翻訳者魂

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ゾンビPCランキング

2005-03-22 14:53:54 | インターネット
クラッカーがセキュリティホールからワームやウィルスを忍び込ませて乗っ取ったコンピュータをゾンビPCという。ゾンビPCはID盗難、オンライン詐欺、スパムメール発信、などさまざまな悪意の踏み台になる。

シマンテックのGlobal Internet Threat Reportによると、ゾンビPCの台数が一番多かったのはイギリス、2番はアメリカ、3番は中国だった。

イギリスでは、2004年に急速にブロードバンド化が進んだため、常時接続の危険性について詳しくないインターネット人口も拡大した。これが、ゾンビPCが増えた原因と考えられる。

1. イギリス (25.2 %)
2. アメリカ (24.6 %)
3. 中国 (7.8 %)
4. カナダ (4.9 %)
5. スペイン (3.8 %)
6. フランス (3.6 %)
7. ドイツ (3.5 %)
8. 台湾 (3.1 %)
9. 韓国 (3.0 %)
10.日本 (2.6 %)

せっかく購入した高価なPCがゾンビになるのを防ぐために、シマンテックは、ファイヤーウォールの使用をすすめている。

しかし、最も大事なのはユーザーひとりひとりが、セキュリティに対する関心を持つことだ。OSの脆弱性が発表されたらすぐにOSを更新しよう。それが、ゾンビPCを増やさないための最低限のマナーだ。

無意識の加害者にならないよう十分注意しよう。


参照: Britain tops zombie PC charts

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ここでもイギリスが (eirakusan)
2005-03-23 08:05:04
イギリスがトップというのはびっくりしました。イギリスのインフラの状況も初耳です。



私の周囲の場合は、意外とお子さんがパソコンをやたらいじってて親の知らぬ間にウイルスにやられたというのが多いです。



日本は、どちらかというとまめにWindowsの更新など、保守やってるのでしょうか?
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前回はフィンランドが一番でした。 (翻訳者魂)
2005-03-24 11:45:44
日本人のネット接続時間は世界2位という記事がありましたね。その割に、ゾンビPCの割合は少ない。みんな、まめにWindowsの更新をしているのではないでしょうか。前回の調査でゾンビPCの台数が一番多かったフィンランドは今回の調査では10番にも入っていません。ゾンビPCの恐ろしさを知らせれば、すぐに対処できるということですね。マスコミはウィルスやワームについての情報をどんどん報道してください。
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