何が本当なのか判らない世の中なので、情報は長年購読してきて信頼出来ると自分が思う地方紙とネットアプリからの関東のラジオ番組、そしてSNSから取っている。
何故、関東のラジオか。日々のニュースに関して取材記者、番組キャスター、レギュラー専門家の明快な解説と意見がセットで聴ける番組にたまたま出会い、それをずっと聴いている。
そうした報道姿勢を失ったのがNHKだ。件の会長就任を契機に、年々、政権忖度の度合いを強め、最近は世論誘導を感じることもある。
阿倍首相主催の『さくらを見る会』の報道が熱を帯びてきた。予算額の3倍もの実績を放置してきたのも理解不能だし、2020年度予算で今度は3倍もの予算要求がなされたのも役所の常識では考えられない。
予想どおり、NHKは「制度の見直し」で幕引きを図ろうとする官邸を忖度した報道ぶりで、今のところ何が問題なのかは「野党が追及」というフレーズでしか語らない。
朝日新聞のスクープから始まった“モリカケ事件”は政府の知らぬ存ぜぬを突き崩すだけの二の矢、三の矢が無く、尻切れトンボとなっている。
久し振りに政党独自の調査力を基にした迫力のある国会質問を聞いた。“モリカケ事件”の二の舞にならないよう、「しんぶん赤旗」の取材力に注目している。
私人・昭恵夫人枠は無かったのか。税の公私混同使用が明らかになれば何より総理大臣としての資質が問われる。