娘と管釣り

北海道発 親バカ釣り師の日記

健康作り&歩き渓流釣りトレーニングでのラーメン(実践編)

2020-02-23 | 川釣り

 
 弁当を食べながらウォーキングをする場合、夏場は身軽なウエストバッグを着けていたが、冬場は足腰を少し鍛えようかと、水を入れたペットボトルを仕込んだリュックを背負っている。石井スポーツオリジナルPAINEのランドーRANDO30-35L20年物である。廃道歩き源流釣りから、冬北海道バイク旅まで、大活躍してきた。さすがに年数が経つと、ゴムバンドの類の弾力がなくなってしまっている。

 リュックに向かって左上にはモンベルのボトルホルダーに味噌汁用マグが入る。このホルダーは縦ストラップにしか固定できないので、このリュックの場合はショルダーストラップに付ける。ウエストベルト、むかって左から、手袋や小物を一時引っ掛けておくナスカン、ゴミや容器の蓋を一時納めておくポリ袋を入れたナルゲン0.5Lボトル用ケース、デザート容器と弁当本体容器(いずれも円筒形)を重ねて入れるナルゲン1.0Lボトル用ケース、ネット袋に納めたカトラリー・エチケット・小物セットを入れる0.5Lボトルケースなどである。

 弁当の容器は縦型円筒形の百均の550mlほどのスクリューキャップ式容器を愛用している。米半合、玉子焼き2切れ、粗挽きウインナー2本、大き目の梅干などが入る。


 さて、この日のウォーキング昼食は、いつもの米飯弁当ではなくラーメン。ロゴスの「氷点下キープシリンダー」にマルタイの棒ラーメンと熱湯を入れて食べる、というもの。なお上の写真は夜食の、別メーカーの棒ラーメンで、麺の量が多く液体スープのせいか美味しいが、野外では扱いに注意が必要。自分から見てウエストベルトのバックルの左側には元々ナルゲン1.0Lボトル用ホルダーが付けてあり弁当を入れていたので、今回はそこに氷点下キープシリンダーを入れ、ウエストベルトのバックルの右側にも同じホルダーを固定して、シリンダーのキャップを一時入れたり、他のシール容器を入れるのに使ったりした。氷点下キープシリンダーに棒ラーメンと醤油味粉末スープを入れ、熱湯を規定量の450mlよりやや少な目に入れる。装備を整え、他の容器類をホルダーに納め、歩き始める前にラーメンを覗くとすでに曲がってキャップができる状態になっているので、菜箸で軽くかき回して蓋を閉める。


 歩きながら再度菜箸でラーメンをかき回すとすでに出来上がっているので、立ち止まってラーメンにメンマを加えた。あとはいつもよりのんびり歩きながら、ラーメンをすすり、おにぎりをほお張る。事前の室内での実験ではいつまでもスープが熱くて飲めなかったが、今回のスープの温度低下は、さすがに冬の屋外であり、メンマを多めに加えた事もあり、いつまでも熱くて飲めないということはなかった。時折立ち止まってスープを飲み、すべて飲み干したら軽くキャップを閉めてホルダーへ(熱いままきつく締めると、後で開けづらくなる)。寒い中のウォーキングで熱々のラーメンとおにぎり、初めてだがなかなか旨かった。少し歩みを速めながらデザートの缶詰ミカンを食べて、いつもの約4kmより短い経路を歩き終えた。

 歩き終えて気づいたのだが、最初に氷点下キープシリンダーに熱湯を入れ、装備を身に着け歩き始める頃合いに、棒ラーメンを投入すれば時間的な余裕や自由度は増えるだろうと思い、後日、この方法でやってみて具合は良かった。

 リュックの右肩ストラップのモンベルのホルダーの透明ボトルには、棒ラーメン(マルタイなら2食分入るかも)とスープを入れた。左腰付近のヒップベルトにはカリマーのトレック・キャリー・ヒップベルト・ポーチという、長めでぶら下げ式だがしっかり固定されるボトルホルダーを付けておき、食べ終わった氷点下シリンダーを入れたので歩きやすかった。弁当ウォーキングの時はホルダー類は4つであるが、ラーメンの時は6つ付けてみた。食べながらなるべく足を止めずに…と考えると、ホルダー類は結構必要で重要。氷点下シリンダーの手前に見える細長い半透明の筒は、菜箸を入れるための毛筆ケースである。ちょうど先端に孔が開いていてストラップも通せるし、2本継ぎ式なので内部の洗浄と乾燥も楽だ。
 ただ、ウォーキング中にラーメンを食べると、歩くのが遅くなったり、立ち止まる事が多くなったりして、トレーニングには向かない。やはり寒い時期の気分転換に、野鳥でも観ながらごくたまに…

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健康作り&歩き渓流釣りトレーニングでのラーメン(北海道日高)

2020-02-15 | 川釣り


 20172018年と、旧友とともに廃道歩き渓流釣りを実践した。その結果、歩きを中心とした体力づくりが欠かせない事を実感し、余暇や昼休みを利用してウォーキングを続けている。2019年春頃からは、時間の有効活用のため、ウエストバッグやリュックのウエストベルト等に取り付けたホルダーに弁当やみそ汁マグ、カトラリーを入れて、歩きながらの昼食が習慣化した。写真のウエストバッグにつけてあるホルダーには、左から順にみそ汁マグ、外したキャップ類やゴミ、カトラリーなどを一時的に入れておく小さなポリ袋、550ml円筒形縦型のシール容器(弁当本体)と底部に260ml円筒形シール容器(デザート用)、カトラリー・薬等をまとめたネットケース、などが収めてある。ウエストバッグ本体には、タオル、エチケットセット、必要に応じて着替えと雨具、蜂等の毒吸出しキットなどが入る。
 今冬は雪は少ないが、寒さは厳しい。特に風もある日など、歩き始めから数分で弁当のご飯はあっという間に冷たく硬くなってしまい、その後熱々の味噌汁を飲むのだが、最後の缶詰ミカンのデザートがまた余計に冷たい。
 ある寒い日「たまに歩きながら熱々のラーメンでもすすりたいなあ」と思った。すぐに思いつくのは「日清カップヌードル」のような持ちやすい縦長のカップ麺。しかし腰に付けているナルゲンの1Lボトルホルダーにはうまく入らないし、紙の蓋もしっかり閉まらないから、いったん食べながら歩いてしまうと、容器の持ち手になる左手は完全に塞がってしまう。途中でおにぎりを頬張りたい時も難儀するだろう。

 そこで、昨年夏に買ったロゴスの「氷点下キープシリンダー」があったのを思い出した。高性能断熱ボトルである。これであれば、ナルゲンの1Lボトルホルダーに収まる。容量は600ml、実用の深さは16cmほどであり、市販の棒ラーメンの18cmより少し浅い程度。棒ラーメンは湯に入れるとすぐに柔らかくなるからと、試しに自宅で氷点下キープシリンダーに麺とスープ(しかも試したのは液体スープの製品である)、熱湯を少なめの400mlほど入れた。キャップを軽く乗せて数十秒後に箸で麺をかき回すと、見事に麺の上端はボトルの中で曲がっていった。そこでキャップを閉め、お湯を入れてから約3分後、恐る恐る箸を入れてみると、ラーメンは見事に出来上がっていた。麺同士がくっついているところもあったので、この3分の間に、もう一度くらいかき混ぜても良いかも知れない。高い断熱効果のためか、スープは熱々過ぎて飲めないくらい。粉末スープでなく、液体スープを最初に入れたにも関わらず麺はうまい具合に茹で上がっている。注意点は、このボトルのキャップは熱い物を入れた場合、時間が経つと開けづらくなる。あまりきつく閉めず、歩いている最中にスープが漏れない程度で良いと思う。また素手や滑りやすい手袋だと、私の握力ではキャップの開栓は難しい。
 さて氷点下キープシリンダーを使えば、棒ラーメンを鍋や火を使わずに調理できることが分かった。重要な懸案事項は、どんなカトラリーで食べるか、ということである。全体の深さが20cmほどあるので、使えそうな市販のフォークはなさそうだ。私は円筒形縦長弁当を食べながら歩く際、転倒時の安全性を考慮して箸ではなく、牛丼屋にあるような細長いスプーンを使っている。スプーンの落下防止のため、柄に穴を開けてストラップを通し、袖口等にクリップ止めしている。

 ホームセンターや百均を物色すると、先端がシリコンで柔らかく、しかも食べ物が滑りにくい溝まで切ってある菜箸を発見した。柄の先端は味見用?の小さなスプーンやフォークになっている。さっそく2膳購入、同時に落下防止のスプリングストラップも購入。自宅で棒ラーメンを試食してみると、かなり食べやすい。ただ、いくつかの加工は必要だ。先端のシリコン部分は指で1~2cmは曲がるくらいの弾力がある。


 加工のために、ドリル、小さな鋸(手近にあるビクトリノックスのナイフに付属の物)、紙やすり、ナイロンコード(3mm)などを準備し、早朝から作業開始。まずはスプーンとフォーク部分を切断し、切り口は紙やすりで処理。そして試しにドリルでスプーンとフォーク側の棒に穴を開けてみる。ドリルの刃がずれないよう、布ガムテープを巻き油性ペンで印をつけてである。結果、3mmの穴を開けると、ひび割れする可能性があることが判明。そこで穴は2mm、スプリングストラップの細い紐を直接通した。箸の柄の間隔は、ラーメンを食べるには不都合はないようだ。袖口にスプリングストラップのクリップを付けてもちょうど邪魔にもならない長さ。箸全体の長さは24cmと、自分が普段使っている22cmの箸より少し長いだけだが、結構持ちやすく、足場の良い道路を選んで歩いて食べるならば、安全な箸だろう。
 もし現場でスープが熱すぎて飲めないならば、ラーメン完成後、具に何か冷たい物(煮卵、メンマなど)を追加しても良さそうだ。歩きながらだと手間が倍になるけれど。

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