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生活意識(7月4日放送分)

2011年07月07日 | FM放送要旨
かずさFM 83.4メガヘルツ 
「熊本秀樹の生活まる得情報」
放送時間 毎週月曜日9時30分~ 再放送19時30分~
「かずさFM」は4月からインターネットでも聞けるようになりました。
 
毎週金曜日12時~14時の「ランチタイムガーデン」にも出演していますので、
インターネットでお聞きください。
 
NO114中流意識(要旨)
 
 1.人口一億人
  ①一億玉砕、一億総懺悔
    戦時中の人口は約7000万人だった。戦中・戦後に「一億玉砕」や「一億総懺悔」
    と言われたが、これは、内地7000以外の朝鮮半島や台湾の人たちを合わせて、
    1億と1億人と見なしたようだ。
  ②一億総白痴
    1957年(昭和32年)頃のテレビの急速な普及を評して使われた。
  ③人口が一億人を超えたのは1970年(昭和45年)の国勢調査であった。
  ④現在の人口は2010年10月1日現在1億2751万人。前年に比べ
    18万3千人(0.14%)減少(2年連続)した。
    男性は12万1千人(0.20%)減少(5年連続)
    女性は6万1千人(0.09%)減少(2年連続)
 
 2.一億総中流
  ①昭和33年から始まった内閣府の「国民生活に関する世論調査」第1回調査結果によれば、
    自分の生活程度が「上」だと答えた人は0.2%、「中」は72.4%、 「下」は17.0%である。
    中流と答えた人の内訳は、「中の上」3.4%、「中の中」37.0%、「中の下」32.0%である。
  ②1970年代(昭和45年以降)の生活意識
    中流と答えた者が昭和45年以降は約9割になった。
    1979年(昭和54年)には国民生活白書で、国民の中流意識が定着したと評価している。
    下と答えた人の割合は1割以下でしかない。
    中流意識は高度経済成長の中で、マイホーム、自家用車、家庭電化製品の普及による。
  ③最近の生活意識
    中流意識はあるものの、お金を持っている人と持ってない人の格差は拡大傾向にある。
    年収300万円以下の層と1500万円以上の層が増加しているが、その中間は減少傾向にある。

 3.上流生活者の生活習慣
  ①テレビや新聞の好みは日経新聞、朝日、読売。テレビはNHKが多い。
  ②車はプリウス、お酒はウイスキーやワイン。
  ③利用する店舗はユニクロ、マクドナルド、ファミレス。
  ④住宅ローンは上流ほど大きい。
  ⑤家族と過ごす時間は多いがテレビを見る時間は少ない
  ⑥人間関係に恵まれている。