どすこい山根康民日記

道路交通に関する事を中心に紹介しています。

白浜町湯崎地区の湯崎トンネルについて

2013-10-20 15:38:18 | インポート
湯崎地区の湯崎トンネルは昭和9年12月着工、同10年5月27日落成、翌28日竣成式を挙行した。
砿谷側の新設道路、湯崎側の新設道路の延長77m36。
トンネルの延長30m4、高さ4m75、幅5m5、総コンクリート固めで出入口は御影石、
砿谷側に湯崎トンネル、湯崎側に天地清明(有馬大将筆)と額している。
工費1万8千余円。

昭和36年4月5日 白浜町役場観光課発行 白浜温泉史より

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越波防止対策について

2013-10-20 14:59:40 | インポート
2002みちのアイデア大賞に応募しアイデア賞を頂いたのですが、まさか10年以上前に
越波防止についての提案が実現するとは、思いませんでした。
また機会があれば設置場所に見学に行って見たいと思います。

http://www.kkr.mlit.go.jp/kinan/news/back_numbers/idea2002.html





透明の越波防止柵設置 景観、カーブの見通しに配慮 すさみ町江住の国道

 和歌山県すさみ町江住の国道42号で、越波防止柵(さく)の設置工事が進んでいる。
海岸擁壁に高さ2メートルの透明のプラスチック製パネルを3カ所(延長335メートル)にわたって設置している。
透明パネルの設置は紀南地方では初めて。11月4日までに完了する予定。

 越波防止柵にはこれまで鋼製のパネルを使っていた。
紀南河川国道事務所によると、海岸の景観を妨げないよう地元住民から要望があったほか、
国道のカーブ部分の見通しを確保する目的もあって透明板を採用したという。

 江住地区の国道42号は、台風の接近などによる越波の影響でたびたび通行止めになっている。

 使用しているのは、プラスチックの一種のポリカーボネート製パネル。
透明性、耐衝撃性に優れているとされる。波形状で厚さ5ミリ。
1枚の大きさは縦1メートル、横2メートル。擁壁上に2メートル間隔でH鋼を打ち込み、
H鋼とH鋼の間にパネルを2枚ずつはめている。路面からのパネル高は約3メートル。

 防止柵は江住川河口の田辺市側に1カ所(長さ42メートル)、
串本町側に2カ所(同113メートルと同180メートル)設置する。
最も串本寄りの180メートル区間以外はほぼ完成している。

 国道を挟んで店の正面にパネルが設置された商店店主(53)は
「9月の台風18号接近時、越波が柵で食い止められた。
ここで19年間営業していて、台風時に店の前に土のうを積まなくて済んだのは初めて。
海が見えるのもありがたい」と喜んでいる。

 紀南河川国道事務所ではほかに同町和深川と串本町内の高富、上浦、姫、西向の5地区の国道でも
越波対策事業を同時に進めている。

 海岸擁壁に鋼製パネルやアルミ板の波返しを設置しており、いずれも11月4日までに完了予定。
江住地区を含めた総延長は795メートル、総事業費は約2億5千万円。

 同事務所は「台風の接近、上陸などに伴う波の影響で国道が通行止めにならないようこれからも対策を講じていく」
としている。


【透明のポリカーボネート製パネルが取り付けられた越波防止柵(和歌山県すさみ町江住で)】

(2013年10月10日更新)紀伊民報サイトより
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=261343Eppaboushisaku