OT園通園日記

車椅子生活の母を老人ホームへ訪ねる日々。でもそればかりではいられない!日常のあれこれを書いています。

最後の授業

2009年07月23日 | マジャル語
2005年4月に、以下のようなことを書いている。

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4月から半年間の予定で四谷まで、マジャール語の講座を受けに行くことにした。
少しダレ気味だったマジャール語に活を入れたいと思って…。

夕方からの講座だが、その前に犬の散歩をしたり、夕飯を作ったり、そしてついでに都内での用事も済ませたいとバタバタしていたら、時間切れ。
結果的に今日はOT圓はお休み。

講座は先生もなかなかわかりやすい説明だったし、生徒のみんなは若いし、費用的にはちょっと贅沢かなあと思ったけれど、楽しかった。
良い刺激をたくさんもらった…という感じ。
それに、私のマジャール語もそれほどひどいものではなかったことも嬉しかった。

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そう、四ッ谷でマジャール語を勉強し始めてから、4年半続けたことになる。
初めての他流試合という感じで通い始めたのだが、思いの外楽しくて、せっせと通った。
果たして、進歩はあったのかなぁ…。

「生涯学習」という言葉があって、私のハンガリー語はその領域だと思って続けてきたのだが、来期は継続しないことにした。
(理由はいろいろと…)
そして、今期の授業は、今日で最後だったので、四ッ谷での授業は今日で終わり。
何事にも終わりがある。
いろいろな方と知り合えたし、たくさんの事も教えていただいた。
年齢や職業などの違いを超えて、真摯に学ぶことができる場で、私にとっては日常をリフレッシュできる新鮮な学びの場でもあった。

ホント、楽しかったです。
お世話になった先生、生徒の皆様、ほんとにありがとう!

実は、私が辞めることによって、このクラスは多分消滅してしまう。
なので、クラスメイトにとっても、今日が最後の授業。
せっかくだから、何か楽しいことをと、先生がハンガリーのトランプを持参して下さって、トランプ遊び。


赤のハートはトランプと同じ、その他に緑(クローバー)、かぼちゃ(クラブ)、ドングリ(クラブ)のマーク。
カードは全部で36枚(キングはあるけど、ジャックとクィーンはないらしい)

このトランプ、Tell Vilmos(ウィリアム・テル)という名前らしい。
1849年以降、このカードができて、定着したらしい。

なぜこの時期に、ウィリアム・テルかというと…。
1848~49年、ハンガリーでは革命運動が起こったが、ハプスブルグ率いるオーストリア軍によって失敗に終わる。
スイスの独立を勝ち取ったウィリアム・テルにあこがれて(あやかろうと?)、このカードが使われるようになったらしい。
(この由来、ちょっとおもしろいなぁと、またまた感激!)

とりあえず四ッ谷での授業は終わりだけれど、これからも細々ながら、ハンガリー語の勉強は続けていこうと思う。
(クラスメイトのrinaさんのおかげで、その段取りもだいたいできたし…。感謝!)

四ッ谷での四年半、楽しかったなぁ~!

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