先週末に引き続き、次女とウグイ釣り。昼ころ到着。今日は数日前の大雨増水で川釣りは無理、先週も釣った日高町富浜漁港に来てみた。大雨増水のためか水は濁っている。今日はナイフを持ってきて、魚肉ソーセージを細かく刻んだので効率が良かった。フナ用棒ウキ仕掛けに3.6mの竿。釣りをするのは娘だけ、とーちゃんは娘の補佐。(とーちゃんの竿もセットしたのだが、使う暇がなかった・汗) ウキ下は先週より深く、1.8mほどか。
先週は20cm未満の小さなウグイばかりだったが、今日は30cm以上の大型も釣れる。小さい魚が少ないくらいだ。胸鰭の後方に寄生虫がついたウグイもいた。
4年も前に漁港ルアー用に購入したランディングネット。今日まで一度も出番がなかったが、この日は大活躍。釣ったウグイは二度に分けてクーラーボックスに入れ、保冷剤で冷却。
1時間ほどでウグイ12尾。先週のと合わせると20尾ほど。1か所の標本としては上出来か。
時間があるので、帰り道、浜厚真漁港に立ち寄ってみる。数年前に娘とルアー釣りに来た港。水は比較的透き通っていて、上からウグイが群れているのが見える。ここでは1時間ほどで、20cm未満のウグイばかり20尾。富浜漁港と浜厚真漁港とでは、生息環境が違う気がしている。
来週こそ、川でウグイを釣りたいものだ。
次女がお気に入りの小渓流。久しぶりに訪れた。朝9時から開始。7f#4、エルクヘアカディス♯14。とーちゃんはネットとカメラとイソバッカン(ビニール製ファスナー開閉式の四角バケツ=獲物の一時保管用)を持って、後からポイントの攻め方に口出し。いろいろ娘に言いたい事はあるが、娘なりに良く釣っているから、もういいかな。元気なニジマスが連続して出てくれる。
河川残留型アメマスも出た。ニジマス9、アメマス1という比率か。今回はヤマメが出ない。ただ、0歳のチビヤマメは多数ライズしてくれた。3百メートルほどの遡行のうち、上半分で極端に魚の出が少なくなったので、この区間は朝いちで先行者がいたのかも知れぬ。
ニジマスは20cm以下が中心。チビちゃんながら、元気いっぱいにジャンプまでしてくれる。そんなわけで今日はバラシも多かったが、娘は十分に楽しんだようだ。
釣ってバケツに入れてみた魚は9尾ほど。他に撮影時に逃がした魚もいる。
2時間ほどで釣りは終了。ちょうど昼になったので食堂で海鮮ラーメンを食べて、帰途についた。
札幌市に住む釣り友Yに、車から降りてすぐに手竿でお気軽にウグイが釣れる可能性のある場所を教えてもらい、午前中から茨戸周辺をウロウロ。しかし、遠浅だったり、強風だったり、足元から水草だらけだったりで、結局竿を出さずに恵庭市へ。
千歳川支流島松川に数か所、目星を付けてあったので、まずは河川工作物のある場所。3.6mの万能竿に玉ウキ、ミミズで釣り始める。とーちゃんが流し方の手本を見せた時に1尾のウグイ。
その後、すぐ上手で娘に別のウグイが1尾。他の適当な場所は先客がいたため、終了。
さて次回はどこに行こうか。
知人に研究材料用のウグイ採集を依頼され、近所の川で釣りをしたが思わしくない状況。今朝はやる気満々の次女に催促され、ミミズを買って千歳川へ。事前に札幌市の釣り具屋で、安売りの竿と仕掛けを買っておいた。セット物を買うとか、糸・ウキ・オモリをバラ売りで買うより、安かった。
千歳市街地はサケ科魚類の領域。少し下手に行ってみると、清らかな流れにヤマメがたくさん見える。ウグイはいないようだ。上の写真を見ると、そのような河川に見えないだろうが、流れは速くサケ科の川である。
ここより下流の農耕地も様子を見たが雑木と草ぼうぼうの岸辺。千歳川はあきらめて、鵡川の中流域も見ながら、沙流川を訪れるが適当な場所はなく、友人に教えてもらった、日高町富浜漁港に来てみた。
※娘との標本用ウグイ釣りであるから、できることなら車から近く、ウェーダー無しで、短時間で手軽に釣れる場所を探してきた。本格的な渓流・清流釣り装備で餌釣りをすれば、ウグイの標本を集めるのは非常に困難な事ではないのはわかっている。
とーちゃんが若い頃に使った3.6mの竿も持って行ったが、今回は娘用に買ってきた川釣り用具。餌はミミズというわけにはいかないので、家から持ってきた魚肉ソーセージ。玉ウキだが、風波がある港内では棒ウキより良かったかも知れない。
昼過ぎ、ひっそりとした富浜漁港。魚影が見えるので、岸壁ギリギリ、ウキ下は1m以下でやってみる。すぐにアタリがあり、ウグイが釣れた。ウグイが釣れて、こんなにうれしかったのは、釣りを始めた小学生時代以来だ。
岸壁ギリギリが良いのではという娘の狙い方。カニまで釣れた。1時間半、20センチくらいのウグイ1尾、それ以外は13センチ前後が8尾であった。
とーちゃんは餌付け、写真撮影と、釣ったウグイの冷却。
川のウグイを釣るのが当初の目的であるから、今後もがんばりたい。普段の釣りとは、スタンスが違う釣り。楽しさ、充実感もまた違ったものになる。
最近、知り合いの魚類研究者にウグイの標本を頼まれたのだが、天候や増水もあるけれど、いざウグイを釣ろうとするとなかなか釣れない。そこで、とーちゃんが若い頃に釣りをした思い出の場所を巡ってみた。
札幌市の琴似発寒川上流にある平和湖。砂防ダムでできた小さな湖である。昭和58年ころフライで何度か釣りをしたが、スレた大きなヤマメが見えるものの釣れなかった。現在は土砂がたまり、さらに狭く、浅くなっている。砂防ダムには魚道があり、機能しているように見える。
ここの上流の「平和の滝」までの渓流もスレたヤマメがいたもので、平和湖とともに、真っ暗になるまでイブニングライズを待った。今は登山客が大勢。手稲山に裏から登るのかな。
札幌市と小樽市の境にある星置川。昭和55~57年、ドライフライでウグイを良く釣ったし、国道5号と札樽バイパスの間でフェザントテールニンフで尺ヤマメを釣ったこともあった。当時良く行き来した右岸側の道路は、住宅地となっている。左岸側を上がると札樽バイパス下までたどり着いた。このあたりにかなり大きな砂防ダムがあった記憶があるが、見当たらなかった。
昭和54年夏、中学の友Yと電車で朝里駅に行き、朝里川河口からドライフライで歩いた。ウグイが結構釣れた。河口から歩くと、まさに自然渓流に見えるが、少し遡行すると川は住宅地の中を流れている。当時はそれを知らず、マナスル灯油コンロと川水でインスタントのダブルラーメンを作って二人で食べた。
実に37年後、河口直上の淵でドライフライを投じてみた。鉄道の鉄橋下は急流、その上は良い淵になっているのだが、ごくごく小さなウグイがライズしただけで終わった。
とーちゃん中学当時はもちろんなかった巨大な朝里ダムのほとりで、MSRドラゴンフライストーブとスノーピーク・ワッパーポットで湯沸し、やきそば弁当を食べる。中華スープは、ロッキーカップで作る。このMSRのストーブ、17年くらい愛用していて、つい先日ポンプを交換したところだ。
このストーブはレギュラーガソリンが使え、とろ火から強火まで火力調整が自在。しかも新ポンプにしたら、いくらか火力アップしたかも。ただこのストーブの数少ない欠点か、折り畳んでもちょっとかさばる。ワッパーポットの中にちょうど納まり、アルミ製の風防やバーナーシートといっしょに収納袋に入るのが気に入っている。
札幌市内を流れる豊平川も、とーちゃんが小学生から中学生にかけて通った場所だ。幌平橋付近か、支流の真駒内川が多かった。ウグイの他、釣り大会用に放流されたニジマスの居残りなんかが釣れた。
この日は、発電所の水が流れ込む山鼻川とその合流点を見てみる。親水公園で遊ぶ親子連れ、3人の釣り人が楽しんでいた。
この時期にしては、とても涼しい日。竿は一度しか出さなかったが、若い頃を思い出して懐かしさに浸った。
翌日は恵庭市内を流れる漁川でウグイ探しの続き。とーちゃんひとり。先週下見しておいた恵庭バイパス下流の頭首工に近づいてみると、フェンスには「立ち入り禁止」とある。餌釣りの男性が流れに立ち込んで釣りしていたが、新子ヤマメが1尾釣れるのを見た。
恵庭市街地にも良さそうなポイントはあるのだが、ウェーダー無しでは厳しく、ウグイよりもサケ科魚類の生息に適している印象。
そこで先日も釣った、恵庭市街より上流に入る。約百メートルの区間を、上りはエルクヘアカディス#14、下りはゴールドリブド・ヘアーズイヤー#12で探る。小さなライズはすべてチビヤマメのようで、1尾が間違って掛かった。