Fun with NATURE

人と人、人と自然をテーマに
まっちゃの環境、自然、あそびの広場

てくてくハイキングにでかけた

2005-11-07 | 自然
立冬なのに、朝から暖かかった今日。
午前中で勝手に仕事を切り上げ、近くの音羽山へハイキングへ出かけました。

まだまだ里山の残るご近所を抜けて、山へ入っていくと



ヤマアカガエルを見つけたり、



にょきにょきキノコあらわる!(実際はホント小さい)



山頂近くで強風の中、休憩していると、寒さに耐えるイナゴを発見!



などと気楽に歩いていると、音羽山山頂に到着



このときには、だいぶ陽が暮れかかっていました。

- 秋風の 吹きにし日より 音羽山 峰の梢も 色づきにけり -
紀 貫之(古今和歌集)

音羽山は、593mほどの山ですが、京の都と近江の間にあり、古来歌人に詠まれてきた山です。京の人の世を捨て、寂しさを感じる歌が多いようです。

音羽山からは、琵琶湖も見えます。今日は中国から黄砂がはるばるやってきているとのことで、あまり遠くは見えません。


(黄砂は、中国での沙漠化が進行しつつあることを象徴しているそうです。関西では春の風物詩のように思われています。)

暗くなる前に急いで山を降りると、逢坂山、蝉丸神社、そして京阪電車大谷駅へ。
蝉丸というと・・・
- これやこの 行くも帰るも 別れつつ しるもしらぬも あふさかの関 -
蝉丸(小倉百人一首)

自然と歴史を感じるハイキングでした。
(実際は、体力の衰えも若干感じる・・・)