おれおれ日記

平成の快楽主義者な管理者による酒の話、現代美術の話、音楽の話、世間話をただただ垂れ流す日記。

ずうとるび

2009-10-09 12:01:51 | Weblog
最近リバイバルもあったせいか街中でビートルズを聴くことが多い。
昨日タワレコに行く途中、オシュマンズのフロアで「オクトパスズ・ガーデン」が流れていて、場所の雰囲気にすごく合っていて楽しい気分にさせられた(その後また同じフロアを通ったら「I want you」に変わっていて、これはこれでものすごいキッチュな組み合わせ)。

さて、長嶋有の「猛スピードで母は」を読み終えたのだが(わりと面白かったが、なぜこれが芥川賞なのかさっぱりわからない)、そのなかでサージェントペパーズに収録されている「She's leaving home」に言及する箇所があって、「ああ、そういえばこの曲大好きだな」という単純な感慨に襲われた。

この曲を聴いて感動した瞬間を俺は今でも覚えている。
俺が高校2年頃だと思う。もともと何回も聴いていたんだが、あまり目立つ曲ではないのでそれまではスルーしてた嫌いがあった。
そのときは脇にCDプレイヤーを置きながら「電影少女」という当時はまっていた漫画を読んでいて、思いっきり感情移入していたタイミングだったと思う。
同じく当時はまりにはまっていたビートルズを聴きながら読んでいて、そのとき流れたのが「She's leaving home」だった。

好きになったのはそれから。