ま、いいか

日々の徒然を思いつくままに。

『声が高い』と『声が大きい』

2019-11-10 07:37:11 | 考えたこと


会話で声が大きくなったとき

「声が高い」と言ったら、それは方言だと言う人がいた。

 

確かに"高い音"と言えば、テノールやソプラノだし、

"音量" については"大きい"が適切とも思うが……

でも、ちょっと待てよ!

 

と、思い出したのが『鬼平犯科帳・穴』の1シーン。

確認してみた。

 

 

 

これは明らかに『声を潜めるように』ってことだ。

 

また、

「声高(こわだか)」「放歌高吟」という表現があるが、

どちらも「高」が音量の大きさを表している。

 

それに、
テレビやラジオの音量調節についても
「高くする・低くする」がよく使われていた記憶がある。

 

ということで色々確認した結果、

「大きな声」を「声が高い」と表現するのは方言ではなく、間違ってもいない。

音は、音量を、大小と高低の両方で表す。


音のピッチの意味での高低とは、使われる場面・文脈が違うので

どちらのことか区別がつかない、というようなことは
ない、

ということだ。

 

どうでもいい、とは思うが、

調べてちょっとスッキリ (笑)

 

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