19歳の次女がこの夏から自動車学校に通い始め、3週間ほど前に無事、普通免許を取得した。父親のジムニーを運転したくてMTで取った。だがこのジムニー、大変運転しづらく、また小柄な娘にはシート&ハンドルポジションがまったく合わない。それで、シートを高くしたり、ハンドルの位置を下げて、小径のハンドルに取り替えたり、乗り降りのために運転席側にもサイドステップを取り付けたりしてきた。釣りと同じく、親バカとーちゃんである。
ある早朝、スーパー等の駐車場で基本操作の確認と練習。運転ポジションはなかなか良いようで、3速までのギアチェンジも問題なし。ただし、極低速を2速でごまかしながら走る事は、教習車ならできたがジムニーでは無理だ。
翌朝は信号も車も少ないワインディングロードからスタート。非力なジムニー、上り坂は3速で時速50kmくらいまで引っ張ってから4速に入れないと上って行かない。これも教習車とは勝手が違う。さらに教習車と比べて、直線路でまっすぐ走ろうとしても異常にふらつくという。
約1時間走って支笏湖に出た。休憩がてら、ビジターセンターを見学。
昼食をはさんで、車の少な目な市街地で右左折の練習。横断する歩行者への対応や、赤信号等の減速時には車速に合わせて3速、2速とシフトダウンしていく事を教える。あらかじめシフトダウンしておくと、例えば信号が青に変わった時にスムーズに再加速に移行できる。
この日は約4時間の練習で終了だ。