どすこい山根康民日記

道路交通に関する事を中心に紹介しています。

滋賀県多賀町にある多賀大社へのお詣りと京都府木津川市での交通事故について

2022-06-05 23:03:40 | 日記
5/28、滋賀県多賀町にある多賀大社へお詣りに行って来ました。
以前、知人から多賀大社について聞いていたので、行けて良かったです。
白浜から多賀大社までは、途中、休憩や食事もしながらですが、
約9時間かかりました(;^ω^)

しかし今回の旅は、それ以上に私の心を突き動かす出来事が
京都府木津川市の国道24号でありました。
あとでご紹介したいと思います(^^ゞ

主な走行ルートは、白浜→国道311号→田辺市本宮町→国道168号→奈良県五條市→
県道20号線(下市宗桧線)→下市町→国道169号→吉野町→県道28号線(吉野室生寺針線)→
宇陀市→国道165号→三重県名張市→国道368号→伊賀市→国道422号→滋賀県甲賀市信楽町→
国道307号→多賀町多賀大社→国道307号→京都府城陽市→国道24号→井手町→国道24号→
奈良県奈良市→国道24号→和歌山県紀の川市→国道424号→海南市→県道18号線(海南金屋線)→
有田川町→国道42号→白浜

走行距離 595㎞(約600㎞)
ガソリン代 2,227円 13.85リットル
飲食代   2,563円
合計    4,790円

相棒のガソリン代より、私の飲食代の方が少し多いなぁ(^^ゞ
食べる量を減らさないと…💦💦

白浜を午前4時前に出発
日の出が早くなったとはいえ、まだ暗いです。
写真は、JR白浜駅

田辺市鮎川地区
空が白々としてきて、山の稜線がぼんやり見えるようになってきました。

田辺市中辺路町近露地区
だいぶ明るくなってきましたが、霧がかかっていました
国道311号から白浜方面を写す

同地点から本宮方面を写す

田辺市中辺路町 小広峠(こびろとうげ)バス停近くにある温度表示は
この時、13℃

国道311号から国道168号を少し走ると熊野本宮大社があります。
ここでトイレ休憩



神門の開門は午前7時~午後5時迄
まだ開門前です。

狛犬さんもマスクをしています

奥に見える石段を上ると本殿へと続きます

今!甦りの時 皆様の努力で 希望の光の始まり 祈りと共に!
コロナを克服し、新たな生活が始まる 経済の目覚めと、社会の活性を!
正遷座百三十年 皇紀二六八二年

熊野本宮大社を後にして、和歌山県(田辺市本宮町)と奈良県(十津川村)との県境

これから十津川村を縦走します

山間部の道路は、交通規制に十分気を付ける必要があります。
私も出発前日には、道路の交通規制を確認するようにしています。
もし通行止めなどの場合は、迂回路がかなり遠くなるので注意が必要です。

道の駅十津川郷(とつかわごう)

道の駅外観

奥に見える建物は、十津川村役場

国道168号 助人トンネル
5月2日このトンネルで死亡事故が発生しました。
私は、事故の2日前の4/30に奈良県山添村へ行く際、このトンネルを通過しましたが、
まさか、その後すぐに、このような死亡事故が発生するとは思いもしませんでした。

助人トンネル内の様子

以下、朝日新聞サイトより引用 https://www.asahi.com/articles/ASQ5V6V3FQ5VPOMB003.html
十津川村川津の助人トンネル(長さ555メートル)で今月2日、
バイク2台が垂れ下がっていたケーブルに相次いで接触して転倒し、
運転していた男性2人が死傷した事故で、
奈良県警はトラックのような車が事故前にトンネルを通過した際、
固定していたケーブルに接触したとみていることが、わかった。

 五條署によると、事故は2日午後0時45分ごろ発生。
大阪市の会社員男性(53)がバイクでトンネルの左寄りを単独で走行中、
垂れ下がっていたケーブルに接触して転倒し、病院に搬送されたが外傷性ショックで死亡した。
後続で、別の仲間とバイクで走行していた平群町の男性(31)も転倒し、軽傷を負った。

 ケーブルは照明用で6本あり、直径1センチ。
通常は高さ約5メートルのトンネル天井に設置されている。
当時は工事のため、天井からトンネル側面をはわせる格好で、
約1・3メートルの高さの壁面に固定されていたが、
何らかの原因で垂れ下がっており、事故を引き起こしたとみられる。

 捜査関係者によると、ケーブルやトンネル内を調べたところ、
バイクが付けたものとは異なる、トラックのような車が接触した跡があった。
県警は、事故前に通過した車が接触したためにケーブルが垂れ下がったとみて、捜査を進めている。

 五條署は、事故の目撃者や当時のドライブレコーダーの映像などの情報提供を求めている。

トンネル脇には、花が手向けられていました
同じバイク乗り(排気量は違うけど)の一人として、心からご冥福をお祈り申し上げます。


五條市阪本地区では、トンネル工事が進められています

完成予想図



(仮称)阪本トンネルが出来れば、阪本地区内の狭隘区間が解消されるので、走りやすくなります。

道路は、現国道168号

左手は、猿谷ダム湖 奈良・和歌山県道53号線(高野天川線)の鉄橋が見えます
このあと阪本地区から新天辻トンネルまでの上り坂を登って
道の駅大塔でトイレ休憩
前回来た時は、白バイとの記念撮影をしましたが、今回は普通にトイレのみ
休憩後、新天辻トンネル入口で大型車が停車
対向車の大型車が通過するのを待っていました。
このトンネル新(天辻トンネル)とは付いていますが、トンネル断面が小さく
大型車同士だとトンネル内で離合(行き違い)出来ません。
ここも新しいトンネルが出来て欲しいものです。
ずいぶん前に(あれっ、いつだったかなぁ?)天辻隧道(旧トンネル)を見に行った事があります。
短いトンネルですが、このトンネルが開通した事で、当時の地元の人々にとっては
大きな喜びだったかともいます。

新天辻トンネルから一気に宇陀市へ

歴史街道案内図

現在地 緑の道標「宇陀路緑川」

緑川 周辺案内図

先程の奈良県から三重県名張市の国道165号を走行時に撮影
津54㎞ 久居43㎞ 青山14㎞

同地点の国道165号から北側を望む
名張市内も土地が広々としているので、とても良い感じです。

同地点から南側を望む

名張市から伊賀市を走り、いよいよ滋賀県との県境へ

滋賀県甲賀市

三重県伊賀市

何回かこの道(国道422号 三重県と滋賀県の県境)を通っていましたが、
道路脇に昔の県境を示す標柱がある事を今回、初めて知りました(^^♪

その真下には、0㎞ポストが!(^^)!

従是東三重縣管轄
右側には、府中村大字佐那具へ二里三十四町・・・(三十四町から下は、草に隠れて見えませんでした)
左側には、大正七年三月・・・(三月から下が写るように草をよければ良かった・・・と後から思いました)

滋賀県甲賀市信楽町にある信楽駅
滋賀県に入りましたが、多賀町はもう少し先になります

信楽駅前にある大きなタヌキ

大タヌキと一緒に相棒の記念撮影

信楽観光案内図の前で相棒を撮影

信楽駅前 天気が良くてとても気持ちよく走れました
陶都しがらきへようこそ スカーレットの舞台 ようこそ信楽へ

信楽駅構内のお店にて

国道307号 東近江市瓜生津町にて
写真ではちょうと見えにくいですが、国道307号 枚方83㎞ 甲賀18㎞
甲賀市から先の国道307号は、今回初めて走りましたが、
元々、*有料道路だったようです。途中に料金所らしいブース跡もありましたが、
とても走りやすい道路でした。

引用:ウィキペディア日野水口有料道路
*日野水口有料道路(ひのみなくちゆうりょうどうろ)は、
起点を滋賀県蒲生郡日野町日田、終点を甲賀市水口町水口とするかつての有料道路である。
国道307号のバイパスであり、日野水口グリーンバイパスの愛称がある。
1980年(昭和55年)10月5日に開通し、2010年(平成22年)10月5日に無料開放された。


国道307号 東近江市瓜生津町

同地点 どこを写しても広々とした風景が素晴らしい



水田と遠くに見える山なみ そして青空が私の心にワクワク感を与えてくれます





うわぁぁぁぁぁぁぁ
愛荘町(あいしょうちょう)名神高速湖東三山スマートインター✨✨出入り口にある
湖東三山館あいしょう 下道から見たのは、もちろん初めてです
何となく湖東三山という名前の響きが好きですね(^^♪

駐車場を出て左へ行くと名神高速ですが、もちろん原付は走れませんけどね(笑)

愛荘町観光案内
さぁ多賀町まで、あと少し

国道307号を走って来ましたが、ついに多賀町多賀大社が目前になりました
ここから先は、彦根市まで国道306号との重複区間となります

来たぁぁ 長い旅でしたが約9時間かけて、白浜から多賀大社まで原付バイクで来ました
あと少しで多賀大社です。

多賀町多賀交差点 ここを左折します

多賀大社の前の通りは、絵馬通り というそうです

風情のある通りになっています

多賀大社 到着







左側に近畿の地図がありますが、白浜から本当に遠いと改めて実感しました

多賀大社境内全図

写真では分かりにくいですが、この太閤橋は、かなり急な坂の橋になっています。
そのため多くの方は、橋の横から回り道をされますが、私はこの時
「将来、歳を取って足腰が弱って来たら、この橋を渡る(乗り越える)事は出来なくなるので
今のうちに渡ろう」と思い急な坂を上りました。
渡り終えて(乗り越えて)「ヤッター!」と一人で感激しました(^_^)/
もし30年後(80歳越えてますけど…)多賀大社へお詣りする機会を頂けるなら
きっと思い出すでしょう「30年前は登れたけどなぁ…」と
今、相棒と各地を旅していますが、そう遠くない将来こんな無理な事は出来なくなると思います。
今のうちに出来る事をやっておきたい!そんな事を考えてしまう年齢になりました。

ちなみに、これも原体験があって小学校の修学旅行で訪れた
奈良東大寺の*柱の穴をくぐり抜けた経験です。
じゃらんnet 奈良東大寺より

今となっては、体重80キロを越える大きな体なので、
東大寺の柱の穴をくぐり抜ける事は出来ないかと思いますが、
これも小学生の時に経験出来たことが大きかったです。
身体は50代ですが、もしかして私の頭の中は、まだ小学6年生で止まっているのかなぁ?(笑)

多賀大社 拝殿と奥に本殿を望む

神さまと繋がっているように見えます

うわぁ さざれ石だぁ

多賀大社に来て さざれ石を見るとは思いませんでした

寿命石 というそうです

案内板があるのですが、一部文字がかすれてしまい読めませんでした

金咲稲荷神社(かねさきいなりじんじゃ)鳥居

金咲稲荷神社の案内
お賽銭を入れて一生懸命お願い?させて頂いたので、金運上昇するかも(笑)

金咲稲荷神社



拝殿から本殿を望む

お昼過ぎでしたが、飲食をされる方で賑わっていました

とても雰囲気のある暖簾です

鮎そば 大根おろし 山芋そば
メニュー案内がとても洒落ています

大釜

大釜について

神輿庫(みこしこ)

神輿庫について





梵鐘(ぼんしょう)

梵鐘について

多賀大社御新田 外周

多賀大社御新田

御新田

多賀大社をぐるっと一周しました
このあと再び、甲賀市方面に走ります

この時の気温(多賀町)25℃
走っていて気持ちが良いです。天気もいいし最高です。ただ、やはり?長い事座っているので
お尻が痛くもなってきますが、バランスを取りながら走ります(^^ゞ

滋賀県多賀町から一気に国道24号 京都府木津川市山城町まで飛びます
この時、2022年(令和4年)5月28日 16時30分頃
車3台が関係する交通事故が発生していました。

私が事故現場を通った時は、まだ警察も救急車も来ていませんでした

救急車は2台 到着しました

ここからは、今回の交通事故に関してお話しをしたいと思います。
2022年(令和4年)5月28日 16時30分頃
京都府木津川市山城町の国道24号で車3台が関係する交通事故が発生。
事故現場⇩ 国道24号は、片側1車線の2車線道路です。
https://goo.gl/maps/piasq9SZVyyumnXD8

私はこの時、国道24号を南進(奈良方面)していましたが、車の流れが悪かったので
原付バイクで横をすり抜けて前へと進みました。
その先で見たのは、北進(京都方面行き)方向を完全に塞いだ状態で
3台の車が関係する交通事故でした。

現場は、3台の事故車両が1車線をふさいでいるため片側交互通行状態でしたが、
その状況を何とかしようとENEOS(ガソリンスタンド)の制服を着た
ヤンキー風のお兄さんが1人で交通誘導をしていました。
私は、その様子を横目で見ながら、現場から少し離れた場所に原付バイクを止めて
事故現場の様子を撮影していました。

というのも私は、JAF関西交通安全実行委員会和歌山支部実行委員という事もあり
道路交通には関心が高い方なので、現場状況を写真に撮っていました。
今回の事故は、当事者間の事故なのか?それとも事故を誘発する他の要因が無かったか?と
そんな視点から見てしまいます。

その時は、まだ事故直後のため救急車や警察もまだ到着していませんでしたが、
国道24号は、京都と奈良を結ぶ幹線道路です。
たちまち渋滞が発生していました。

それでも私は、事故状況の写真を撮っていましたが、
交通誘導をされているガソリンスタンドのお兄さんですが、
こんな事を言うのも何ですが💦見た目の印象は、ヤンキー(失礼)です。
しかし車を止める際、頭を下げてドライバーに説明されている様子に
普通の方には、なかなかそこまで出来ないです。
普段の接客姿勢が出ていたのではと思います。とてもカッコよかったです。

そんな彼の真剣な姿勢に私は、心を打たれました。
「私は、何をしているのか?手伝うべきではないか?」と自問自答していました。
直ぐにGoogleマップでライブ交通情報を確認すると
京都方面行きの車両は、1㎞を超える渋滞になっていました。

その後、私も道路に入り、お兄さんにアイコンタクトをして、
彼は京都方面行き車両、私は奈良方面行きの車両誘導をそれぞれ始めました。
お兄さんも大きな手振りでゼスチャーをしてくれるので、
その合図を見て車両のストップアンドゴーをしました。

そのうち救急車が1台到着し、負傷者の救助が始まりました。
しかし車両誘導は続けられ、その後スクーターに乗った警察官1名が到着しましたが、
事故当事者の方々へ駆け寄りましたが、私たちは交通誘導を続けました。
その間に応援要請をされたのか?パトカーに乗った警察官2名が到着しました。

当たり前と言えば、そうかもしれませんが、
こんな状況の時、救急や警察が到着する事に、とても心強さを感じました。
そして警察官から『ありがとうございます。交代します』と声をかけて頂いたので交代しました。
その後、救急車がもう1台到着しました。

幹線道路での交通事故は、渋滞に繋がります。
そのため善意の勇気ある行動をされたガソリンスタンドのお兄さんに
私は、心から敬意を表します。
こんな時、事故現場を見つめる人が居ても、殆どの人はなかなか行動出来ないものです。
ある意味それが普通ですが、お兄さんの勇気ある行動に心を打たれました。
今日は、多賀大社へお詣り出来たことより、
勇気ある善意ある人の行動を目の当たりに出来た事が何よりうれしかったです😄

今回、全く見ず知らずの彼と交通誘導をした事で、
不思議な連携プレーというか一体感を感じました。
ただ交通事故で負傷された方がどうなったのかは気になりますが、
私もこのような場面に遭遇した時、今回の若いお兄さんのように
何か出来る大人でいたいなぁと、彼から学ばせてもらいました(^^ゞ

私にとって相棒(原付バイク)と旅をしている時間が、
とても大切な時間と言っても良いです。
色んな発見や人との出会いを通して、私の人生を豊かにしてくれます。
これからも様々な事情が許す限り、相棒と各地を旅出来ればと思います(*´ω`*)
いつも重たい私を乗せてくれて、ありがとうね(^^ゞ

最新の画像もっと見る

コメントを投稿