昨日降った雪は、まだそっくり残っていて、道路などはカチンカチンに凍っている。
なんとか駐車スペースの雪だけは始末しなくては。
でも、午前中は寒いからなぁ…。
お日様があたる午後を待って、スコップ持参で外に出た。
心がけの良い方達は、もう自分の駐車スペースの雪かきを済ませたようで、ウチとあと数台の前だけがこんもりと雪が残っている。
一年に数回しか出番のないスコップで、ガッチリ雪かき。
雪を掬うのも力がいるが、掬った雪を捨てても良い場所に運ぶのもけっこうたいへん。
関東の数少ない雪で不満を言うのは申し訳ないと思うけれど、不慣れな作業は足・腰・腕に堪える。
何とか早く済ませて、ウチに避難しようと思っていた矢先、近所の方に声をかけられた、
「この時間は、氷がだいぶ溶けて楽になったわよ。午前中は大変だった!」
彼女は、とっくに自分の車回りは済ませて、みんなが通る道路やゴミ捨て場の辺りの雪かきを続けている。
しょうがないなぁ、彼女1人作業させて、家に帰るわけにも行かない。
逃げ道を断たれて、しばらく家の前の道路の雪かきに精を出す。
「昔はたくさんの人が出てきてみんなでやったから早かったんだけどね」
そう、住民がだんだん高齢化しているから、雪かきする人もどんどん少なくなってきている。
我が家も、昔は息子達に一声かけると、張り切って作業してくれた。
「みんなの通る通路とウチの車の回り、おねがいね~!」
この一声で、私の出番は終わったのに…。
そんなことを考えながら、一時間余り汗を流した。
「いくらやってもきりがないわね」
そういわれたので、「ううん、雪はきりがなくあるけど、私の足腰がもうそろそろ無理って言ってる」と答えて、雪かきを終了させてもらった。
うちに帰ったら、腰がミリミリ、腕が重いし、足のモモが痛い!
明日は健常者の動きができるかな…。