どすこい山根康民日記

道路交通に関する事を中心に紹介しています。

龍神村(田辺市)周辺を走る

2018-09-08 20:23:36 | 日記
6/9 今日は、曇り時々晴れの天気。昼から龍神村(田辺市)と南部川村(現:みなべ町)を結ぶトンネルを
以前、地図で発見し「一度、行って見よう」という思いもあり出掛けました。


今回は、田辺バイパスから県道29号を走り、龍神村を目指しました。
途中、道の駅紀州備長炭記念公園で休憩


駅内には、紀州備長炭に関する展示もあります。


途中の虎ヶ峰近くからの眺望。かなり標高の高い所を走ります。
虎ヶ峰トンネルを抜けると下り坂が続きます。


当初は、県道29号と国道425号との交差点を左折して、目的地のトンネルに向かう予定でしたが、
ウルトラマラソンの開催予告看板を見つけ「えっ?高野龍神スカイラインでマラソン大会?」と思いました。
このような大会が行われていた事も知りませんでしたが、
何より「あの道(高野龍神スカイライン)でやるん?」という事に驚きました。

5/12に高野龍神スカイラインを走りましたが、かなりのアップダウンや勾配のきつい坂の連続だけに
「まさにウルトラマラソン!」と一人合点していました。
急きょ予定を変更して、高野龍神スカイラインの入口まで走ろうとなりました。
といっても龍神村は、大変広く、ここ(龍神村柳瀬)からスカイライン入口まで約25㎞もあります。
「往復50㎞かぁ~」と思いましたが「スカイラインの入口に行けば何かあるかも?」と思い走りました。


高野龍神スカイラインの龍神側入口全景


石碑もあります


高野龍神スカイラインの入口付近


案内標識の下にウルトラマラソンの看板


高野龍神スカイライン入口には、大きな迂回路案内の看板がありました。
高野山・龍神温泉ウルトラマラソン http://jtbsports.jp/contents/koyaryujin/


この道(高野龍神スカイライン)を進むと高野山方面です


高野山側から42㎞地点


同42.5㎞地点


同42.7㎞地点
高野龍神スカイライン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E9%87%8E%E9%BE%8D%E7%A5%9E%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3

最初にマラソン大会を企画した人は、同スカイラインが、42.7㎞あるという事に着目したのかなぁ?と思います。
さて、ここから本来の目的であった龍神村とみなべ町(旧:南部川村)を結ぶトンネルへと走ります。


林道 桃の川線を走ります。


龍神村柳瀬の集落から林道を上ると、地図にあったトンネルに到着


トンネルは、桃の川トンネル 延長384m 1982年12月完成です
トンネル内は、照明がなく写真では、分かりにくいのですが、この時は、トンネル内に霧があって
短いトンネルですが、出口が見えないので、原付バイクの灯りを頼りにゆっくり進みました。


桃の川トンネルを抜けて、みなべ町に入りました。
ここからは、ずっと下り坂になります。


みなべ町清川名之内集落に到着
写真の左側の道を進むと先程の「桃の川トンネル」から龍神村柳瀬方面になります。
この後、もう一度、桃の川トンネルを通り、再びここ(名之内)に来て
今度は、写真右側の道を通り、虎ヶ峰へ走ります。


標識の拡大


先程の名之内から県道199号を走り、清川へ向かい国道424号との交差点から再び、龍神村に戻ります。
写真は、龍神との境界付近にあるトンネル手前
国道424号は、ずいぶん整備されている印象を持ちました。
この写真の手前までは、2車線に整備されています。
国道424号は、清川から先の龍神方面に走った事がなかったので、今回初走行になります。


切目辻隧道 このトンネルを抜けると田辺市龍神村です


トンネルの中は、素掘りにコンクリートを吹き付けていますが、
何となく洞窟っぽい?感じが良いです。


切目辻隧道を抜けて田辺市龍神村側


田辺市龍神村福井


龍神村柳瀬の吊り橋
再びここへ戻って来たので、ぐるっと1周してきました。
龍神村柳瀬→桃の川隧道→みなべ町清川→龍神村福井→龍神村柳瀬


吊り橋からの景色


この橋は、清水橋


昭和38年開通


しみづばし と書かれています


地元の皆様には、大切な生活道路。
山間部を走っていて思う事の一つに、吊り橋が多いなぁ~と感じます。
実際に原付バイクで走って見ると、それぞれに個性があって面白いです。
下を流れる川が見える橋。揺れる橋。架橋年が古い橋…
ここから再び、桃の川隧道に向けて走ります。
先程、通ったばかりの道なので事情は、分かっていたので走りやすいです。


みなべ町清川名之内から次は、右方向へ


虎ヶ峰を目指します


林道名の内線を走ります。
ここまでは、川沿いの細い道でしたが、勾配はそれ程ありませんでしたが、
林道に入ると急に勾配がきつくなりました。


県道29号と林道名の内線との交差点
ここへ来た時「あっ!ここと繋がっているんや」と一人で合点していました。
県道29号は、何度かこれまでも通った事がありましたが
「あの道は、どこへ行くんやろう?」と疑問に思っていたので
解けてスッキリ?しました。
ここから再び、虎ヶ峰を下り、龍神村柳瀬から今度は、県道198号を通って
中辺路町へ抜ける道を目指します。


中辺路町へ抜ける県道198号 水上栃谷トンネル入口(龍神側)


水上栃谷トンネル 1992年12月開通 2304.5mの長いトンネルです。


同トンネル 中辺路側

今回の走行距離は、167.2㎞でした。
原付バイクで走るようになって、今まで地図の上でしか知らなかった道を走る事が出来るので楽しいです。
近年は、山間部の道路でもストリートビューで見る事が出来ますが、
まだまだ見る事の出来ない道路もあります。
しかし、このストリートビューがあるので、初めて走る道については、大変参考になります。

今回、見つけた高野龍神スカイラインのウルトラマラソンのコースですが、
原付バイクでなら走れますが、自分の足で走るのは、体力的に難しいですね。
マラソン大会に参加される方は、本当に凄いなぁ~と感心してしまいます。
私は、原付バイクですが、自分のペースで山を走る楽しさを毎回感じています。
次は、どこへ行こうかなぁ?
山を走るのは、楽しいです(^^ゞ

白浜町から古座川町へ

2018-09-08 15:09:11 | 日記
6/2 今回は、白浜町市鹿野から古座川町へ抜ける林道を走ります。
地図の上では、白浜町(旧日置川町)と古座川町は、隣接していますが、
両町が繋がっているというイメージが、あまりありません(^^ゞ
お昼前に出発し県道36号→県道37号→県道221号を走り白浜町市鹿野に到着


いちかの保育園 現在は、閉園していて、作業所の施設として利用されていました。
この近くでお昼休憩をとりました。


市鹿野(いちかの)からは、県道を離れて細い林道を走ります。


暫くは、ひたすら上りですが、途中から下り坂になり
突然、山の中に立派な2車線道路が出現します。


市鹿野トンネル 長さ1,009mもあります。


ふるさと林道 将軍川線


市鹿野トンネルを抜けると、上露(こうづい)トンネルになります


橋から見える上露の集落です。
ここまでは、昔に車で来た事がありますが、ここから先は、初めて走ります


ひたすら山です。


木々の間を走りますが、2~3台程の車とすれ違いました。


山も川もきれいです


道沿いに小さな神社を発見


将軍神社の小さな本殿


将軍神社。名前は、すごいのですが、集落から離れている事もあり、少し荒れた感じになっています。
将軍川近くにある将軍神社と名前が良いので、参拝者が増えても良さそうですが、
やはり街中から遠いのがネックかなぁ?


将軍神社


林道ですが、ほぼ全線にわたり舗装されていますが、所々、路面が荒れています


この橋の下は、将軍川です。
名前が凄いなぁ~将軍ですからね。


橋の名称は「小野橋」


山の向こうは、古座川町?になると思います。


先程の小野橋を渡り、さらに上り坂を上ると切通しが見えてきました。
この先は、古座川町です。


ここは、白浜町と古座川町の町境ですが、西牟婁郡と東牟婁郡の郡境にもあたります。
ただ境界を示す標識は、見当たりませんが、写真中央の舗装された路面状態が異なるので
手前(原付バイクのある側)が東牟婁郡古座川町で、
古い路面が西牟婁郡白浜町にあたると推測できます。
ここから古座川町ですが、長い下り坂が続きます。


境界付近の拡大(手前が古座川町、奥側が白浜町)


山道をどんどん下って行きます。
途中にまたまた立派なトンネルがあり、トンネルを抜けると県道38号と合流します。


古座川町添野川の集落。
この日は、田植えをされている方を見かけました。


県道38号から国道371号を走ります


道の駅一枚岩。一枚岩は、古座川町の観光名所の一つです。


一枚岩


一枚岩の案内板


一枚岩は、大変大きな岩です。


JR古座駅。ここで休憩をしている時にタクシーの運転手さんとお話しをしました。
イチゴの苗の話しや、お客様が日傘を忘れた話し、ご自身が大阪で住んでいた時の話し等を伺いました。
ただ原付バイクで白浜から古座川へ林道を通って来た事を話した時は、かなり驚かれていました。


古座(現:串本町)の海岸から大島を望む


国道42号(串本町西向)を走りながら大島を望む。海がきれいです。


串本の観光名所 橋杭岩(はしぐいいわ)


夕日が沈む紀伊水道を望む

今回の走行距離は、157㎞ですが、
山から海へと長いコースでした。
途中の古座駅で話しをさせて頂いたタクシードライバーさんとの会話は、
良い旅の思い出になりました。

由良町から広川町への県道177号を走る

2018-09-01 22:20:25 | 日記
5/29 この日は、由良町と広川町の間にある国道42号水越峠にある
県道177号を走る事にしました。
国道42号からも県道番号が見えるので、以前から気になっていました。


みなべ町堺から白浜を望む
田辺湾を挟んで白浜が見えますが、みなべから白浜は、近く感じるのですが、
白浜から みなべを見ると遠く感じるので、不思議です。


LNGタンカー?と原付バイク


写真で見るとピンときませんが、かなり大きな船です。


タンカーの後ろには、サンフラワーがあります。
大きさの違いがわかります


国道42号からもこの県道番号標識が見えるので、気になっていました


右側が県道177号、左側が国道42号


県道ですが、道の真ん中に大きな草が、通せんぼ?しているかのようです。


写真中央に見えるのは、国道42号。この付近の国道沿いに閉店した飲食店が見えます


かなり道が荒れています


水越峠手前(由良町側)は、デコボコが目立ちます


水越峠付近。この峠を越えると広川町です


水越峠付近は、舗装されていません


水越峠を越えると広川町側は、下り坂が続きます


この道は、県道と示しています


県道177号から見る広川町井関付近


ここ広川町殿で県道177号は、国道42号と合流


広川町側は、ミカン農家が利用しているためか?由良町側より整備されている印象を受けました


水越トンネル(由良町側)から県道199号入口を写す


県道入口。ここから由良町畑交差点まで続きます


高さ制限がありますが、畑交差点手前にある紀勢本線の下を走るための表示ですが、
あまりにも手前にあるので、最初、トンネルでもあるのかなぁ?と思ってしまいました。


長い下り坂をおりると、山と山に挟まれた田園地帯を走ります。


由良町畑交差点で、国道42号と再び合流

今回は、この県道177号を走るために訪れましたが、
なかなかの県道でした。以前、紹介しました由良洞隧道から
この道を通って広川町へと走っていたのでしょうが、
水越峠付近は、昔の面影が残っているようで良かったです。

今回の走行距離は、161.1㎞でしたが、
御坊までの国道42号は、一部、旧国道を走るなどして
初めて通る区間もあったので新鮮でした。

関西1デイパスを使って姫路、敦賀へ

2018-09-01 20:26:39 | 日記
5/21 今回は、原付バイクではなく電車旅になります。
JRの関西1デイパスを使って、和歌山→大阪→姫路→大阪→京都→敦賀→京都→大阪→和歌山を
電車で旅しましたが、移動距離が長く大変でしたが、電車の車窓から見る景色も
普段の山道とは違い新鮮でした。


大阪駅到着


広い


大きいなぁ


当たり前ですが、人が多い


姫路に到着


駅から遠くに姫路城が見えます


姫路駅


関西1デイパス


敦賀は、北陸道を走った時に通りましたが、街中に来たのは初めてです。


敦賀駅舎


敦賀の観光案内板


敦賀は、銀河鉄道999と縁があるんですね


「福井 59㎞」案内標識を見ると遠くへ来たと感じます


滋賀県の近江今津 琵琶湖がきれいです。
湖西線は、琵琶湖もきれいですが、山側の眺めもきれいです。
写真に撮っていませんが、また機会があれば、今度は撮りたいと思います。


京都タワー


京都駅。京都で買い物と観光を楽しむ。


再び大阪駅 すっかり暗くなっていました


都会を感じます


この電車に乗って和歌山まで帰ります

今回は、以前から1デイパスを利用して、電車旅をしたいと思っていたので行けて良かったです。
たまには、都会にも出てこないと…と思いながら都会を楽しんできましたが、
やはり田舎暮らしが長い私には、田舎の方が良いと思っています。
まぁ、それでも都会でも田舎でも「住めば都」?なんでしょうけどね(^^ゞ

日置川を下る

2018-09-01 18:46:52 | 日記
5/19 今日は、昼過ぎに出発し、上富田町の県道36号から白浜町の玉伝地区に入り
そこから日置川に沿って、下流まで下る原付ドライブをしました。


上富田町生馬の県道36号。天気が良くて気持ちいい


白浜町玉伝地区にある案内標識で分岐
右側は、県道36号。この道に沿って日置川を下る
左側に行くと白浜町市鹿野方面


日置川の支流 河原谷川沿いに走る


道路から川原まで、すぐに降りられる


川の水が冷たくて気持ちが良い


平成20年に閉校した旧玉伝(たまで)小学校


小学校校門から運動場を写す


玉伝小学校の周りは、数軒の民家と田んぼが広がる


白浜町大(おお)地区。県道36号と37号の重複区間。


日置川。大きな川です。


宇津木橋。橋を渡ると玉伝方面、案内標識手前を右折すると県道36号すさみ方面


宇津木(うつぎ)で原付バイクを止めて写真を撮っていると地元の方(60代位の男性)と、
ふとしたキッカケで、お話しをしたのですが、その時、古座街道について教えて頂きました。
私は、男性からお話を聞くまで、古座街道さえ知りませんでした。
男性の話しでは、ここ(宇津木)と上富田町鳥渕(とりぶち)を結ぶ街道があり、
司馬遼太郎の著書「街道をゆく」でも紹介されていて、たまに歩いている人を見かける。との事です。

原付バイクで走っていると、たまにこうして地元の方とお話をする事も出来るので、
こういった所も旅の魅力の一つです。
ちなみにこの男性の親戚の方が、私の近所に住んでいるという事を知り、
どこで誰と繋がっているか、わからないものですね(^^ゞ

古座街道について
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/130700/kozakaidou.html

この古座街道は、田辺と古座を結ぶ最短コースですが、昔の人は、どうやってそれを知ったのか?
今でも不思議です。他にもそのような道は、多く存在しますが、地図もない時代にどうやって?
見渡す限りの山、山、山の紀伊山地で、このような交通路を確保した昔の人の知恵に驚かされます。


宇津木から久木(ひさぎ)橋を渡ります。


この橋も随分古いです。昭和29年と表示があります。


現在、この久木橋付近で道路建設が行われています。
将来的には、白浜町庄川と結ばれる予定だそうです。


遠くにトンネルが見えます。


久木地区には、小山肆成(こやましせい)の生家跡があり記念碑が建っています。
小山肆成とは
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%B1%B1%E8%82%86%E6%88%90


県道から少し外れた所にある「鈴木七右衛門の碑」


安居(あご)の暗渠について紹介されています
http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=344387

隠れた歴史 和歌山県白浜町 安居の暗渠「七右衛門重秋」物語
安居の暗渠について紹介動画です
https://www.youtube.com/watch?v=xOqQKrTvRsw


安居の渡しです。


ここで日置川を船で渡り、すさみ方面への大辺路街道となります。


安居の水田。水鏡のように山々が写る


日置からの自転車道


昔の国道42号を自転車道に利用しています。

今回の走行距離は、66.2㎞ですが、
古座街道や安居の暗渠など昔の人の凄さを感じる旅でした。