どすこい山根康民日記

道路交通に関する事を中心に紹介しています。

信楽高原鉄道に乗車しました。外国人男性から学んだ事。

2021-08-09 18:39:27 | 日記
8月8日午前4時頃、白浜を出発しましたが、
今回の旅先は、滋賀県甲賀市の信楽高原鉄道に乗車する事でした。

今年5月15日、今から30年前の1991年5月14日午前10時35分、
滋賀県甲賀市信楽町で、42名の方々が亡くなられた
信楽高原鉄道列車衝突事故の現場へ慰霊に訪れたのですが、
その事を地元新聞(紀伊民報)に投書したところ
掲載されたのですが、
最後に私は、こう結んでいます。

…信楽高原鉄道の運営は厳しいものがあるかと思いますが、
これからも可能な限り、走り続けて欲しいと思います。
地域の足としても大切ですし、
事故を忘れないためにもと思うからです。

いつになるか分かりませんが、
信楽高原鉄道の列車に乗ってみたいと思います。

紀伊民報 2021年(令和3年)5月29日付 読者の欄にて掲載されました
https://blog.goo.ne.jp/dosukoiya/e/6266981031bbebcb5ecb777abe3f81a9

約3ヶ月近く時間が空いてしまいましたが、
今回、信楽高原鉄道に乗車する事が出来ました。




今回の主な走行ルートは、白浜町→国道311号→田辺市本宮町→国道168号→
奈良県五條市西吉野町→県道20号線→下市町→国道169号→吉野町→国道370号→宇陀市→
国道165号→三重県名張市→伊賀コリドールロード→伊賀市→県道4号線草津伊賀線→
滋賀県甲賀市→貴生川駅(きぶかわえき)→信楽高原鉄道(信楽駅まで往復乗車)→
貴生川駅→国道307号→京都府井手町→国道24号→奈良県奈良市→阪奈道路(県道1号線、府県道8号線)→
大阪府大東市(東大阪変電所西交差点)→国道170号(大阪外環)→和泉市→国道480号→
和歌山県かつらぎ町→国道24号→紀の川市→国道424号→海南市→県道18号線→有田川町→国道42号→白浜町
走行距離 約559㎞

東の空が少し白々と明るくなってきました。
写真では、見えにくいのですが、まだ星空は見えていました。

安全な生活・安全な外出を 国道311号 上富田町市ノ瀬にある電光掲示板より

帰省・旅行先では慎重な行動を  はい!その通りです(^^ゞ

野中一方杉バス停にて撮影 夜明け後、霧が立ち込めていました

小広峠手前の道路工事現場付近では、霧で少し遠くが見えにくかったです。

午前5時頃、小広峠の温度表示は21℃
途中から薄手のジャンパーを羽織って走っていましたが、
海が近い白浜と、内陸部の山間地では、温度差がありますね。
良く聞くのが「100m標高が高くなると0.5℃気温が下がる」と言われています。
写真の温度表示付近は、標高約480mありますので、平地より2.5℃低い事になります。

ここから奈良県十津川村に入ります。
ひたすら国道168号を北上します。

十津川村

五條市西吉野町城戸 ここから国道168号と別れて
県道20号線(下市宗桧線:しもいちむねひせん)を下市町へ走りましたが、
宗桧は、むねひ と読むんですね。知りませんでした(^^ゞ
下市町に入った頃、暑くなってきたので、羽織っていた薄手のジャンパーを脱ぎました。

名張市役所前にて
奈良県下市町から一気に、約50㎞離れた三重県名張市まで飛びました(笑)

これだけ暑いと水分補給が欠かせません。
名張市役所近くのファミマで休憩したのですが、
最近なぜか、アンパンがお気に入りです。歳のせいかなぁ?(;^ω^)

名張市の隣、伊賀市青山からは、「伊賀コリドール」を走って滋賀県へ行きます。
青山といえば、メナード青山リゾートでご存知の方もおられるかも知れないですね。
その青山の国道165号を走っている時、遠くに名古屋方面に向かう特急ひのとりが見えました。
うわぁぁぁぁぁぁぁ ひのとり見たのは、2回目やぁ!
しかも原付旅をしながらでしか見た事が無いので「ラッキー!」と思いました(^_-)-☆

さて話しが逸れましたが、伊賀コリドールのコリドールは、
回廊(かいろう)という意味だそうです。
ですので一周出来るようになっているそうです。
以下、伊賀コリドールを走りながら撮った写真ですが、
山間部のアップダウンした道もありますが、個人的には、
このような盆地に広がる景色が好きですね(^^ゞ

下に見える道路は、国道165号。右下は、津市方面行き
ここから山間部を走り抜け、国道163号平田交差点を過ぎて名阪国道 上柘植(かみつげ)インターを過ぎると
「あっ!見覚えのある景色やぁ!」そうです。以前、国道25号(旧名阪)を走った時に走りました。
そのまま国道25号 上柘植交差点を通過して今度は、関西本線と少しの間、並走します。

伊賀コリドール走行中に撮りました。



こういう風景は大好きです。何といえない解放感があり、田んぼの緑が美しい!



田んぼの中を真っ直ぐ伸びる伊賀コリドール。
走っていて気持ちよかったです。

伊賀コリドールから県道4号線 草津伊賀線を走りますが、
途中、道路から離れた所を走る、関西本線の踏切が鳴っているのが見えたので、
列車を写真に撮ろう!と思い踏切に近付きましたが、列車の方が速く
写真に撮る事は出来ませんでしたが、目に焼き付けました(^^ゞ

今度は、関西本線から離れ草津線と並行して走るようになります。
関西本線と草津線は、少し先の柘植駅で乗換が出来ます。

滋賀県甲賀市と三重県伊賀市との県境付近

伊賀市方面を写す

原付バイクの右側は、並走する草津線

こんな感じで道路から線路が見えます

従是南三重縣管轄
こんな石柱が遺されているなんてスゴイ

伊賀國阿山郡東柘植村

明治三十二年七月 三重縣

石柱のすぐ近くに三重県と書かれた道路標示

殆ど埋まっているのでよく分かりません

三重県伊賀市
このような石柱からも分かるように、この道の歴史は、かなり古いものと思われます。

草津線の県境付近にも標示があります。
ここを境に亀山鉄道部 草津保線区と管轄が変わるんですかね?
写真、右上に原付が見えますが、道路からすぐ近くにあります。
この網目になった鉄板?グレーチング?の水路が県境なのかなぁ?

管轄の境界を示しているかと思いますが、読めませんでした。

県境付近から柘植方面を望む

県境付近から草津方面を望む
ここから草津線沿いに走って、貴生川駅を目指します。

実は、この時、貴生川駅の場所を勘違いして覚えていたため
湖南市を抜けて草津市まで県道4号線から国道1号まで走ってしまい
流石におかしい?と気付きスマホ地図で確認すると
貴生川駅から30分以上離れてしまっていました(;^ω^)
あちゃ~。まぁ、これもまた旅の面白さです。

走りながらガソリンを給油しようと思い10時56分、
甲賀市甲南町竜法師411-1にある
スーパーセルフ甲南SSで給油をしていると
1人の青年が私のすぐ近くに原付を止めました。
私は「あれっ?他にも空いている所あるのに?
何で私の近くに来ているのかなぁ?」と
気になりながらも給油を続けました。
給油を終えてから彼からひと言
「ゲンツキ。ガソリン、ドレ?」

一瞬、頭が混乱しましたが、何となくホリの深い顔立ちやなぁ~と思っていましたが、
外国の方(東南アジア系)だったんですね。
私は、少し警戒してしまっていたので、そういう事情ね!という事で
「原付、赤い(レギュラー)これ(ノズル)で入れる!
あと分からない事、あそこにいる係の人に聞いて!」と
声を掛けて離れました。

白浜では、なかなか遭遇しない事ですが、
滋賀県は外国人労働者も多いのかぁ~と感じたのと同時に、
自分では何も気にせず、当たり前にしている事(セルフ給油)でも
分からない人もいる!という事を学びました。

彼からすれば、赤(レギュラー)、黄(ハイオク)、緑(軽油)の
どれか分からなかったので、
私が給油している所を見に来たのか?と納得しました。

給油後スタンドのトイレに入ったのですが、
彼は私の説明通り?スタンドのスタッフに聞いていました。
しかし彼は、スゴイ!スゴイ!異国の地に来て異文化の中で暮らしている!
私にそれが出来るのか?と聞かれたら今は、難しい!
しまった!もっと彼に丁寧に教えてあげるべきだった!
出来れば友達になって、ご飯を食べながら話を聞きたかった!
そんな事をあとから思ってしまいました。

そして私は、これまでも何度か人から声を掛けられる事がありましたが、
外国人から声を掛けられたのは、初めての経験になりますが、
これからも声を掛けてもらいやすい人でいたいなぁ~と改めて思いました。
旅の魅力は、人それぞれかも知れませんが、見ず知らずの人と
良いお話しをする事は、とても良い思い出になるかと思います。
さぁ、貴生川駅まで走るでぇ💨💨


貴生川駅 ここはJR草津線、信楽高原鉄道そして近江鉄道も乗入れているんですね。
近江鉄道乗り入れは、知りませんでした(ノД`)・゜・。

忍者とタヌキって何となく良い感じです。



貴生川駅は、橋上駅でした。
緑の電車は草津線(左は草津行き、右は柘植行き)右は、近江鉄道の車両
しかし草津線のこのタイプの車両、最近あまり見かけなくなりましたが、
現役で活躍しているのは、何だか嬉しく思います。

信楽高原鉄道に乗車するには、この発券機で整理券を受け取る仕組みになっていました。
列車に乗ってからでも発券機は、ありました。

駅構内の掲示物。信楽は、スカーレットの舞台になりましたからね。
NHK スカーレット https://www2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009051100_00000

同じ940円払うのなら1日乗車券の方が良かったのですが、
貴生川駅では取り扱いがなく、信楽駅でしか販売されていなかったので、
購入出来ませんでした(残念)

貴生川駅 きぶかわ

信楽行きの列車が入線しています。





列車内

列車内反対方向

写真が中途半端なのは、右側を写すとQRコードを読み取ってしまうため…

列車内から撮影





貴生川駅を出てすぐに勾配のキツイ上り坂。
これ登るんやぁ~当たり前やけど、ちょっと感動しました。





信楽駅にて

タヌキのお出迎え
信楽駅に到着後、8分後には貴生川行きの折り返し列車になるので、
帰りの切符を購入して、すぐに乗車しました。

信楽高原鉄道 信楽駅→貴生川駅間 470円

今回、信楽高原鉄道に乗車するという目的を果たす事が出来ましたが、
この日は、小さな子供のいる家族連れや若い女性グループ、定期券で利用する子供さん、
20代位のカップルや観光客等を乗せて走っていました。
行きも帰りも約20名以上のお客さんがいて何だか嬉しくなりました。
私は、初めての乗車ですが、これからも多くの方に利用して頂きたく思います。
往復乗車の際、事故現場付近を通過時には、静かに黙とうを捧げさせて頂きました。

何だか列車の旅も楽しいなぁ~
将来、原付バイクに乗れなくなったら、ゆっくり景色を眺めながら
鉄道の旅も良いなぁ~と感じました。

信楽駅から貴生川駅までの間、
小学校3~4年生位の男の子と女の子が、車両前面からの車窓を眺めていました。
ひたすらジッと見ている姿に、自分の子供の頃を思い出しました。
ただただ列車から眺める景色が楽しいのです。

いつまで、原付バイクに乗れるのか分かりませんが、
これからも各地を旅したいと思います。

さて信楽高原鉄道を降りて、貴生川駅を出ると
近くの公衆トイレ近くには、ツバメが巣を作っていました。

あれっ?落ちちゃったのかなぁ?手を差し出すと遠くへ飛んでいきました。
もっと遠くへ、もっと高く!一生懸命、生きて下さいね。ツバメさん
このあと国道307号を京都方面に走りますが、まずは、事故現場へ向かいます。

信楽高原鉄道列車事故現場

慰霊碑へ向かいます。静かにお参りさせて頂きました。

千羽鶴が吊るされています

慰霊碑から事故現場を見る

私は、この碑文を読んで改めて驚かされました。

信楽列車事故の遺族らが中心となって
1993年8月8日に結成された鉄道安全推進会議は
中立公正で独立した鉄道事故調査機関の
設立を求めて活動を積み重ねてきた

今から28年前の今日(8月8日)、鉄道安全推進会議が結成されたと知り、
偶然かも知れませんが、今日は、もしかしてお招き頂いたのかも知れないですね。
私にとって滋賀県の信楽は、何か縁のある町かも?
さてお参りを終えたあと途中、列車から見えた駅に立ち寄ります。

紫香楽宮跡駅(信楽方面)

紫香楽宮跡駅(貴生川方面)

紫香楽宮跡 しがらきぐうし とても難しい駅名です。

紫香楽宮跡について書かれています。

甲賀市の観光案内

観光案内と踏切

遮断機も警報機もない踏切は、ある意味とても新鮮でした。
このような踏切は、第四種踏切というそうです。
https://plus.chunichi.co.jp/blog/ito/article/264/9609/
↑こちらのサイトには、第一種から第四種まで写真入りで分かりやすいかと思います。
そういえば昔、子供の頃は、第二種の踏切におじさんがいてハンドルを回して
遮断機を上から下ろしているのを見た事がありますが、今は無いんですね💦
知りませんでした(^^ゞ

反対側から写す

信楽に行った時には、必ずといって寄っているマイ観光スポット
お店の人にすれば、来てくれるのは良いけど、たまには何か買ってよ!って思われているかも(^^ゞ

タヌキがいっぱい

滋賀県甲賀市と京都府宇治田原町との境界付近
しかし暑いなぁ~

滋賀県甲賀市方面を写す

京都府宇治田原町奥山田
このバイパス区間には温度表示があるのですが

この日の気温34℃
もう暑くて暑くて信号待ちは、辛いですね(ノД`)・゜・。
原付にもエアコンがあれば??

ここから国道307号を井手町方面に走り、
国道24号と国道163号が交差する木津川市 上狛四丁町(かみこましちょうまち)交差点近くにある
木津川に掛かる銀色の鉄橋がキレイな泉大橋近くにある温度表示は、
何と37℃と表示されていました。写真に撮れなかったのは残念ですが、
もう体温越えているやん(T_T)

このあと奈良市に入ってから、いつもの?阪奈道路を大阪まで走ります。
阪奈道路は、奈良から大阪へ走る事はあっても逆は、原付では今のところ無いですね…
阪奈道路は、片側2車線の4車線道路なので、走りやすくて信号も少ないので好きな道路の一つです(^_-)-☆
ただ大阪側の竜間交差点からの長い下り坂は、周りの車のスピードも割と速いため
かなり緊張を強いられる区間です。
阪奈道路を下ったら東大阪変電所西交差点で、国道170号(大阪外環)と交差しますが、
この交差点を高架にすれば、外環の渋滞も緩和されると思うけど、
用地買収が難しいやろうなぁ~(>_<)

ここからは外環を和泉市まで走りますが、この日は、車の流れも良く1時間で河内長野まで走れました。
交通量や車の流れによっては、1時間以上かかる時もありますが、
外環にも中環(大阪中央環状線:府道2号線)にある近畿道のような高速道路があれば、
外環の交通事情もかなり違ったと思いますが、今から建設するのは、かなり無理でしょうね。

大阪府和泉市 国道480号 父鬼トンネル手前
この日の天気予報は、午後9時頃から白浜は雨の予報でしたので
雨に打たれないようにと思い、少し急ぎ気味に帰りました。

何とか無事に白浜へ帰って来られましたが、
今回の目的は、信楽高原鉄道の乗車という事でしたので、実現出来て良かったです。
そして途中で紹介しました外国人の方ですが、
私に声を掛けるのも不安があったかも知れませんが、
これからの日本の暮らしで不安や心配になる事もあるかも知れませんが、
声を掛けて聞いて見て下さい!きっと道は開けると思います。
しかし母国語と日本語をカタコトでも話せるのは、本当にスゴイ!

当たり前!普通!
これだけグローバルな社会になった日本において、
分からない人もいる!という事を実体験できたのは、
もしかしたら信楽高原鉄道に乗った事より、
私にとって大きな収穫だったかもしれないですね(^^♪

やはり、これからも様々な事情が許す限り、
相棒の原付バイクと共に、ツバメのように?旅に出掛けたいと思います(^_^)/

国道42号起点 静岡県浜松市の篠原交差点を目指して&原付で乗る初めてのフェリー

2021-08-02 22:07:59 | 日記
8月1日、国道42号の起点でもある浜松市へ行って来ました。
かなり遠かったけど、やっと行く事が出来て良かったです(^_-)-☆
とても簡単な書き出しですが…



主な走行ルートは、白浜町→国道311号→三重県熊野市→松阪市→国道23号→
愛知県名古屋市→国道23号→蒲郡市→国道247号→国道23号→静岡県湖西市→国道42号→
国道301号→浜松市西区篠原町→国道301号→国道42号→愛知県田原市伊良湖町→
伊勢湾フェリー→三重県鳥羽市→国道42号→熊野市→国道311号→白浜町
走行距離 約744㎞

この日、午前3時過ぎに出発しました。
いつもなら、この時間は、まだ真っ暗な白浜駅が、なぜか照明が点いていました。

白浜駅ホームに燈る灯り

まだ暗い国道311号を、ひたすら三重県熊野市に向けて走ります。
写真は、国道311号 田辺市鮎川にあるローソンですが、ここを過ぎると道中には、
約80㎞先の三重県熊野市まで、24時間営業のコンビニがありません。

田辺市中辺路町の小広トンネルを抜けた先にある温度表示
この時、気温は22℃

田辺市本宮町 大瀬トンネル西側付近
少し空が明るくなってきましたが、霧も発生していました。

三重県熊野市金山町

熊野市金山町で見かけました大雨の時 冠水注意の看板

イラストがカワイイ!

三重県熊野市と尾鷲市の市境にある大又トンネル

トンネル内部 この日は、トンネル内に霧が発生していました。

大又トンネル 1968年3月 建設省建造 トンネル延長 1626m 幅6m
1968年に開通するまでは、矢ノ川峠を越えていたんのでしょうが、
1968年(昭和43年)以前までは、熊野市から尾鷲市に車で行くには、大変な難路だったと思います。
↓こちらのサイトに、当時走っていたバス道路事情等が載っています。
https://www.facebook.com/%E5%9B%BD%E9%89%84%E3%83%90%E3%82%B9%E7%B4%80%E5%8D%97%E7%B7%9A%E3%81%AE%E9%81%93%E3%82%92%E3%81%9F%E3%81%A9%E3%82%8B%E7%9F%A2%E3%83%8E%E5%B7%9D%E5%B3%A0%E3%82%92%E8%B6%8A%E3%81%88%E3%82%8B--1902777496708123/


矢ノ川トンネル

矢ノ川トンネル 今でこそ2㎞前後の長大トンネルは、多くありますが、
当時は、かなり長いトンネルの部類に入っていたかと思います。

矢ノ川トンネル 1968年3月 建設省建造 トンネル延長2075.5m 幅6m
子供の頃、このトンネルを通った時は、あまりの長さに感動した事を記憶しています。
当時は、換気用の天井板がありトンネルの高さも低かったです。

前回、7月25日は、ここで国道368号を飯南方面に走りました。

三重県から一気に愛知県豊橋市と静岡県湖西市の県境まで飛びます💦💦
この時、反対側も撮っていたのですが、なぜかデータに残っていませんでした(T_T)残念



愛知県内は、写真を撮る事が出来ませんでしたが、名古屋市内から蒲郡市までは、
立体交差が連続して信号が無く、区間によっては、片側2車線の4車線という事もあり
交通の流れが非常に速く、原付でついていくのは大変でした💦💦
なので景色を見る余裕は、全くありませんでした(>_<)
蒲郡市内は、現在、バイパス工事が進められていますが、これが開通すると
名古屋市内から豊橋までの長い立体交差になるので、大幅な時間短縮効果が期待されます。

静岡県に来て国道42号を見ると嬉しくなります。

国道42号は、静岡県と繋がっている!を感じました。

湖西市白須賀 この近くにあるガソリンスタンドで給油しました。

先程の白須賀から少し浜松寄りに走った所にある大倉戸IC入口交差点
ここから豊橋方面には、国道42号が出てきますが、
浜松方面には、国道42号の表示は見かけなくなりました。

この先、浜松方面は、県道417号線での案内になります。

遂に国道42号の起点の街、静岡県浜松市に来る事が出来ました。
やっと原付バイクで来られて、とても嬉しかったです。
下道を走る事、約11時間。途中、休憩しながらなので時間は掛かりましたが、
諦めなくて良かったです。さて起点の篠原交差点までは、あと少し!

すぐ近くには、浜名湖に浮かぶ弁天島のシンボルの鳥居
何年か前にテレビで見た記憶がありますが、目の前で見られて感動しました。

近くの湖岸では、泳いでいる人たちも見掛けました。

国道42号 起点 静岡県浜松市 篠原交差点に到着
ここには、国道42号を表すものを見掛ける事が出来ませんでしたが、
やっと来る事が出来たので、とても達成感がありました。

しかし国道42号を走破した訳ではありません。
まだ渥美半島を走る国道42号を走っていないからです。
この区間を走って初めて国道42号を走破した事になります。
ずいぶん年月が掛かりましたが(^^ゞ

愛知県と静岡県の県境 ふり返ると静岡県湖西市。
愛知県豊橋市のカントリーサインも写したのですが、逆光のため文字が読めないので割愛

県境を走る道路 中央の道路を挟んで左側が静岡県湖西市、右側が愛知県豊橋市

反対側より写す。左側が愛知県、右側が静岡県

愛知県 国道42号 0キロポスト

国道42号 愛知県
和歌山県内の国道42号は、国土交通省が管理していますが、
愛知県内は、県が管理しているんですね。

ここを走っていると「あれっ?」見覚えのある風景?
実は、先週走った時、道の駅紀伊長島マンボウで偶然手に取った
フリーペーパーに掲載されていたのと同じでした。

フリーペーパー道の駅 東海版
https://michinoeki-fp.jp/book/tokai/#page/39

フリーペーパー道の駅東海版に載っていた場所と
ほぼ同じ位置から相棒の原付バイクを撮影
*少し前にフリーペーパーを見たのですが偶然、写真と同じ場所を見つけ撮影しました。
国道42号 愛知県田原市伊良湖町 伊良湖ビューホテル近く
https://goo.gl/maps/xbzFy3Wkv73ut3Ju8


山の上に建つのが伊良湖ビューホテル
浜松まで71㎞。渥美半島を走っている時間も1時間以上ありましたが、
トンネルが1つもなく、丘の上を走る感じの快走路でした。
途中には、チラッと遠州灘が見えました。

いよいよゴールの伊良湖フェリー乗場は、もうすぐ

ここを左折すれば、伊勢湾フェリー乗場はもうすぐ!
国道42号もあと少しです。

写真中央の建物がフェリーきっぷ売場です。

大きなフェリーです

二輪車への注意事項があります。
自動二輪でご乗船のお客様へ

◇固縛ができない車両は、ご乗船をお断りする場合があります。
◇転倒防止、安全確保の為、ラッシングベルト、歯止めによる固縛を実施します。
◇乗船時、下船時には車両の点検をお願いいたします。
下船後における損傷等の報告について当社は一切の責任を負いかねますのでご了承下さい。

原付の乗船料は、1台1,600円、1人1,600円 合計3,200円です。
詳しくは、伊勢湾フェリー https://www.isewanferry.co.jp/ まで

鳥羽港からフェリーが到着しました。
皆さんの下船が終われば、私たちが乗船します。

乗船手続きを済ませて待ちます

こんな感じでガッチリとバイクを固定します。
相棒にとっては、初めてのフェリー乗船です(^_-)-☆

フェリー船内の様子





フェリー後方を望む

先端の灯台が伊良湖岬灯台

沖合に浮かぶ島(鳥羽市の神島)

伊良湖港へ向かうフェリーと神島

船上から望む夕陽

伊良湖を出港した時は、まだ明るかったのですが、
鳥羽港が近付く頃には、すっかり夕焼け空になっていました。

写真は、ここまでですが
今回の走行を持って国道42号を走破した事になります。
多くの和歌山県民にとっては、国道42号は馴染みのある道路ですが、
なかなか端から端まで走った事のある方は、少ないかと思います。
わかやま新報さんのサイト記事を読んで、実際に走りたくなった1人です。
https://www.wakayamashimpo.co.jp/2014/10/20141019_43317.html

また今回、原付でのフェリー乗船は初めてでした。
車でフェリーに乗る事は、何度かありましたが、原付の乗船は、とても新鮮でした(^^♪
今回、700㎞を超える長距離ツーリングのため
身体もだいぶ疲れがあったので、フェリーに乗っている間に仮眠しようかなぁ?と
考えていましたが、フェリーに大興奮?したのか眠る事なく
写真を撮ったり、フェリーからの景色を楽しんでいました。

このあと鳥羽市から伊勢市内に入る頃には、ずいぶんと日が落ちてきました。
帰り道は、多気町の国道42号を目指して走りましたが、
早目にガソリンを給油して、途中コンビニで休憩しながら安全運転で走りました。

途中、熊野市にある24時間営業のガソリンスタンドで給油後、
レシートを取ったのに、釣り銭262円を忘れる失態をしてしまいました。
白浜に帰って来るまで気が付かず、気付いた時には、メチャ、ショックでした(ノД`)・゜・。
余程、疲れていたんでしょうね。
今さら取りに戻る事も出来ないので、気持ちを切り替えたいのですが(T_T)
多分、私の次に利用した人は「あれっ?小銭多いなぁ?」と思ったかも知れませんね。

そして白浜へは、午前1時過ぎに到着しましたので、
日帰りにはなりませんでしたが、出発から24時間以内には、
浜松市まで行って帰って来られました。
本当に長い長い1日でした。ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
こんな無茶もいつまで出来るか分かりませんが、
様々な事情が許す限り、相棒の原付バイクで各地を旅したいと思います。
次回は、どこへ行こうかなぁ?(^_-)-☆