楕円と円 By I.SATO

人生も自転車も下りが最高!
気の向くままに日常と趣味の自転車旅を綴ります。

野鳥の餌台を作ってみた。

2019年11月10日 | 日記

名前はさっぱりだけど、庭に何種類か野鳥が寄ってくる。特にハナミズキ。木肌についた虫でも食べているのだろうか。

冬は木の枝に林檎を挿しておけば朝食の時にヒヨドリがやって来て、一緒に腹ごしらえをしている。

地域によっては雪の予報が出る季節になった。冬の楽しみに野鳥の餌台を作ってみた。

材料は物置にあった端材など。

餌置き場は小物入れに使っていた正月のおせちの容器を使うことにし、ネットで見たデザインの中から簡単で積雪にも耐えられるものにした。

先ず、餌置き場の側面に板をボンドと釘で固定。

 次ぎに屋根。四角い軸木にボンドと釘で固定。

屋根の軸木を側面の板に釘で固定し、出来上がり。

 餌台の掃除をし易くするために、中に小さなケースを置くことにした。物置の棚にあったもので、何かの食品が入っていた化粧ケースと思われる。

庭の木に吊り下げてみた。野鳥の警戒心が無くなったら降雪期に管理し易い家の傍に移すとしよう。

 

 

 


RWC2019が終わって -次ぎの楽しみ-

2019年11月09日 | 楕円 -Rugby-

RWC2019でJAPANが勝ち進んでいる時にSさんからショートメールが来た。ここ数年会っていない昔の職場の敬愛する先輩だ。

「貴方は素晴らしいスポーツを選択しましたね!」「・・・優しさ、強さ、穏やかさ。生まれ変わり、この世に(ここで文章は切れていた。)」続きは容易に想像がつき少しジーンとした。

50年前の初任地で背中合わせに座っていたSさんは「ラグビーにはプロが無い。そんなのやったってしょうがないのに。。。」が口癖だった。競輪の中野浩一が野球を抜いて日本のプロスポーツ選手で初の1億円プレーヤーになったことが世の中を賑わしていた時代だった。

その度にアマチュアリズムに拘るラグビーの生い立ちを力説したものだったが、ある日、大学ラグビーのTV中継でスタンドオフが蹴ったゴロパントキックをウイングがキャッチしてそのまま隅にトライした(いまで言うキックパス)場面を観ていたらしく、珍しく「何故、あのような不規則バウンドするボールを胸に納められるのか?」と聞いてきたことがあった。

「身体が覚えるだけ練習しますから。」まんざら興味が無いわけではないと思うと毎日毎日ラグビーの何とやらを懲りずに話してきたことも無駄では無かったと内心にやにやしたものだった。

メールに早速返信した。「あの時、Sさんが興味を持ってくれたのが今日の日本の勝利(vsスコッランド)と同じくらい嬉しいことでした。そしてコメントにも感動です!」

日本にラグビーのプロリーグを作る動きがある。今の社会人トップリーグは既に十分にプロだが、RWC2019が感動を与えたのはラグビーの根底にある『生活の全てになってはいけない。』という発祥の地のアマチュアリズムがまだ根底にあるからだと思う。

Sさんと再会したら今度はどんな話になるのだろうか。楽しみが増えた。




 


農作業ヘルパーの記 -2019終了-

2019年11月07日 | 日記

近所の畑には収穫されたビートが積まれている。これから伊達の製糖所に運び込まれ、洗って裁断したものから温水で糖分を抽出し、その液汁を煮詰めて砂糖にする。

十勝に勤務していた頃、製糖工場やデンプン工場から白い煙のように水蒸気が立ち昇る景色は収穫が終ったことを告げる烽火のようだった。

6月から22回行った初めての農作業支援も10月上旬に終わった。中旬から仕事で2週間ほど道東の現地回りをしていたので白菜の収穫が最後だった。

何も無くなった畑を見ると、30℃を超える日に地に這いつくばって馬鈴薯拾いをしていた夏は厳しいものがあったが懐かしい。

先日、道時代の同僚だったMさん夫婦から注文していた小豆にサービスのカボチャが入った小包が届いた。Mさんは中途退職して十勝で100年続く畑作農家を継いでいる。奥さんも農学部出身の元道職員だ。

今年は気温の変動が大きく、小豆はすれすれのところで品質、量ともセーフだったとのこと。

早速、カボチャぜんざいで味わった。農作業支援を経験したせいか、小豆、カボチャから伝わってくる農業の大変さがいつになく伝わってくる。



 

 

 

 

 


RWC2019 -5-  終わって 

2019年11月03日 | 楕円 -Rugby-

映画『インビクタス』のシーンが浮かぶ決勝戦だった。南アフリカでは今もラグビーは白人のスポーツという意識が根強く残っているという。

初のネイティブキャプテンの誕生とワールドカップ3度目の優勝がかかった試合で初トライしたことは大会の歴史の1ページとなった。

組織的なチームプレーのラグビーに二つだけ個人技が光るポジションがある。FW第1列の中央にいる背番号2のフッカー。外からは「フッキング」というプレーは全く見えない。

背番号9のハーフがスクラムに投入したボールを足で掻き、後方のFW陣に股の下から供給する。セットスクラムからの攻撃はこのフッカーのフッキングから全てが始まる。

フッカーとハーフはサインでタイミングを決めていて、別メニューで徹底して共有する。誰でも出来るわけではない。

もうひとつのポジションはプレースキッカーだ。味方の期待を背負い、何万もの観衆が見つめる中でゴールポストを狙う。ラガーでも普通はボールが上がらない。毎日毎日、ひたすらボールの芯を蹴る練習をするしかない。

かつて、ラグビーにおいてトライした選手は黙々と自陣地に戻ったものだった。フッカーに限らず、「あの時ボールを供給したのは俺。」「ペナルティーを誘うプレッシャーをかけたのは俺。」「最終的にどこで誰がトライしたかだ。」という自負心が自然とそうさせていたのだと思う。

RWC2019もトーナメント戦が進むにつれて、セットスクラムとプレースキックの争いになったと思う。南アは強固なスクラムからの安定したボールの供給で焦るイングランドのオフサイドを誘い、PGで確実に加点した。

とかく華やかなプレーに注目が集まるが、目に見えないところで頑張り、時に一身に重圧を受けながら頑張るプレーヤー一人一人が繋がって出来上がっているのがラグビーというスポーツであることを再確認したひと月だった。

どの国のどの民族のどのポジションのプレーヤーもお疲れさまでした。エディさんの思索的な姿がいいなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


オリンピックマラソン

2019年11月01日 | 日記

マラソンだけ冬に東京でやれば三方メデタシで何のことないのに。

一度〆れば楽しみは二度になったし、“蠢く”人々もその時間が延びて儲けられたのに。

どこからも声が無かったのが不思議。遮眼の老害アスリートの結末。