楕円と円 By I.SATO

人生も自転車も下りが最高!
気の向くままに日常と趣味の自転車旅を綴ります。

カムイミンタラ

2020年06月11日 | 日記

70才台の第二歩目で、三密を避けて大雪山旭岳に来た。大股過ぎるか(笑)。地元東川町がホテル1泊3,000円を補助してコロナで遠のいた客足を呼び戻す取り組みをしている。

手洗い、バイキングは手袋とマスク着用だ。スタッフはフェースガード。まさか山のホテルでこんな時代が来るとは。

勇駒別温泉(アイヌ語で温泉に流れる川)に浸かり、数えてみたら旭岳に7回も来ていた。山登りで2回、Skiで2回、姿見の池の散策で3回だった。僅かに雪の筋が見える。ロープウェイは止まったままだ。

道内外含めて同じ所にこれほど足を運んでいるところは無い。“カムイミンタラ神々の住む庭”は人の心を飽きさせない懐がある。また足を運べる日を楽しみに健康に留意しよう。

 

 

 


機能しなくなっても惰性が優先の政治

2020年06月09日 | 日記

今日(6/9)の衆院予算委員会で。

福島原発事故の時に民主党政権が議事録を作っていなかったことを管官房長官が当時のブログで「政権を担当する資格が無い。」と綴っていた。

このことを辻元清美議員が取り上げ、「官房長官も総理を見限っているのではないですか。」と挑発すると、安倍首相が例によって色をなし、「失礼だよ!失礼だよ!」とヤジを飛ばした。本当のことなんだ。

“アベのマスク”が昨日届いた。本当に間抜けなことだ。まだ半分ちよっとの配布割合らしい。10万円は2割程度とのこと。永田町も霞ヶ関も機能不全に陥っている。

コロナ対策の遅れを“役所仕事だから”と片付けるのは簡単だ。政権中枢のスタッフは忖度上手だがまともな政策立案や霞ヶ関部隊の運用は苦手のはずだし、その部隊も安倍政権の不祥事の後始末で疲弊し切っている。行政が機能しなくなっているのも当たり前だ。

これまでは人事で尻を叩かれてきたが、霞ヶ関も徐々に安倍首相からの離反が始まっているかもしれない。昔から官僚は機を見るに敏だ。PCR検査体制が遅々として改善されず、何ヵ月経っても希望者が受けられないのはその兆候かもしれない。

二次補正も殆どが野党が言っていたものを霞ヶ関が後追いで纏め、途方も無い予備費を放り込んだ“やっつけ”仕事だ。「これが目玉」という力も誠意も感じられない。

昔であれば自民党内で政局になっていたが「あと1年だから。」の空気なのが与野党とも情けない。機能しない政府と役所が惰性で政治をしている。

 


苦境に立つオーケストラ

2020年06月07日 | 日記

昨夕、いつものように風呂でラジオを聴いていた。NHKが18:00からのNewsで5分間の全てを使って国内オーケストラの苦境を伝えていた。

それによると、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、日本オーケストラ連盟に加盟している国内37のオーケストラが2月下旬以降、6月4日までに中止や延期を決めた公演は、合わせて1、009に上っているという。1団体あたり25公演にもなる。

このうちおよそ300公演は、6月以降に予定されていたもので、緊急事態宣言が全国で解除されたあとも、いわゆる「3密」を防ぐ方法が定まっていないことや、海外の指揮者やソリストの来日のめどが立たず、すぐには公演を再開できず苦境に立たされている。

客どうしの間隔を広げるために客席を減らした場合、チケット収入だけでは赤字になるおそれもあり、再開しても公演を続けていけるのか心配する声も聞かれるということ。

滅多に見ないその日の19:00のNHKTVニュースでもかなりの時間を使って同様の内容とウィーンフィルが公演を再開したと伝えていた。2,000人のホールで100人に限定して開催していた。

こんな中、各オーケストラの団員がテレワークで演奏をしている。以下は九州交響楽団のものです。プロとは言え、よく合わせるものです。

 


今年初の自転車野宿旅

2020年06月06日 | 日記

 

コロナ緊急事態宣言が解除されて、隣の長沼町のキャンプ場も6月1日にオープンした。近いので毎年、シーズン始めに野宿の“勘”を取り戻し、テント類の点検をするために訪れる。

果たして今年はそれが生きるか。電話で「何か留意事項はありますか。」と聞くと「マスク着用でお願いします。」とのこと。出掛けてみた。

平日(6/5金曜日)でもあり先客は家族連れの2テントのみ。さすがに親子ともマスクはしていない。小学生の子供らは久し振りか、広々とした綺麗な空気の中で走り回っている。

受付のセンターハウスだけマスクを付けた。ウイルスも自然界の生き物だ。今、新型となって我々の身体で急速に増殖しようとしているのはこの地球の目に見えない何かのバランスが崩れている兆候の一つなのだろうか。

静かに耐性を獲得するということではないか。ワクチンで撲滅出来たと考えられているのは天然痘しかないのだから。ひよっとして人類も地球という宿主に巣くう傲慢なウイルスかもしれないのだし。

などと緑の樹木と芝で浄化された空気の中で考えてみても宇宙と同じで人類には掴みきれない世界だ。

キャンプ場へは朝のポタリングコース経由の田んぼ、畑の“Small Road”を走った。昨年、霧多布岬で出会ったオランダ女性が言っていた「自転車旅はsmall Roadが良い。」と。そのアドバイスどおり、長沼町で羊を飼っている農家を見つけたりした。

若い頃に「転作」の仕事で羊を導入したことが懐かしい。あの頃も感染症はあったのだろう。のんびりした時代だった。

 


コロナ対策にも疑惑

2020年06月03日 | 日記

新型コロナウイルス対策の中小企業・個人事業者・フリーランス向け現金給付事業を国から受託した「サービスデザイン推進協議会」なる一般社団法人が事業費から20億円を中抜きし、業務の殆どを構成団体に丸投げしていたことが分かった。

推進協議会は〝元請け〟となって、電通、パソナ、トランスコスモスという3社に事業を分配するトンネルペーパー法人だったのだ。週刊文春が報道し、国会追求が始まった。政権の膿は底知れない。

769億円の給付事業の大半の749億円を電通に再委託し、差額の20億円が推進協議会に入る仕組みだ。電通からさらにパソナ、トランスコスモスに再々委託。何と、これらの会社は推進協議会の構成メンバーなのだから形を変えた談合であり、何をか言わんやである。

この推進協議会は2016年5月に経産省肝入りの『おもてなし規格認証事業』の公募が始まると同時に設立されている。それから約4年の間に経産省から受託した事業は、14件、総額1,576億円にものぼるという。

うち7件が電通グループ、2件がパソナに再委託され、残り5件も大半を外注という。電通をヘッドとする経産省の事業に組み込まれた巧妙な談合システムではないか。「桜」もそうだったが、アベ政治ではこうした不透明な税金の使い方がまかり通っている。

国が直接電通等と入札契約すれば済む話で経費も抑えられる。推進協議会が全体の統括と給付金の振り込み、電通がコールセンターや申請受付業務等の管理・広報等を分担しているというのだから、給付までに時間がかかるわけだ。

他にも不透明なことがある。給付事業が組み込まれた第1次補正予算案が閣議決定されたのは4月7日、経産省が事務事業の入札の公募をはじめたのが翌8日であるにもかかわらず、件の推進協議会が「jizokuka-kyufu.jp」というドメインを取得していたのは、閣議決定の前日、4月6日だったという。受注が事実上決定していたということだ。

事実、競争入札の前に中小企業庁が推進協議会とヒアリングを行っていたことが国会質疑で判明した。入札が公平・公正に行われていたのか疑わしい。

事務所は東京・築地にある9階建てのオフィスビルの2階。膨大な業務に追われているはずの部屋に人気は無く、インターホンを何度押しても反応はないという。
 
何やら東京オリンピックの誘致裏工作を担った中東のペーパーカンパニーを想い出す。電通が関係しているのもよく似ている。膿は安倍政治を終わらせないと出し切れない。

 


新しいMicrosoft EdgeのID、PWの保存法

2020年06月02日 | 日記

WebブラウザーにMicrosoft Edgeを使っている。

2~3日前に突然新しい画面になり、保存の操作をしてもgooblogのIDとPWが記憶されなくて、都度、入力する不便を感じていた。

セキュリティを強化したらしく、ブラウザを閉じる度に消去されることが分かった。

得意でないが長々としたMicrosoft Edgeの説明文を読んで解決策が分かった。意外と簡単なことが出来ないことにトシを感じる。

同じお悩みの方、参考にして下さい。

1.「設定」

2.「プライバシーとサービス」

3.中段の「ブラウザーを閉じるたびにクリアするデータを選択する」

4   「パスワード」のスイッチを左へ

 

10万円給付をマイナンバーカードで行うと随分と時間がかかるようだが、これからは益々高齢化社会。AI化も進み年寄りがついて行けない社会の到来が様々な混乱を起こしそうだ。

その時気がついても事の性質上、後戻りは出来ない。

 

《庭のすずらんは帯広育ち》

《農作業で行ったTさんに貰ったイネ苗も活着しつつある。2020.6.2》

   


オーケストラの演奏動画から -九州交響楽団-

2020年06月01日 | 日記

新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、2月下旬から演奏活動を休止している九州交響楽団がYou Tubeで無料の動画を配信をしています。

「マーラー交響曲第3番(5-6楽章)」、「チャイコフスキーくるみ割り人形(抜粋)」に続いて「ベートーベン交響曲第5番-運命-(全楽章)」(2015.4.5  第1回名曲・午後のオーケストラ)をご紹介します。

You Tubeでは団員のショート演奏や数名によるリモート演奏などの動画も配信されています。

緊急事態宣言が解除されましたが油断は出来ない状況ですね。宜しければ気分転換に楽しんでは如何ですか。

オーケストラ演奏会が行われる音楽ホールは換気が良いように設計されているとのことです。舞台の演奏者と客席は離れており、最後に“ブラボー”の声が掛かるくらいでウイルスの飛散は心配無いのではと個人的には考えています。

入り口チケットの切り取りを本人が行い、座席間隔を空け、マスク、手の消毒などの感染防止対策を行って一日も早く再開されることを願っています。

早く元の日常に戻りたいものです。