OT園通園日記

車椅子生活の母を老人ホームへ訪ねる日々。でもそればかりではいられない!日常のあれこれを書いています。

一人で夕飯

2006年11月25日 | 家族の話題
今日は土曜日、明日の準備があるので、朝からバタバタと準備をしていた。
夫がなんとなくすまなさそうな顔で、「今日は恒例の同期会があるからでかけるよ」という。
毎年11月の第4土曜日は、高校のクラス会と決まっていて、お友達のやっている早稲田界隈の店に集まるらしい。

「キャー、ラッキー!」
「夕飯の支度しなくて良いじゃない」
今日は娘もサークルの集まりとかで、「夕飯はいりません!」といって出かけていった。
土曜日なのに一人でご飯なんて珍しいこと。
でも、あれこれ忙しいのと、たまの出来事なので、ちょっとウキウキ気分で夫を見送った。

その後、用事を済ませ、買い物ついでに鯖鮨を購入。
母のおやつにどら焼きも買って、OT園に寄った。
OT園に母のよそいきを届け、介護士さんに明日の外出の支度を依頼した。
「あら~!楽しみね~」は、いいのだけれど。
「私はどうすればいいの」
「何時に出かけるの?」
「何を用意すればいいかしら」
こう書くと実にまともな質問のようだけれど、母は興奮して同じ質問を何度も繰り返す。
そのたびに丁寧にきちんと説明するのだけれど、余り何度も聞かれるとからかわれているんじゃないかしらという気持ちにもなってくる。
そうかと思えば、「そう、みんな明日集まるのねぇ、私はいけないからよろしく言ってちょうだいね」等とも言う。
どこかが壊れていることを、しみじみと感じるのはこんな時である。

さて、夕方ゆっくり犬と散歩を楽しみ、私は一人で鯖鮨とナスの味噌炒め、キャベツ・きのこ・わかめのサラダで夕飯を済ませた。
なかなかリッチな一人の晩ご飯。
たまならこんな夜の過ごし方も幸せ。

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