俺の作ったＡＯＲのテープは

かなり完璧なものに仕上がったと思う。
奇をてらうことなく、メジャー過ぎず、しかもＡＯＲ好きにとっては定番もちらほら。なかにはＡＯＲアーティストとしては認識されてない人の楽曲もあったり（ここらへんはＡＯＲというカテゴリーの曖昧さから、当たり前だが）。曲はかなり上質なものを集められたと思う。自画自賛になるが、ＡＯＲ版のフリーソウルというところか。

これからもＡＯＲは追っていこうかな。せっかくここまできたし、まだ高額アーティスト（といっても１０００円以上）には手をつけてないし。

そんなこんなで今日は
Bob Welch/Sentimental lady
テープにも入れたけど、買おうか買うまいか２～３年迷っていた１００円レコードのなかの一曲。ジャケがアメリカンロックっぽい感じなので倦厭していた。が、最高。

今日は家で一人ＡＯＲナイトをやることに決めている。昨日みたいに感情が削ぎ落とされてなければ、の話だが。

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宮沢賢治、読みはじめた。
名詞の使い方が綺麗。
象徴的だとか、そんなことはどうでもよく…とまでは言い切れないが、それよりも名詞がいいんだよな、名詞が。
短編中心にもう少し読んでみようと思っている。
宇宙が描かれていると思っているので。

今日は昼間にも一筆書こうと思う

昨日の夜は欲望というものが削ぎ落とされているという、一種無為というかなんというか、ものすごく感情が鈍化したというか、そんな心境に陥りながら岐路についた。帰ってからも、特に酒が飲みたくなるということもなくノンアルコールで過ごした。非音楽的環境にあったので音楽も聴かず。
ただ、大して面白くもないＴＶを観て、飯を食って寝た。

ああ、これなんだな、

と思った。

こんな風にしてみんな狂気に犯されるんだ、と。

ホドロフスキーが言う、「普通」という名の狂気に。

とにかく、今日の朝もそうした気分を引きずっていて、朝もウォークマンを忘れたんだが大して悲しくならず。電車のなかでは寝てすごした。

これで知識欲もなくなったら、ただの植物的な人間になってしまうだろう。今は脳だけが肥大化しているのが救い。ただ、これもそろそろ磨耗していくのかも。