娘と管釣り

北海道発 親バカ釣り師の日記

2年ぶりの「Fishing Area 尻別川」さんでニジマス爆釣(北海道蘭越町)

2015-08-14 | FA尻別


 娘と車で2時間半ほど、蘭越町のFA尻別川さんへ。以前は良く行った管釣りだが、約2年ぶり、今日で14回目である。
 朝9時に到着すると、ルアーの釣り人が6人ほど。5月からダービーが開催されていて、今年は4尾の合計全長で競っているそうだ。常連の強者さんたちが、70cm台後半、60cm台後半のニジマスをそれぞれ複数登録し、驚愕の成績である。1日に1尾しか登録できないとのことで、今年は今日しか来ることができないかも知れない娘はダービーにはエントリーせず。

 タックルは以前のように、ほとんど同じ物を2組。TFOのプロフェッショナルシリーズ・スイッチ11f#5を2本、ナックのディスクドラグの#7クラスのリール、DT5F、9f2Xあるいは12f3Xのリーダーに、#8のキール・バニーリーチ単体か、#12のエボレス系&シンカー&マーカーを使う。いずれのフライも、沈下中のアタリを表面張力で浮くリーダーの変化で取る方法なので、リーダーには時々フロータントを塗る。後者にはマーカーが使われているが、リーダーのバットに付けられたマーカーにアタリが出る前にリーダーにアタリは出る。12fリーダーでフライをよほど沈めたら別だろうが。
 経験上、この釣り場の場合、多くは2mほどフライが沈下したあたりで小さなアタリがある。ごくごく小さなアタリもあるので、風波が立つ日や雨の日は水面のリーダーを凝視する必要がある。
 暑い日だが、ときおり小雨が降り管理棟で休憩。ところで今日の娘は、帽子も偏光グラスもなしというかっこうであるが、アタリは良く取っている。とーちゃんよりも良くわかっているようで、合わせもビシビシ決まる。※表面張力で浮くリーダーの変化を見る場合は、偏光グラスがないほうが良い事も多い。ただし安全のためには、本来メガネや帽子は着けるべきである。

 ワンキャスト・ワンヒットに近い状態で釣り続ける。とーちゃんはいつものように釣りはせず、フライ交換や取り込みなど娘の補佐と、写真撮影のみ。
 正確には計測していないが、60cmと58cmが出る。相変わらず、太った魚、きれいで鰭の大きな魚、元気な魚が多い。そう、この管釣りは「良く釣れる」「魚がきれい」「引きが強い」三拍子揃った釣り場なのである。

 バニーリーチは最初にタン色を使ったが、途中でボロボロになりオリーブ色に替えるとさらに調子が良くなる。ちなみにTFOのロッドのバットのエクステンション・グリップは数年前にとーちゃんが足で踏んで割ってしまい接着剤で応急処置していたのだが、メーカーの生涯保証でバット側のピース(ロッド全体の4分の1)を新品に交換した。したがってグリップのコルクはまったくの新品である。


 昼食を挟んで午後1時まで釣り続け、正味3時間、40~60cmのニジマスが96尾であった。時速32尾は2年のブランクを感じさせない、と思うのはやはり親バカか。
 翌日以降、とーちゃんは、取り込み&写真撮影で使い込んだ太ももの筋肉痛が心配である。

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2年ぶりに娘と日高の小渓流、ニジマス・ヤマメ・アメマス(北海道南部)

2015-08-10 | 川釣り


 16歳の娘と、実に2年ぶりの川釣り。北海道日高地方の小さな渓流は、娘と四度目、彼女のお気に入りの川である。ホテルに一泊し、日が高くなってから、のんびり釣る。竿を出すのは娘だけ、とーちゃんはラニヤードを首から下げ、ネットとイソバッカンを持ちながら、後方から助言と撮影のみ。ダイワ製イソバッカンはビニール製のファスナー付バケツのような定番アイテムで、車ではウェーダーやネットを入れるのに使っているのだが、釣った魚の一時保管にも役立つ。小さい魚などネットの網目に刺さる(汗)。4番のタックル、TFOバグ・ロンチャー7f#4-5、UFMカンタータ2150、エアフロWF4F、アクロン・スタンダード7.5f4X、にクリーム色のエルクヘアカディス#14で河口から歩く。
 最初のライズは小さなウグイだった。

 この川は河口付近から水量は多くはなく、河川改修されていて、とーちゃんとしてもポイントが絞りにくいのが正直なところだ。反面、周囲に木々が少なくキャスティングはしやすい。小さなヤマメが釣れるので、落差工や砂防ダムの魚道が機能して、サクラマスが遡上し、自然繁殖しているのであろう。

 少し釣り歩くと、25cmほどのニジマスやオスヤマメが出る。#4だと結構やりとりが楽しい。フライは久しぶりの娘だが、背中のネットで取り込む。バーブレスフックのせいもあるか、小さい魚のバラシが数度。

 なお写真の手はすべてとーちゃんである。撮影の間、娘はフライを乾かしたり、次のポイントを狙ったりしている。

 繰り返すが私にとって、人工構造物のある河川は、ある意味、攻めるのは難しいと思う。思いもよらない場所でライズがあったり、反面いかにも魚がいそうな場所でフライに出なかったり。玉石が堆積した魚道内などは良さそうなポイントでもあるのだが、読めない流速環境の他に、魚から人影が見えやすい、という面もあるのかも知れない。
 この川で初めてかな、アメマスも出た。

 河口から5百メートルも遡行すると、大きな砂防ダムに到達。このダムにも魚道があり、さらに上流にも魚はいる。
 今日は、ウグイ、ヤマメ、ニジマス、アメマス、四種類の魚の顔を見ることができ、娘も大満足の2時間であった。
 釣り終了後、観光土産屋さんの食堂で昼食。通常の塩ラーメンの具の他に、海藻やツブ貝などの具がたくさん、大変美味しかった。

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