一日ひとつ 英語の豆知識 

【ドラ豆】(ドラマメ)と【今日豆】(キョウマメ)の2種類の豆知識シリーズ。毎日ひとつ英語の豆知識をものにしよう!

豆知識 『デフ』 #1139

2008年03月05日 | ドラマの豆知識
ある日、とつぜん1通の封書が送られてきて、次回からの支払いが、17万円から
26万円に増えると知らされた。利率がそれまでの9.4%から、一気に18%に
あがったためだだという。

フエンテス夫婦は、なんとなく【preferential treatment】優遇措置期間があると
いうことは聞いたことがあるが、それ以上に、【mortgage(モーゲッジ) broker】
〔住宅ローンブローカー〕から、住宅の価格がどんどん上がっており、3年たった
時にはその増えた資産をもとに 、さらに有利な【refinance(リファイナンス)】〔ローン
の借り換え〕がおこなえるので、なんの問題もない、と強く説得されたのを覚えて
いる。

そのことを、ブローカーに訴えたが、ブローカーは、『・・今は当時と状況がちがう
んだから仕方がない。契約は契約だから・・』と、いっこうに取り合ってくれない。

それでも、夫のペドロ(Pedoro)が、『そんなこと言っても、あなたが大丈夫だと
言うから契約したんじゃないか・・』、と粘ったが、その後はパソコンに向かって
別の仕事をはじめたという。

  Pedoro 【 He began to turn a deaf ear. 】 と言う。

   メグミ 【......まわす?.....デフイヤァ??】.....(・o・?) ハア?

どういう意味なんでしょうかぁ?

      (・・?)
      ('。')
      (-_-;)
      (´ー`)
Bingo!

   【 turn a deaf ear (to) 】→〔~に耳を貸さない、~を聞こうとしない〕 
                            という意味ですよね~ (^o^) 


       【 turn 】→この場合は〔 向ける 〕
       【 deaf 】→〔 耳が聞こえないひと 〕
       【 ear 】→〔 耳 〕

        つまり、直訳すると、
            ⇒〔 耳が聞こえないひとの耳を向ける 〕
        ということは、
            ⇒〔~に耳を貸さない、~を聞こうとしない〕
        ですよね。

                           (^^)v

● (明日はお休みの日です) m(_ _)m


豆知識 『シャラン』 #1138

2008年03月04日 | ドラマの豆知識
フエンテス夫婦が、家を失う危機におちいったのは、入居してから3年たったとき
だった。

その3年間は、たしかに毎月の支払いは約17万円だった。ところが、3年を過ぎ
ようとした昨年秋に、突然、次回からの支払いから26万円なるという通知が送ら
れてきたのである。

通知書には、3年間の【preferential treatment】〔優遇措置〕 期間がすぎたので
利率がそれまでの9.4%から、一気に18%にあがったためだと書いてあった。

あわてて、【mortgage(モーゲッジ) broker】〔住宅ローンブローカー〕に連絡をとり
説明を求めたが、ブローカーは、すこしバツの悪そうな表情はしたが、それでも
『・・契約書に書いてあるとおりさ・・読んで知ってるだろう・・』、と関わりた
くない様子だったと言う。

夫のペドロ(Pedoro)によれば、

  Pedoro 【 He said it nonchalantly ! 】 と言う。

   メグミ 【......ノン?.....シャラントゥリィ??】.....(・o・?) ハア?

どういう意味なんでしょうかぁ?

      (・・?)
      ('。')
      (-_-;)
      (´ー`)
Bingo!

   【 nonchalantly 】→〔 平然と、無頓着に、無関心なように 〕 
                          という意味ですよね~ (^o^) 


        この、【 nonchalant 】〔無頓着な、無関心な、冷淡な〕
        は、もともと古いフランス語から派生してできた言葉なの
        で、発音が英語っぽくなく、フランス語っぽいんですよね。

        発音は、〔ノンシャラントゥリィ〕で、真ん中の〔ラン〕
        を強く発音します。

                           (^^)v


豆知識 『ビット』 #1137

2008年03月03日 | ドラマの豆知識
フエンテス夫婦が、新築の家に住みはじめて毎日は夢のような日々をすごした時期
は、ちょうど3年間だった。

3年間が過ぎると、低い支払いですむ【preferential treatment】〔優遇措置〕 期間
が終わることはフエンテス夫婦もなんとなく知っていた。

しかし、【mortgage broker】〔住宅ローンブローカー〕が言うには、さらに有利な
【refinance(リファイナンス)】〔ローンの借り換え〕がおこなえるので、まったく心配ない
とのことだった。

現在、このフエンテス夫婦のように、低所得者向けの【subprime loan】〔サブプライム
ローン〕を借りて家を購入し、途中でローン返済が困難となり自宅を手放した人々の
なかには、優遇措置期間があることも知らされないで契約した人々も多くいたそうだ。

なにぶん、過去1年間だけでも、この種のローン返済が困難となり自宅を手放した
世帯が、アメ リカ全土で約200万世帯にも及ぶというからすさまじい。前にも
メグミが計算したとおり、日本にあてはめてみると 大阪市の全世帯と、神戸市の
全世帯を足した家庭数にひってきするのだ。

シャロン(Sharon)は、なにも知らされなくて被害にあった人々のことをメグミに説明
しようとして、

  Sharon 【 They were bit by the loan sharks. 】 と言う。
                      【loan shark】=〔悪徳金融業者〕 

   メグミ 【....悪徳金融は分かるけど?.....ビットって??】.....(・o・?) ハア?

どういう意味なんでしょうかぁ?

      (・・?)
      ('。')
      (-_-;)
      (´ー`)
Bingo!

   【 bit 】ここでは→〔 (サメに)咬まれた 〕 
                       という意味ですよね~ (^o^) 


       【 bite 】が ⇒〔 かみつく 〕で
       【 bit 】はその過去形で→〔 かみついた 〕

        この、【 a bit of 】は→〔 ちょっとの 〕
        という意味でよく使われるので、ネイティブ
        との会話や、映画、ドラマ、ニュースなどで
        急にでてくると、一瞬意味がつかめない場合
        もありますよね。
                           (^^)v


豆知識 『ハマグリ』 #1136

2008年03月02日 | ドラマの豆知識
フエンテス夫婦は、新築の家に住みはじめてからの毎日は夢のようだったという。

ふたりで月に約44万円の収入があったので、そのなかから約17万円の支払いは
それほど負担には感じられなかったそうだ。子供がいないし、大きな買い物はほと
んなかったので、手元にのこる27万円は、2人がつましく暮らしていくには充分
だったという。

27万円のなかから毎月すこしずつおカネを残して、1年後には待望の大型テレビ
を手に入れ、毎週末には、2人で【family room】〔リビングルーム〕のカーペットの
上に、枕と毛布をならべて映画チャネルの映画を楽しんだという。

もともと仲のいい夫婦だったが、家を手に入れてからは、子犬のようにいつも一緒
に家の中で過ごしたという。

さきほどは、妻のトーニャ(Ton'a)が、そのころは良かったと言って、【draw a
sigh】〔ため息をつく〕をしたが、こんどは夫のペドロ(Pedro)が、夢のような日々
だったと、【drew a sigh】〔ため息をついた〕。そして、

  Pedro 【 We were as happy as a clam. 】 と言う。

   メグミ 【......幸せ....クラァムって??】.....(・o・?) ハア?

どういう意味なんでしょうかぁ?

      (・・?)
      ('。')
      (-_-;)
      (´ー`)
Bingo!

   【 as happy as a clam 】→〔 とても幸せで 〕という意味ですよね~ (^o^) 


        直訳すると、〔 ハマグリのように幸せで 〕、となり
        ますが、これだけでは何のことか分かりません。
 
        この表現は、昔からある次のたとえからきています。

       【 as happy as a clam in the mud 】または、
       【 as happy as a clam at high tide 】

       【 clam 】は→〔ハマグリ、アサリなどの二枚貝〕
       【 mud 】 は→〔泥、ぬかるみ〕
       【 high tide 】は→〔満潮〕

        つまり、→〔ドロのなかのハマグリのように幸せ〕
        となりますが、まだ説明が必要です。

        潮が満ちたときや、ドロのなかに隠れているときは
        人間などに見つかることが少ないので、安心していら
        れる。 だから → 〔とても幸せ〕ということになるん
        ですよね。
                           (^^)v


豆知識 『それらは』 #1135

2008年03月01日 | ドラマの豆知識
シャロン(Sharon)が、メグミにもう一度わかりやすい英語で説明してくれた。

つまり、フエンテス夫婦は、最初の3年間は毎月約17万円払えばよいだけという
条件で、18万ドル(約2000万円)もする新築の家を手に入れたのだった。
ふたりで月に約44万円の収入が あったので、その中から17万円払っても、手元
に27万円がのこるので、ゼイタクをしなければ暮らしてける支払いだった。

まさか新築の家がもてるなど、考えてもいなかったので、それからの毎日は夢の
ようだったという。

新築の家は、やや貧しい人々が住んでる場所のちかくにあり、あたらしく建てられ
たピカピカの家並みが100軒以上つづいているという。そのなかの1軒がフエン
テス夫婦が購入した家で、平屋だが3つベッドルームがあり、居心地のよい【family
room】〔リビングルーム〕で、くつろいだ毎日が過ごせたという。

フエンテス夫婦の夫のペドロは、『・・まるで、青春をとり戻したようだった・・』、と
言い、美しい妻のトーニャ(Ton'a)は、なつかしそうな表情で、

  Ton'a 【 Those were the days...】 と言う。

   メグミ 【......それらは?.....日々だった??】.....(・o・?) ハア?

どういう意味なんでしょうかぁ?

      (・・?)
      ('。')
      (-_-;)
      (´ー`)
Bingo!

   【 Those were the days. 】→〔 あの頃がなつかしい、想いだすなあ 〕 
                        という意味ですよね~ (^o^) 


      直訳すると、『それらは日々だった』ですが、言いかえると
      『あの頃は……の日々だった』、ということで、その後ろに
      楽しかった想い出や、良かったころのイメージが続きます。

      ということで、単に、【Those were the days.】と言うだけで
      〔 あの頃がなつかしい、想いだすなあ 〕という意味になるん
      ですよね。

      ちなみに、メリー・ホプキンが歌った 『Those were the days』
      は、全世界で500万枚以上の大ヒットを記録。

                           (^^)v