楕円と円 By I.SATO

人生も自転車も下りが最高!
気の向くままに日常と趣味の自転車旅を綴ります。

やれば出来る?

2023年12月20日 | 日記

短歌結社に入って17年になった。

今月は定例の2カ月ごとの詠草原稿の他に依頼された原稿があった。

送付はいつも締め切り間際だし、今回は依頼原稿もあり、編集に迷惑をかけられないので早めに準備を進めてきた。

 

17日になって、いつものようにPCの「メモ」で作成していた短歌原稿を消失してしまった。

どうやら保存の処理でミスッたらしい。「メモ」の復元はほぼ出来ない。

 

以前にも一度あって、その時は欠稿にしたが、今回は年の暮れの区切りでもあり、がっくりしながらも再度作ることにした。

締め切りまで一週間。余裕をみて二日程度しかない!

 

二日間、集中して何とか10首を詠んだ。

自分の場合は何かをしていてふと浮かんだ歌の断片を書き留め、じんたかじんたか1カ月も2カ月もかけて完成するスタイルなので二日間は1年を早回しするようで疲れた。

パソコンから消去してしまった10首は正確に思い出せず、全て違う歌になった。

 

人間の記憶というか、一瞬、心に浮かんだ歌は直ぐにどこかへ行ってしまう。

トシがトシだけになおさらのことである。

 

昨日の夕方、頼まれていた原稿とともに投函してホッとした。

 

 

冬になるとシベリウスを聴きたくなる。

「トゥオネラの白鳥」は、フィンランドの民族叙情詩『カレワラ』から作曲されたオペラの序曲を素材にした組曲の中のひとつで、イグリッシュホルンのメロディーが美しい。

演奏:ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団