リターンプラモデリング

ガンプラを中心としてキャラもの模型を作ります

ワンフェス出店のお手伝い 河童ガレージキット生産5回(型取りその3、注型型抜き2)

2011-02-08 23:52:07 | ガレージキット
2011年冬のワンフェスは終了していますが、説明がまだ終わってないので、まだ続きます

型取り
最後の大物部品の型取り、注型を行います、手順は前回と同様です
ワンフェス出店のお手伝い 河童ガレージキット生産1回(両面型取りその1)
ワンフェス出店のお手伝い 河童ガレージキット生産2回(両面型取りその2)
ワンフェス出店のお手伝い 河童ガレージキット生産3回(キャスト注型) 

分割線を原型にペンシルで書き込んで、この位置に油土を大まかに盛る


油土表面をならして、スパチュラで油土を原型に密着させる


5mmプラ棒でキャスト注型口を作る
下部に土手を作る
油土面にくぼみを作って、型合わせのダボを作ります
空気抜きをに0.3mm細切りプラ板で作ります
余分の油土を切って、型枠を取り付けます
シリコーンゴムに硬化剤を混入して、原型表面に筆で塗ります
全体を塗った後、シリコーンゴムが細い糸状になるように高い位置から枠内に流し込む

片面型取り完了


シリコーンゴムが硬化したら、型枠を取り除き、ひっくり返して原型をシリコーンゴムからはずさないようして油土を取り除きます


油絵のブラシクリーナーを布や綿棒に含ませて、こびりついている油土を取り除きます


油土でゲートを作って注型口と原型をつなげます
シリコーンゴム同士の癒着を防ぐためMr.シリコーンバリアを塗ります
再度枠を組み、同様の手順でシリコーンゴムを流し込みます

シリコーンゴムが硬化したら、型をあけて、原型を取り出し注型口、空気抜きを整える


型の保護のためGSIクレオスのMr.シリコーンバリアを塗ります
コンパネとネジを組合わせたクランプで型を合わせる、ネジの締めすぎに注意


この部品も真鍮線を付けて注型するようになっています、注型後は下半身と同様にして真鍮線を引き抜きます、下半身部品はこの部品に取り付けます



下半身型の特殊方法注型の説明
注型方法説明のために撮影したもので、この写真は実際に注型は行ってません

型を傾斜させて置き、キャストA液、B液を同量混合して型の注型口から流し込む


いっぱいになったら起こして、更に注型する


いっぱいになったら、5mmプラ丸棒を押し込んで、指先の気泡を空気穴から押し出す

硬化した注型口も使えます

 
指先は気泡がたまりがちなので、腕の型でも同様に押し出します




注型した部品全部


次回は総括

今回ここまで


次の回を読む
ワンフェス出店のお手伝い 河童ガレージキット生産6回(総括)
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ワンフェス出店のお手伝い 河童ガレージキット生産4回(ワンフェス当日)
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ワンフェス出店のお手伝い 河童ガレージキット生産1回(両面型取りその1)


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シリコーンゴムによる型取り(流木を型取りする 2回 キャスト注型)
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