お正月は家族勢揃いで楽しいけれど、ちょっぴり不満も…。
普段時々会えて遊べるricoちゃんやあ~ちゃんはいいんだけど、たまにしか会えない虫太郎、せっかく来てくれているのに、おもてなしに忙しくてゆっくりと遊べない。
もっと遊びたかったなぁ~!
そんな私の気持ちを察してくれたのかどうか…。
次男夫婦から夕方ひとときの子守りを頼まれた。
もちろんルンルンででかけましたよ~!
2時間ほど早めに家を出て、ちょっとバーゲンを物色。
体型に問題があるので、どの服でも着こなすというわけにはいかない。
なんとかあまりふっくらに見えないのを1枚探し出して、購入。
よ~し、新年会に着ていこうっと!
さて、虫太郎は自宅でとうちゃんと留守番中。
私の顔を見て大歓迎してくれた。
時々しか会わないのに、ちゃんと顔を覚えてくれるのは嬉しいものです。
ママの帰りが遅くなった時に備えて、お泊まりセットも持参したので、カバンは大きめのもの。
そのカバンの中から、何か魅力的な香りがするらしく(?)、虫太郎はさかんにカバンを気にする。
そう、カバンの中には、次男が出かける時に気を紛らわせるべく、小さな車のおもちゃが入っているのだ。
でも、息子がいる間は、絶対出さないもんね~!
そうこうするうち、息子も出かけていった。
後追いをしそうな気配なので、あわてて消防車のおもちゃを出して、虫太郎の気をひく。
車が大好きな彼は、これで父ちゃんのことは忘れ、30分以上消防車で夢中に遊ぶ。
本当にお守りのしやすい(単純な)子だ。
ご飯も(大人用の)お茶碗いっぱいのおじやを、大口を開けて食べ、リンゴスライスもあっという間に平らげる。
よく遊び、よく食べる、健康な幼児の見本のような子ども。
ケラケラよく笑って、アイコンタクトや喃語でコミュニケーションもできて、こんな楽な子守りはない。
ご飯が終わった頃に、ママが帰宅。
ママの顔を確かめた時の、虫太郎の幸せそうな笑顔。
やはり母親には太刀打ちできない。
でも、ママに全幅の信頼を寄せて、嬉しそうな顔を見せる孫の顔を見るのもとてもうれしい。
だって、それは虫太郎が本当に幸せに暮らして成長している、何よりの証しだから。
ママとしばらく遊んだり、私の食事を手伝って(邪魔して)くれたりしているうちに、大あくびを連発するようになった。
「眠いんだったら、お布団で寝たら」
そういって、お布団を指差すと、トコトコとお布団に向かっていき、コロンと横になる。
お気に入りの毛布をしっかり握るや、一瞬の後にはもう動かない。
あっという間に寝入ったらしい。
まあなんて健全な子でしょう!
本当に手のかからない虫太郎くん。
こんな楽な子守りなら、いつでもオーケー!
新年から孫を満喫して、楽しいひとときでした。