ま、いいか

日々の徒然を思いつくままに。

「金春屋ゴメス 因果の刀」

2024-06-24 09:06:32 | 

 

「金春屋ゴメス  因果の刀」 西條奈加 新潮社 R5.8.1

 

ゴメスの3作目、文庫本。

サクサク読み進めた。

 

江戸国からの阿片流出事件について、日本から査察が入った。

団長は大御所議員の印西茂樹。

江戸城で評定が開かれる中、印西は秘密裡にゴメスに接触し、江戸国の開国と明け渡しを迫る。

印西の目的は江戸国深くに眠る白緑石で、この資源を元にロケット燃料を開発し暴利を貪る算段だ。

拒絶すれば江戸国は消滅ーー。

建国以来の危機に襲われる江戸国を守りきれるか。

 

「自己肯定感って、どうやったら身につくんでしょうね?」

「もちろん、子供を褒めて褒めて褒めちぎることね」

 

「サムライ文化が庶民に根付いたのは、明治以降と言われてます。つまり江戸時代には、庶民に広まってなかったことになりまーす」

「侍の時代が終わってから、侍文化が一般化したというのか?」

 

 

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