぶりのワインの写真

2011年05月14日 14時45分04秒 |  えん便り EN CO ltd.
このブログをご覧頂いている皆さま。
震災後は、どうしても”元気で明るい”という普段の雰囲気という感じにはなれずに、写真の掲載も震災前は毎回掲載していたものが、掲載無しという日も多くなっています。
一時期、絵文字もどんどん使った以前のブログにしようと思いましたが、結局、そんな気持ちにはなれませんでした。
あまりにも大きな災害です。

ただ、被災地のこと、被災地の方々のことを思いながら、活動できる人々は元気に生活していかないと、日本は窒息してしまうという考えは常にもっています。
この2カ月で私どもが行ったフェアは連休の有楽町MYフェアだけ。
来週からの京都MYフェアから、フェアは続いていくことになります。
これは、しっかりと、会場では元気に明るくやっていこうと決めています。

2か月間は、フェアの出展、開催を控えたのは事実です。しかし、一方で今後の仕掛け、企画を進行させてきました。
以前ならその打ち合わせの内容やら試作品などもブログに掲載して皆さまにお知らせしていましたが、この時期はブログでの公表を無くしてやってきました。
私どもを長年見守って下さっている方(言い方を変えればお客様となりますが)から、”えん”は大丈夫かとご心配頂きました。
済みません、何とかやっております

たまたま震災前後のこの時期、いろいろと今後の方針を具現化する準備期間と考えてきました。派手な活動は控えましたが、地道に動いていました。

ワインは定番銘柄の輸入は万端、トライヤルとして輸入した新顔の大方は今後定番となる見込みになっています(東京フェアでの印象)。
スペインからの輸入は、もう少したってから発注をしますが、確実に皆さまに受けいられる新銘柄になると思っています。
そして、日本酒。
本格的な大々的デビューは未だですが、順調に蔵元との共同作業は進み(一部、ほんの少し前回の有楽町でご試飲して頂いています)、来週、蔵元に行って来ます。蔵元訪問の時点から、ブログでのご案内、スタートさせようと思っています。日本酒の企画は実現までに4~5年かかりました。やっと、最高の蔵元に巡り合えました。写真(ボトル)、ご期待下さい。
そしてネット関連。
今週も10時間以上、新しいネットの打ち合わせが行われています。
コーディネートを担当する人物は25年前後の付き合い。こちらの事は十二分に熟知しているし、今回のネット企画が上手くいかなければ、もうネットでの展開は一切やらないというくらいの感じです。構想通りいけば、恐らく画期的だと、、、、
ホームページは、こちらは出来るだけ軽くっ。でも、新しくします。ネットとは全く別部隊での作業が進んでいます。

さて、たまにはワインのお話。
写真はコッレフィオリート社のキャンティ・パラティーナ1997年もの。昨夜、飲みました。
流石に今でもセラーにこれを寝かせている方はいらっしゃらないと想像しますが、、、。
もう、すっかり枯れた色(白いハンカチもテーブルクロスも無かったので、隣に寝ていた同居者の全身は白い毛で覆われていたので背景に、白をベースに撮影しております)でしたが、全く”古酒”というテイストではなく、非常に心地よく楽しめる味でした。ただ、恐らく最高に美味しい時期は今から4~5年前だったかもしれません。
難しいですね、ベストの飲みごろというのは。
1997年は熱かったですねっトスカーナ。コントゥッチ伯爵のワイナリーに何とかワインを分けて欲しいと汗だくになってモンテプルチャーノの丘を上ったことを思いだしましたし、この年に長年住んだミラノ郊外の借家を引き払ったし。
ワインの楽しみ方って沢山、無数にありますね。この1本で昔のことを思い出せたり。
新しいネットは、ワインとの楽しい関係(ズバり表現する言葉が見つかっていますが、”登録”するまでは未公表で、、、)をいろいろな情報伝達方法を絡めてご案内していく構想となっております。