早いもので、今年の釣りシーズンも半分を終えた。5月1日のプレオープン以来、娘と二人三脚で頑張ってきた。とーちゃんは、フライシルエットの改良(針先は見えにくく、フッキングは良く…)、シンカーのセット方法の確立(フライから10センチ、ウキ止めゴム3つ使用)、インジケータの工夫(通常のマーカーをリーダーバット部分に、フロート・ドゥを小さめにティペット結節部分に)などを行い、一方、娘は、小さなアタリの察知と強くコンパクトな合わせ、ロッドの弾力を活かした鱒とのやり取り、ロールキャストによる手返しの速い効率的な釣り方に努力してきた。
今年5月から7月末までの娘のテンパウンドでの釣果。釣行回数17回、実釣時間61時間、釣果尾数599尾、平均時速9.8尾、最多釣果101尾(6月20日、6時間、時速16.8尾)、60cm台は、65.0cm1尾(6月7日)、60.0cm3尾である。
一見、昨年より上達したようにも思えるのだが、ブログを書き始め、正確な釣果を記録し始めた昨年の8月から11月では、釣行回数15回、実釣時間45時間、釣果尾数547尾、平均時速12.2尾、最多釣果100尾(昨年10月25日、4.5時間、時速22.2尾)、60cm台は、61.0cm2尾(10月18日、11月1日)、60.0cm1尾(ただし昨年8月2日に64.5cmあり)。つまり今年は昨年より釣れていない。時速がかなり落ちている。(今年一度だけテンパウンドで釣りをし、1時間で2尾しか釣れなかったとーちゃんが言うのも何ですが・汗) 娘の今年の時速低下はおそらく、技術の向上に相反する集中力の低下、視力の低下、そして大物を争う大会が今年は行われていない事などが原因のように思う。
シーズンはあと4か月。とーちゃんの課題は新しいフライパターンの導入である(最近流行?の革のフライってどうなんでしょうか?)。娘の課題は?とーちゃんの言う事を素直に聞いて、メガネをかける事だろうか。
下の写真は娘が小学4年の頃。ウエダの11ft#4-5のシングルハンドロッドを両手投げで使用していた。魚とのファイト時のロッド操作、その他全体的に釣りは荒削りだった。2年後の今、よく上達したものだ。
さほど暑くないが、晴れた土曜日。昼過ぎに到着すると釣り人は7、8人と少なめ。同僚が昨日、今日とルアーで頑張っています。2組のフライタックルをゆっくりと準備して、午後1時釣り開始。
2ndポンドは透明度が高く、鱒が浮いて泳ぎ回っているのがはっきりと見えます。エッグ系のフライを落とすと、群がるように寄って来てバイトします。1stポンドは水が濁っていますが、やはりフライを落とすと鱒が浮いて来てバイトします。しかし、フライを見切られるのも早いため、ロールキャストを繰り返して鱒のヤル気を起こさせるか、場所を変えるかどちらかをしたほうが連発します。ちょうど1stで釣り始めた時、友人N(フライ)からの様子を伺うケータイメールに「釣れてるよ~」明日、Nは来るそう。
最初の10分で5尾。その後もヒットは続き、残念ながらサイズは最大50cmどまりですが、良いファイトをする魚が多くバッキングラインまでかなり引き出した鱒もいましたが、尾びれへのスレがかり(汗)。同僚とのダブルヒットもありました。このルアーの同僚は最近管釣りにハマり、毎週のように来ているようで、日に日に調子を上げて来ています。
午後2時過ぎ、1時間で終了、合計18尾、時速18尾はまずまずでした。
午前中は札幌でソイのルアー釣り道具などを物色、調達し、テンパウンドには午後1時前に到着。1stと2ndポンド合わせて十数名の釣り人だが、だんだんと増えて来てやがて二十名ほどに。今日はエサ釣りポンドも盛況です。
2ndポンドからスタート。時々顔を会わせるWさん、Iさんのお姿もあり、さすがテンポ良く釣っています。さて、透明度が高く、鱒はワラワラ浮いてきます。10分ほどで3尾のニジマスをヒット。
1stポンドに移動すると、こちらは透明度が低く鱒が浮いてこないが、ロールキャストを繰り返しているうちに、鱒がワラワラ浮いてきます。それでも水面直下よりやや沈めたほうがアタリがあるようで、黒のエボレスやエッグを中層以下まで沈めたほうがハッキリとしたアタリがでる模様。50cmくらいのきれいな鰭ピンのニジマスとファイトして、午後2時前に終了。釣り時間1時間、合計10尾(スレがかりが数尾ありましたが、いつもどおり尾数に含めていません)、平均時速10尾でした。
5月初めのプレオープン以降、昨年までより若干釣りづらい雰囲気が続いていましたが、水温もそれほど上がっていないし、鱒が元気に浮いて来るのが何よりでした。
現在、愛用しているバッグは、娘の平成21年テンパウンド釣り大会フライ部門年間総合4位の賞品。Clear Creekの製品で、定価は1万円近くするらしい。ショルダーバッグにもウェストバッグにもなるもので、管釣りで使う小物を入れるならちょうど良いサイズだ。肝心の使い勝手だが、フライを始めて30年間もベストを使い続けて来たので、バッグを使う事自体に慣れていない。ベストと違って、娘を池に残して車に戻る時などに、イスの上に小物一式を入れたバッグを置いたり、夏の暑い日に身軽であったりすることがバッグの長所かな。まずはこのバッグを使い込んでみたいと思う。
フライは、未使用の物をティムコ・フライフックの空き箱に入れ、使用済みの物はインジケータ、シンカーといっしょに、6仕切りの小さなケースに入れている。肝心の中身も、接写可能なカメラが入手しだい、ジョジョに公開したい。
リーダーは3Xを基本とし、狙う深度によって9フィートと12フィートを使い分け。インジケータはフロート・ドゥという粘度状の物をティペット結節付近に、大きな物をリーダー根元付近に付ける。シンカーがずれないよう、ウキ止めゴム2、3個をティペットに通す。
老眼のとーちゃんには百円ショップの老眼鏡が必須。乱れたフライを整えるハサミ、シンカー、インジケータ、デジカメの予備電池。針はずしは、基本的にリリーサーで行い、口の奥に掛かった場合のみフォーセップを使う。フォーセップはフライが痛むのでなるべく使いたくない。
釣果を正確に把握するために、数取り器とメジャー。リールはNACのトラッドとフライツァイト、どちらも#7-8サイズで、DT5Fラインを巻く。
朝から、登別マリンパークに出かけたのだが、途中、白老港で様子を見てみる。釣り人はいるが、ほとんど投げ釣り。うちらは管釣り用TFO11フィート#5に12フィートリーダー、シンカー、海アメ用のエビ系フライを付けて20分ほどやるがアタリ無し。
昨年、訳があって、三十年近く使い続けたベイトキャスティングロッド&リールをはじめとしたルアー用具、海アメ用の#12シングルハンドフライ用具など、ほとんどの釣具を手放したのだが、海辺や港へお出かけのために、安物でも良いからソイ釣り道具を再び買い揃えたいところだ。マリンパークの帰り道に、苫小牧の砂浜を散策。ホッキ貝の貝殻がたくさん。
その足で午後4時ころテンパウンドへ。ルアーフライ、それぞれ数名のお客さん。ドライで釣れているようだ。カディスだろうか。娘はタックル1組、昨日と同じように浮かせるシステムでロールキャストを繰り返し、1時間15尾の釣りを楽しんだ。50cm前後の元気なニジマスが5尾くらい釣れたかな。ちなみに昨日も使った#14フックは3Xティペットだとやっぱり扱いが難しいので、デリケートにやりとりするか、#12に戻すか考え中。取り込みに時間をかけるのは、楽しみもあるけれど、釣り人側の能率は落ちるし鱒側の負担は増大するし。