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スターリングエンジン

2006-02-08 | 環境


先日、里山フォーラム2006に参加した際、「スターリングエンジン」という言葉を聞いた。
自動車のエンジンなど内燃機関と違い外燃機関で、里山の活動としてバイオマスエネルギーを使って、なんちゃらかんちゃらと、その時はさっぱりであった。

で、たまたま本屋へ出掛けると、「大人の科学マガジン 手のひらの熱で動くエコエンジン」~ふろくスターリングエンジン~とあるではないか。

そのスターなんとかって、文字で言うと・・・

1816年にスコットランドの牧師、ロバート・スターリングが発明したから、エンジンの名前は『スターリングエンジン』。動力源は温度差による空気の膨張・収縮です。ある程度の温度差さえあれば、例えば外気温と手のひらの体温の温度差によっても動きます。スターリングエンジンは、環境問題やエネルギー問題を解決する未来のエンジンとして注目されています。
(大人の科学HPより)

・・・だそうだ。よく分からんが、早速買って(¥2,100なり)、つくってみました。
元々理系の工作好きなので、ドライバー片手に、1時間ほどで調整を行い、あったかいココアのポットを下にして、しばらく温めたのち、回転盤をちょっとまわしてやると、
くるくる回転する。どんどん回る。ずっーと回っているようだ。

中のピストン内の温度差によって、空気が膨張、収縮を繰り返して、ピストンが上下し、それを回転運動に変換している・・・のかな。
説明書によると20度ほどの温度差があれば、回るそうです。

19世紀初頭に発明されたエンジンが、今また注目されているというのは、おもしろい。
当時は、結局見向きもされなかった「ガソリンやディーゼルなどと比べて発揮するパワーは小さいが、とっても小さなエネルギーで動く」ということが、再度見直されている。
大きな力でムダを出しながら、ある水準を保つのではなく、いろんな小さな方法で、少しずつ補完しあうというエネルギー生産に変わっていくのではないでしょうか。
地域ごとに、自然環境や社会状況に合わせて、エネルギーを選択し、全体としてエネルギーのムダが減っていく世の中になる兆しがしました。

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