昼下がりのコーヒー豆のあくび アーリーアフタヌーンコーヒー日記

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コーヒー豆屋のちょっとだけゆっくり流れる時間

海と空とセスナと野茨、あとミサゴ、一寸ぼく

2024-06-07 08:13:10 | 日記
潮の香。砂浜脇を這うテリハノイバラの横に腰掛けて曇天を見上げれば、風に乗り、ゆったりと浮かぶミサゴのつがいと、観光か調査か、三保を飛び立ったのであろう海上を舞うセスナが一機。

ふと、ミサゴの一羽が羽を折りたたみ急降下、魚ではない何か黄色いものを咥え、すぐさま上昇していきます。
同じ時間、同じ空間に居ながら、セスナもミサゴも野茨も、そしてボクも、互いの存在になど関心も無く。

ツっと、体勢を変えようとしたボクの右手に小さな痛み。如何やら野茨のトゲに触れたようで・・・野茨を簪にしたという孟光(三国志でしたか?)が突然思い起こされます。あ、関係性ができちゃった。

なるほどボクらは海と空も含め、ゴルジ体であり、ミトコンドリアであり、リボゾームであり、液胞なんだな、いや血液でありリンパであり、マクロファージであり形質細胞、血小板とか。無関係のように見えて相互依存相互限定関係、総体で一体を成す関係でもありました。

ところで、博学清貧の夫梁鴻とは「相敬如賓」互いに尊重し合う「挙案済眉」の故事で、容姿ではなく品位の美しさで有名な彼女。夫と共に隠棲することになった原因は、彼女が夫を窘めて奏上させた「五噫の歌」が朝廷の怒りを買ったからだったか。内容は単に、「憂国憂民」。

気にしている痛いところをつつかれれば、そりゃ怒りもするもんですが。

その行為を何とか正当化しようと、言い訳したり脅したりするのは返って逆効果だよなあ、気を付けようと、勉強させていただくことが多い報道番組です。








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