今年も2日に『討ち入り蕎麦味会』を迎えた。
《左;10割 中央;黒打ち 右;南蛮(非売品) お変わり自由》
そば好きが老舗の蕎麦屋に集まって、酒とともに美味しい蕎麦を味わう。かつては年4回だったが、3回になり、2回になり、今は師走の1回だけになった。
12月14日の赤穂浪士討ち入りに因んで法被姿の会員が会長の太鼓に合わせて乾盃する。今年は幌加内産の粉だった。
仲間に入れて貰って25年が経った。店も先代が亡くなり、息子さんが頑張っている。会員も出席者も少しずつ減少してきているが、同じ世代の地域交流は貴重な場だ。
「打つのは素人も出来ます。難しいのは出汁です。濃い味を好む人もいるし、薄味が好きな人もいる。皆さんに好まれる味を見つけて、それを毎日毎日、何十杯も出すのがプロなんです。」先代の主人の言葉をいつも思い出す。
《〆の鹿もも肉ロースト入り掛け蕎麦 非売品》