楕円と円 By I.SATO

人生も自転車も下りが最高!
気の向くままに日常と趣味の自転車旅を綴ります。

『リッカ弦楽四重奏団』結成記念コンサート

2023年12月14日 | 日記

2023.12.13

 

年の暮れ、久しぶりに札幌大通り公園「ミュンヘン市」のイルミネーションを見てから『リッカ弦楽四重奏団』の結成記念コンサートを聴いてきた。

新聞記事を見て妻がチケット購入メールを出したら、バイオリンの会田莉凡さん(札響コンサートマスター)からお礼の返信メールが来てびっくりした。

 

〝リッカ〟は雪の別名「六花(りっか)」に由来し、ひとつとして同じものは無い雪の結晶のように、きらめきのある音楽をしたいという意味から名付けたという。

メンバーは札幌交響楽団のバイオリン2名、ビオラ、チェロの4名で、演奏会場はお菓子の「六花(ろっか)亭」が運営する「ふきのとうホール」。

 

ハイドン、ショスタコービッチ、ブラームスの弦楽四重奏曲3曲で、会田さん曰く、「結成コンサートでこんなに大変な曲ばかりを演奏するところは日本にありません。(笑)」

どれも珠玉の作品。冬の厳しさ、春の暖かさと重なった。

 

アンコールはチャイコフスキーの弦楽四重奏曲第1番から第2楽章「アンダンテ・カンタービレ」で、ここは聴いたことのある旋律だった。

 

 

演奏;ボロディン弦楽四重奏団(1945 ロシア) 演奏データ 不明

Ⅰ 00:45  11:35  Andante cantabille. Ⅲ 19:12 Ⅳ 23:08  

調べて見ると、チャイコフスキーがウクライナで聴いた民謡に題材を得たとある。

 

 


官房長官の不信任案は茶番

2023年12月11日 | 日記

自民党の裏金問題について、

岸田首相「適切な時期に適切な対応を考える。」

どこまで行っても〝岸田語法〟は衰えない。

考えるだけ。

 

立憲民主党が松野官房長官の不信任案を衆院に提出した。

自公が否決すると、「国会が信任」したことになって解任するのは理屈に合わなくなる。

国会に上程される前に岸田首相は適切な時期に既定路線で解任するだけ。

岸田首相は何にも考えていないから出来る。

 

屁の突っ張りにもならないこういう茶番が政治不信を招くことを立憲民主党は肝に銘じられたし。

 

 

 

 

 

 

 


久しぶりにブルーグラスを聴いた

2023年12月10日 | 日記

久しぶりに〝ブルー・グラス・ミュージック〟を聴いた。

アイルランド、スコットランドからアメリカのアパラチア山脈の南部に持ち込まれたカントリーミュージックのひとつ。

辺りにブルーグラスという牧草が生えていてこの名が付いた。

 

学生時代に「ケンタッキー・ブリユーグラス」という牧草を習ったことがあったがこの草だろう。

アパラチア山脈は競馬でも有名なケンタッキー州を跨いでいる。

ゴルフ場は、本州がバリバリとしたコウライシバなのに対して、北海道は寒さに強く粘りのあるこの芝である。

 

〝ブルー・グラス〟は基本的に電気楽器を使わず、ギター、フィドル(バイオリン)、マンドリン、バンジョーなどで演奏される。

昔、仕事で行ったアイルランドの酒場でルーツのような演奏を聴いたことが懐かしい。

 

有名な「フォギー・マウンテン・ブレイクダウン」は実在した男女の銀行強盗の出会いと逃走を描いてニューシネマの魁となった「俺たちに明日はない」(1967年)のボギーとクライドが逃走するシーンで流れた。

貧しい銀行の客からは金を奪わないそのスタイルは、世界恐慌時代のロビンフッドとしてもて囃されたという。

 

 


 内閣不信任案の提出を

2023年12月06日 | 日記

検察は総力を挙げて自民党の裏金問題の全容を白日の下に明らかにして欲しい。

東京五輪の誘致に当たって、よりにもよって官房機密費をIOC委員の買収に使わせた人物が長らく派閥のトップ、総理大臣にいた政党である。

 

組織的な裏金を何に使っていたのか。

官房長官が口が裂けてもひと事も喋れない。

別に「政府の立場」を質問しているわけでもない。

 

それにつけても思うのは、選んだのも選挙民、利益誘導を頼んだのも選挙民。

政治の貧困さがあらためて浮き彫りになった。

 

隣の韓国は政権交代により、前大統領が現職時代の悪行が暴かれて逮捕される国柄である。

土台が腐ったこの国の立て直しも政権交代でしか出来ない。

そのためには選挙民の刮目が必須だ。

 

そして、野党の毅然とした態度。

口を開けて柿が落ちてくるのを待つだけの何の理念もリーダーシップも無い岸田首相率いる内閣の不信任案を今出さずしていつ出すのか。

 

第一党の立憲民主党の泉党首の「国民がどこまで本気で政権を倒す思いを持っているかだ。」(5日 ラジオNIKKEI)というコメントには呆れ、悲しくなってきた。

本気になって欲しいのは今のところ野党第一党の立憲民主党である。