娘と管釣り

北海道発 親バカ釣り師の日記

メレルのジャングルモック(スエード靴)の内装を洗ってみた

2015-05-31 | その他


 3年ほど愛用しているトープ色のジャングルモック。私は靴サイズが24.0であり、普通に紳士靴を選ぼうとするとかなりの制約を受ける。選びやすいのは、運動靴、作業靴、モンベル社の靴、くらいか。このジャングルモックや、テバのサンダル、L.L.Beanのブーツなどは婦人用24.0cmで、幅も問題なく履けている。
 このジャングルモック、意外と蒸れる。サイズきちきちのを選んだからか。(ただしきちきちのじゃないと、かかとが抜けやすいと思う) なおゴアテックス内蔵ではない。そこでこのたび、内装を水洗いしてみた。スエード部分は濡らさないように注意し、靴の中にぬるま湯を入れ、おしゃれ着洗剤ごく薄目、酸素系漂白剤を加える。擦れや曲げの多い皮革部分から水が染み出してくるので、手早く靴タワシで内装をこすり充分にすすぎ。
 軽く水切りをして新聞紙を詰め、1時間くらいしてみると「ガーン」内装の黒の染料が革に移り、シミになっているではないか?これはマズイ。この靴がダメになってしまうことを覚悟で、全体をぬるま湯に浸けてシミ部分を押したり、古い歯ブラシでこすったりしてみる。染料はじゃっかん薄くなった。そのまま水に浸けて一晩、皮革が水分を含んだ状態で眺めると、シミはほとんど目立たなくなったように感じた。
 前日と同様に水を切り、新聞紙を詰めて様子を見る。写真で色が濃く見えるのは、擦れや曲げが多く皮革に水分が十分に浸み込んだ部分だ。染料は見えないように思う。完全に乾燥するまで心配だが。
 乾燥後、見事に復活したら、スエードにも使える栄養効果を含む防水スプレー「コロニル ワックスプルーフ」をかけてやろうと思う。
 ※翌朝、ほぼ水分が抜けた皮革を見ると、親指の付け根あたりにわずかに黒みが残ったが、気にならない程度であった。したがって、この靴の内装を洗濯するとしたら、靴全体を長時間水に浸けて内装を十分に色落ちさせてから、中性洗剤で内装をブラシ等で洗浄、すすぎの後さらに一晩か二晩水に浸けて、その後新聞紙を詰めて内側に脱水、という手順が良いと思う。スエードには乾燥してから「コロニル ワックスプルーフ」をかけることになるか。

コメント
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