ま、いいか

日々の徒然を思いつくままに。

救命講習

2019-01-22 22:21:34 | 老い・病気・社会保障

 

心筋梗塞や脳卒中、窒息や入浴時、熱中症や運動中など、

突然、心臓や呼吸が止まってしまうことがある。

もちろん予防が大切だが、いざそうなったらどうするか。

 

脳は、心臓が止まると15秒以内に意識がなくなり、

3~4分以上そのままの状態が続くと回復が困難となる。

所謂、脳死状態になるのだ。

 

心臓が止まっている間、

心肺蘇生によって脳や心臓に血液を送り続けることが

AEDの効果を高めるとともに、

心臓の動きが戻った後に後遺症を残さないためにも重要。

 

命が助かる可能性は時間とともに減っていくが、

そばに居合わせた人が心肺蘇生を行った場合には、

その減りかたがずいぶん緩やかになる。

 

ということで、救命講習。

 

これまで何度か受講して自覚したのは、

倒れた人に駆けつけた場合の手順などを

あまり忘れない内に再受講した方が良いということ。

 

万が一、そんな場面に出くわしたとき、

駆けつけることはできても、周囲の人に指示したりするには勇気が要る。

実際に声を出して何度も練習することで、ようやく身に付くと思う。

 

で、救命処置の流れはーー

 

周囲の安全確認

  ↓

傷病者への呼び掛け

  ↓

反応がないときは、大声で応援を呼ぶ。

119番通報・AED依頼、通信指令員の指示に従う。

  ↓

呼吸確認。

普段通りの呼吸があれば、様子見しながら応援・救急隊を待つ。

呼吸がないときは胸骨圧迫開始。

胸骨圧迫30回と人工呼吸2回の組み合わせ。

吐血、吐物があれば、人工呼吸は省く。

  ↓

AED装着。

AEDの指示に従う。

周囲に離れるよう呼び掛ける。

電気ショックが必要でなければ胸骨圧迫から再開。

電気ショックが必要な時は、ショック後直ちに胸骨圧迫から再開。

救急隊に引き継ぐまで、

または普段通りの呼吸や仕草が認められるまで続ける。

 

他にも、様々な応急処置や搬送方法などを教わった。

 

滅多に出くわすことがないだろうが、備えあれば憂いなし。

一般市民もできることで救われる命がある。

 

もっともっと普及してほしいものだ。

 

 

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