どんより曇った6月24日の午後、北海道恵庭市の管理釣り場「テンパウンド」さんへ。約1か月ぶりである。4月の営業開始以来、1か月前に1stポンドの清掃が終わり、2ndポンドも昨日からルアー専用で釣りができるとのことだが、着いてみるとまだ満水にはなっておらず、釣り人も1、2名。むしろ1stポンドのほうが人が多く、フライ4名、ルアー7名ほどか。今にも雨が降りそうなので、ベストの背中にレインギア2着を押し込む。
午後2時半、釣り開始。11f #5のスイッチロッドタックルを2組用意し、黒エボレスにマーカー、バニーリーチこげ茶をそれぞれ結ぶ。そして今日は、1年ぶりにとーちゃんも釣りだ。1stポンドの排水部で、とーちゃんがエボレス、娘がバニーリーチで始める。
すぐにとーちゃんに続けて2尾掛かるが、写真を撮ってもらってバラシ。娘もバニーリーチでポツポツアタリがあるようで、何度目かでフッキング。久々に釣って、ずいぶん引きが強いなと思ったら、丸々と太った鱒ばかりである。
途中、ルアーの青年に「ブログ見てますよ」と声をかけられ、挨拶をかわす。また、久しぶりにフライのOさんともお会いして世間話。そんな間も娘は真剣モードでアタリを待つ。
父娘が55cmクラスWヒット!今日はほとんどが45cm以上で、娘の最大は60cm。とーちゃんは1時間で3尾だけネットインし、ライセンスカードを返して、娘の補佐役に回る。
とーちゃんが釣った印象としては、はっきりとしたアタリがあるのは底近く、それもカケアガリの下に多いような感じだ。バニーリーチも岸と直角に投げずに、岸と平行に近い向きに投げて超スローリトリーブで底スレスレを探る方法が良いかもしれない。
そして午後4時前、給餌タイムである。しかも、以前より給餌回数が多く、フライへの反応も長い時間続いた。ここで数を稼ぐ。
ただ給餌タイムが長く、給餌量が多いほど、お祭りの終わった後はシブくなるもの。水面に上がってくる鱒はいるものの、見切られるのも早く、かといって沈めてもなかなかアタリはない。1尾かけて鱒が暴れると、それに誘われて他の鱒が集まってくるので、ネットに納めた鱒から素早く針を外して釣りを再開する手返しの速さが重要になってくる。
1stポンドで、珍しく幅広のヤマメが釣れた。午後5時、閉店で終了。娘は2時間半、29尾、時速11.6尾、最大60cmとまずまずの釣果であった。
帰る頃、レストラン前の餌釣りポンドで、盛んにライズ。何か昆虫が羽化しているのだろうか。そういえば、1stポンドでもドライで釣っている方がいらっしゃった。