平日に休暇を取り、フライをやる同僚と北海道様似町の名流「幌満(ほろまん)川」へ。数十年前から、大物ニジマスが釣れる有名な釣り場であり、幌満ダム湖、幌満川での釣りができる。※今回は娘との釣りではない。
この同僚との釣行は初めてであり、私自身は十代の頃以来、三十年ぶりの幌満である。
最近は単身赴任先の日高と自宅のある恵庭との間をオートバイで行き来する事が多いため、釣り具は必要最低限、ラニヤードに、小さなフライボックス、フロータント、ティペット、ラインカッター、フォーセップ、粘土マーカー、シンカー、砥石などをぶら下げ、ストッキングウェーダーとウェーディングシューズで身軽。
何度もここに来たことのある同僚の案内で、上流部に入る。大物は期待せず、短時間で魚の顔を見ることができる流域だ。
1時間ほど釣り、ふたりともドライで2、3尾、20cmほどのきれいなニジマス。
その後、少し下流の開けた渓で30分ほど釣る。私は3尾バラシのみだったが、同僚は下の写真の淵でニジマスを13尾ほど掛けたという、さすがだ。やや深い場所があったので、私はニンフも試したが久しぶりの渓流、思ったようにうまく行かず終わり。
ダム湖の水位はかなり下がり、砂の堆積した流れが顔を出していた。確か三十年前は、夏にこのあたりでドライを流し、数尾の小さなニジマスが釣れた記憶がある。
いくつかの橋の上から、大きな魚影も見えるし、場所を絞って夕方などに狙えば良い魚と出合える期待が持てた。
久しぶりの川釣り、実に充実し、楽しかった。