娘と管釣り

北海道発 親バカ釣り師の日記

つりぼりあかしさん(北海道上川町)を途中退場し、比布町の釣り堀へ

2020-07-24 | つりぼりあかし


 2年ぶりに上川町のつりぼりあかしさんへ。朝9時到着、さっそく2本のスイッチロッドをシングル仕様に変更し、バニーリーチとヘアーズイヤーの落とし込みで釣り始める。アタリはフライ沈降時のリーダーの変化でとる。
 ほどなくして管理人さんがやってきて「その釣り方はここでは禁止である。ルースニングと同じである」とのこと。釣りを止めて、車に戻り、釣り道具を片付ける。
 この管釣りでは、フライでマーカー・インジケータ等を用いたルースニングは禁止であり、エッグ等の球状フライを使うこともできない。それでこれまでマーカーの類は使わず、フライの沈降中の当たりをリーダーの変化でとる釣り方をしてきたのだが、どうやらこの方法はここではダメのようだ。一般的にはルースニングは、川でニンフフライを使う際に、マーカーといった目印をいっしょに流してアタリをとるもので、一方、止水の管釣りでのルースニングは、マーカーを浮き代わりにして、水中のフライへのアタリをとるものだ。
 我々が各地でやってきた落とし込みの釣り、フライ沈降中の当たりをリーダーの変化でとる方法は、ルースニングではないと思っていたが…
(なお、令和4年6月現在、ルールに「手を止めての落とし込みの禁止」と記載されている。


 しかたがないので、近くの比布町のスキー場近くにある釣り堀に寄ってみる。ここでは同じ池で餌釣り、ルアー・フライ釣りが楽しめるようで、ルースニングを楽しむフライの釣り人もいる。
 さっそく娘は、バニーリーチとヘアーズイヤーの落とし込みの釣りをマーカー無しで行い、1時間で10尾ほどのニジマスを釣った。素朴な感じで家族連れも楽しんでいたこの釣り堀も良いもんだなあと感じた。

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2年ぶりの「つりぼりあかし」さん、相変わらずフライで釣れます(北海道上川町)

2018-05-06 | つりぼりあかし


 連休のある日、2年ぶりに上川町の管理釣り場「つりぼりあかし」さんへ。5回目である。恵庭市から180km、長沼町経由で岩見沢から高速道路に入り、古ジムニーの時速70km巡航で約3時間。午前中は風雨が予想されていたため、朝7時に恵庭市を出た。
 午前10時過ぎに着くと、ルアーのお客さんが何人か風雨の中で頑張っている。午後からの好天を祈り、一旦釣り場を離れ、お土産屋さんを覗いた後に給油し、上川駅前を散策して、「あさひ食堂」さんに入ってみた。午前11時開店と同時に入ったのだが、わずか10分ほどで店内はほぼ満席。とーちゃんも娘も「幻の塩らぁめん」を選択。味は文句なし、大満足。



 12時過ぎに女性3時間券で釣り開始。とーちゃんは釣りせず、娘の補佐のみ。タックルはいつものスイッチロッド11f#5にDT5Fのタックルを2組。リーダーは9f、3Xか4Xのティペットを50cmほど継ぎ足してあり、チョコレートブラウンのバニーリーチ#8とタン色ヘアーズイヤー#12を結ぶ。どちらもレッドワイヤーを巻き込んであり、フライの自重で沈降中のアタリを、水面に表面張力で浮いたリーダーの変化で読み取る釣り方である。(この釣り場は球状フライとマーカー等は禁止)
 出発時、娘のレインギアが見当たらず、母親が若い頃に着ていたモンベルのレインギアを持参、上着だけ羽織る。
 雨は上がったが、時折10メートル近い東風がイン側から吹きつける。フライ可能な区域(左岸側か排水部)に立つと、風は右手から、あるいは向かいから吹き付けるからキャスティングがしづらいし、風波が激しく、とーちゃんにはさっぱりアタリが分からない。


 それでも娘は着々と釣果を挙げていく。中型のニジマスである。風のため、ヘアーズイヤーより、重たいバニーリーチのほうがキャスティングもしやすいし、アタリが取りやすいようだ。そしてアタリはたぶんフライが1.5~2mの深度に沈んだ頃合いにあるようだ。釣果はほとんどバニーリーチによるもの。バニーリーチは水中ではかなり大きく揺れるフライであるが、引っ張ることはせず、ただただ沈める途中でアタリを見る。使い古しの傷んだフライを乾燥中の写真で申し訳ない。

 やがて管理人さんによる放流があったが、だからといって釣れるようにはならなかった。しかも放流の際に、娘は、放流場所と反対側の排水部に近い方で釣りをしていた。

 今日は朝から、懐かしい友人KPさんがルアーで頑張っていた。少しだけ近況を語り合うが、とーちゃんは娘の掛けた魚の取り込みに忙しく、踏み込んだ会話はできなかった。

 終盤で風が少しだけ弱まり、バニーをくわえたニジマスは今日最大の52cm。太っていた。
 そしてここでは初めて、オショロコマが釣れた!

 午後3時前まで頑張ったところで、雨が降り出し3時間釣らずに終了。ニジマス47尾、オショロコマ1尾、時速は約16尾。この風雨の中、しかも引っ張りの釣りではなく、落とし込みの釣り、マーカー無し、充分な釣果だったと思う。

 終了後、熱心な管理人さんと少しだけ話をして、帰途についた。走り出すとまた強い雨が降り出した。どうやらちょうど良い時間帯を楽しめたようだ。
 「つりぼりあかし」さん、札幌圏からちょっと遠いが、上川層雲峡インターチェンジを降りてすぐであり、目の前にコンビニもあるから、案外楽しみやすい管釣りだと思う。何より、魚が元気で良く釣れる…娘のお気に入りの管釣りのひとつである。

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四年ぶりの「つりぼりあかし」さん、フライでニジマス等が時速31尾(北海道上川町)

2016-08-12 | つりぼりあかし


 天気の良い日、朝5時に恵庭市の自宅を出発、長沼町経由で岩見沢市に北上、高速道路に入り、上川層雲峡ICまで、180km、古ジムニーの時速80km巡航で合計3時間、実に四年ぶりの「つりぼりあかし」さんである。
 管理人さんが自分たちの事を覚えていてくれて感激。朝8時過ぎ、女性3時間券で娘だけ釣り始める。とーちゃんは娘の補佐。タックルはTFOプロフェッショナルシリーズのスイッチロッド11f♯5にDT5F、9f3Xか2Xリーダー、バニーリーチ♯8かヘアーズイヤー♯12、色はナチュラル系、いつものように同じタックルを2組。
 釣り人はルアーの家族連れ4人と、もう1人、途中でベテランフライ釣り師1人、ルアーさらに1人。


 流れ込み付近で入れ食いが少し続く。この管釣りはインジケータ(ルースニング)禁止なので、フライ沈下中のアタリを、表面張力で浮いたリーダーの変化で取る。ニジマスがほとんどだが、小型のブラウントラウト、アルビノ的なニジマス、無斑のホウライマスも出る。※左で撮影しているのが、あかしの管理人さん。釣り場の運営に非常に熱心な方で、客のこちらも思わず胸が熱くなる。



 2時間経過、排水部に移動するが、アタリは多くはない。日射しは強く、暑さとの戦いでもある。とーちゃんは、凍らせたアクエリアスをバンダナで包み、首に巻いた。なお水温は十分に低く、何の問題もない。

 銀毛ヤマメのような魚(上)も釣れたが、後で管理人さんに尋ねるとヤマメはいないはずだという。これがギンザケなのかな。

 アルビノ的ニジマス2尾目。太ったニジマス多数。午前11時過ぎ、3時間経過で終了。数取り機によると94尾(スレがかりは含めていません)、時速31尾。とーちゃんは、取り込みで使った太もも内側の翌朝筋肉痛が間違いない。

 釣り道具を仕舞ってから、つりぼりあかしの管理人さんや、ベテランフライ釣り師さんと談笑。その間、娘は猫ちゃんと遊ぶ。ここはコンビニや高速道路ICとごく近く、行き来に便利な立地。
 マス系管釣りは、昨年夏、FA尻別さんに一度行ったきり。四年ぶりのあかしさんで時速31尾はまずまずかな。とーちゃんがフライタイイングをサボって、ベストなフライ在庫じゃない事情もあるかな。

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残暑の「つりぼりあかし」さんでニジマス50cm台4尾!(北海道上川町)

2012-09-02 | つりぼりあかし

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 9月になったというのに残暑厳しい北海道。朝5時半に娘と家を出て、道央自動車道を北へ走り、半月ぶりに上川町の「つりぼりあかし」さんへ。今日も気温は30℃程度になる模様。

 ゆっくり走って8時半頃到着。スイッチロッドタックル2組を準備している間、娘はネコちゃんと遊ぶ。今日は、FA尻別に続いて、バニーリーチとヘアーズイヤーで釣れるニジマスのサイズを比べてみようと思う。最初に使うのはどちらのフライもタン色である。この釣り場は球状フライとインジケータは禁止であり、娘の場合、フォーリング中のアタリをリーダーの変化で読み取る釣りになる。

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 午前9時過ぎに釣り開始。釣り人はルアーを中心に15~20名。フライは、下手の大池の左岸と排水部のL字状の岸からのみ釣りができる。排水部でフライの方がドライでコンスタントに釣っている。

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 1尾ずつ全長を測っていると、6尾目で56cmが出る。ただ、表層のサイトフィッシングでもなかなかバイトに至らず、中・底層でもアタリが小さい。

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 なんとか小さいバイトでフッキングし、午前11時半までに18尾ほど。ニジマスのサイズは33~56cm、そしてヘアーズイヤーでは2尾しか釣れず、それ以外はタン・こげ茶・黒のバニーリーチでの釣果である。したがってフライの種類によるニジマスサイズの比較は今日はできなかった。

 昼食休憩をはさみ、正午から釣り再開。左岸側で連発。そして管理人さんによる放流。今日の放流魚はトーナメント用の小型サイズらしい。しかし、放流場所の注水部に人が集まり釣りにくくなったため、我々は逆に排水部へ移動。

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 過去二度の釣りでも、帰り際の昼ころに排水部を釣って良い思いをしてきたが、今日もそう。放流直後の魚ではない、40cm前後のニジマスがサイトフィッシングで連発。そして黒よりもタンが明らかに良いようだ。

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 昼からの1時間で11尾を追加して、合計4時間29尾、最大56cmを始め50cm台4尾、結構大きい魚が釣れた日だったと思う。

 ただちょっとバラシが多かったかな、理由はわからない。そしてどのニジマスも、沈下していくバニーに対して何度か振り返って興味を示しながらも、多くが見切られてしまう。この釣り場で今後もコンスタントに釣果を挙げるには、引き出しを増やす必要がありそうだ。

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二度目の「つりぼりあかし」さん、フライで50尾・50cm超え!(北海道上川町)

2012-08-12 | つりぼりあかし

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 二度目の「つりぼりあかし」さん。朝9時到着、釣り開始。娘用タックルはいつもと同じで、TFOの11f#5のスイッチロッド2組にDT5F、ここは池が深くはないのでリーダーは両方とも9fで2Xにバニーリーチ(3Xlong、#10フックに0.035インチのレッドワイヤー5cmを背中に仕込んだキールタイプ)、3Xには#12のウェイテッド・ヘアーズイヤー、色はタン、リブもウイングケースもレッグもテールもないシンプルなニンフ。とーちゃんはいつもどおり釣りはしない。

 釣り人は多くがルアーで10名ほど。管理人さんによると、フライのできる池は前回と同じく大池1面で、本日はフライは注水部側から釣ることができないとのこと。つまり左岸側と排水側のL字の岸が釣り座となる。まあ、釣り人が多いわけではないから、釣り場所に困ることはなさそうである。

 気温は25~27度くらいか、時折爽やかな風が吹く日であるが、とーちゃんは暑さ対策でいつものベストを止め、ショルダーバッグに釣り小物を入れたのだが、慣れないとやはり使いにくい。

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 注水部左岸側が空いていたので、そこで何尾か掛ける。バニーリーチへの反応が良いようだ。色はタン。黒を少し試したがバイトなし。色よりも、毛が硬めなのに問題がありそうな気がする。この黒のバニーは、水中で引っ張った時に流線型にならず、おかっぱ頭のような形状だ。ただし娘のバニーリーチでの釣り方は、引っ張りでなく基本的に沈降中のバイトを待つものである。

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 今日もほとんどが沈下するフライを偏光グラスで見ながらのサイトフィッシング。水中で、何度も迷って振り向きながら思わずフライに喰い付くニジマスを見て合わせる。バニーもヘアーズイヤーも同じである。上は今日たぶん最大の53cm。

 日が高くなるにつれて、見えない水深帯までフライを沈めた後のリーダーやラインの変化でアタリを取る釣り方も有効な気がする。特に風波がある時は、リーダーにフロータントを塗って、表面張力でリーダーが浮くようにすると効果的だと思う。

 左岸側を排水部まで歩きながら釣り、もうすぐ予定の3時間経過、お昼だ。

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 この釣り場は、朝から釣り始めて、場所をどんどん変えていけば、同じペースで釣れる印象。排水部でもサイトフィッシングで入れ食いに。

 結局、正午過ぎまで頑張って57尾、時速19尾、サイズは25~50cmで、60cmクラスを1尾ばらしたのが惜しかった。あと大型のスレ掛かりで時間をかなりロス(汗)(スレ掛かりは釣果に入れていませんので、念のため)

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 バニーは奥のタンを3本消費、ヘアーズイヤーは1本使用。 エコな釣りでもあった。道具を仕舞ってから、池を散策すると放流が。大型のイワナやニジマスが池に放たれていた。次回は午後も釣るかな。

 「つりぼりあかし」さん。ニジマスのサイズもバリエーションに富み、表層でも底層でも、池中心部でも岸際でも、魚の反応を見ながら、考えながら釣りの楽しめる釣り場だと思う。

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