常照寺の朱色の門は、吉野太夫が寄進したもの。吉野門と呼ばれています。
ちょっと色のはげた感じがよろしおすな。
受付のマダムは「みなさん、バスを降りて光悦寺のある西にむかって歩かれるので、東にある常照寺は見過ごされるんです。とくにこのあたりで春の桜はこのお寺だけで、それは素晴らしいですよ」
ということで、4月には吉野太夫を偲んで吉野太夫花供養の道中があるそうな。
ええなあ。
常照寺で、ひとり、お抹茶と新春の梅の和菓子。朝早かったので、11時のおやつは、ほとんどパディントンの世界だ。
ほんとうに誰もいなくて、なんという贅沢なひと時。