OT園通園日記

車椅子生活の母を老人ホームへ訪ねる日々。でもそればかりではいられない!日常のあれこれを書いています。

栗とリンゴ&梨と柿

2007年10月21日 | 母のこと
シーズンに一度くらいは栗ご飯を食べなくちゃと、栗をむいて、栗おこわを炊いた。
せっかく炊いたのだからと、OT園へも持っていく。
昨夜青森から届いたジョナゴールドも、デザートにと少し持参。

昼食少し前に母の部屋へ行くと、昨日の夕方にはなかった見慣れぬ袋が置いてある。
「さあ、クイズです。さっきまで誰が来ていましたか?」
母は、楽しそうに、「わかんな~い、忘れちゃったわ~」という素直なお答え。
「T叔父さんじゃないの?」と尋ねると、「そうそう、そんな気がする」
真に心許ない。

袋の中身は、大きな梨と柿が2つ。
T叔父が、車を飛ばして持ってきてくれたに違いない。
「あの人は性格が明るいから、話していても楽しいわ」と、母。
「だったら覚えていてよ」
心の中でそっとつっこんでおいた。

秋は美味しい物が多い。
梨・柿・栗・早生のリンゴ、皆季節のおいしい果物だ。
叔父からの柿と梨は、私が預かって帰り、後日むいて母の所へ持って行くことにする。
OT園の昼食メニューも今日は栗ご飯。
これは薄いお醤油味のご飯に栗を入れたもののようで、母は両方を食べ比べてみると張り切って食べ始める。
「食べ過ぎないでね~!」と、少々不安に思いながら、母と別れた。