どすこい山根康民日記

道路交通に関する事を中心に紹介しています。

由良洞隧道(旧由良トンネル)の排水路整備について

2023-06-25 21:42:35 | 日記
6月2日から3日にかけて、和歌山県内でも大雨による被害が各地で発生しましたが、
被害にあわれた方々には、心からお見舞い申し上げます。
またニュース等を見て遠方に住む友人から「大丈夫か?」と
心配する連絡を頂きましたが、私の周りでは幸い被害はありませんでした。

しかし、その大雨による爪痕は、私が時々訪れている
由良洞隧道周辺でも見受けられ
トンネル内からの排水路が土砂流入で埋まってしまった事については、
これまでのブログでもお伝えした通りですが、
先日、道路状況が改善した事を確認したため
本日(6/25)、車に資材(スコップ、ツルハシ、平グワ)を積み込んで
現場に向かいました。

排水路の土砂を取り除くために手伝いに来てくれた
助っ人のみなさんです(^^♪

早速、坑口付近に溜まった土砂の除去から始めます。

見事に土砂で埋まっています。
この坑口付近の土砂を撤去出来ないと坑内の排水が悪くなります。

この付近の土砂も除去します。
以前、排水路を開削した際、発生した土砂を排水路沿いに盛土としたため
大雨で盛土が崩れて排水路を塞いでしまう…という苦い経験をしたので、
今回の整備では、排水路近くに浚渫した土砂を盛土しないように改善し、
また排水路を大幅に拡幅する事にしました。

今回、西側の狭い排水路が、土砂流入による被害を免れた事から、
大雨時の排水処理を担ってくれたので、坑内の冠水被害を受ける事がありませんでした。

2本の排水路を作っていて良かった!と思ったものです。

ただ水路幅が狭いので将来的には、拡幅を考えていますが、
先ずは、東側の排水路の機能回復が優先としています。

東側の排水路起点付近

排水路に流入した土砂を少しずつ除去していきます。

先ずは、今溜まっている水の排水を優先するため、狭いですが水を通します。

起点付近から水路幅を拡幅していきます

土砂を除去しながら拡幅していきます

この辺りまで排水路を開削できれば、あとは自然流下していきます

前回、排水路を開削した際の土砂を石垣付近に盛土していましたが、
石垣上部からの雨水流入により盛土が崩れたので、
その反省を踏まえて石垣付近の盛土を除去しました。
これが一番大変でした。
土砂を搬出するにも平グワしかなく毎回、クワに土砂を載せて運びました(T_T)
一輪車(ネコ)があれば効率的に土砂を搬出できるのですが、
持っていないので…(ノД`)・゜・。

石垣付近の盛土を全部除去する事も考えましたが、
取り合えずデリニエーター(デリネーター)私は、デリニエーターと呼んでいます💦
デリニエーターが立っているので、その付近は排水路を少し迂回させ
また盛土高を低くして、万一、土砂が崩れても排水路への被害を
最小限に抑えられるよう工夫しました。

2つの排水路が塞がれると(坑口付近との)勾配差のため
水が排水出来ず坑口付近が冠水してしまいます。

西側の排水路も拡幅までは出来ませんでしたが、
水が流れやすいように、平グワで少し土砂を除去しました

将来的には、西側の排水路の拡幅も考えています

ここにある県道番号標識の支柱に木が引っかかり、
さらに落ち葉や枝も引っかかっていましたが、キレイに除去しました。

東側の排水路ですが、石垣下部の色が違って見えるかと思いますが、
色違いの上部まで盛土していました。

今回は、盛土を全部除去するとデリニエーター(視線誘導標)が傾く可能性があったので、
このような対応をしましたが、移設も含めて少し考えたいと思います。

今回、取り合えず当面の対策として、由良洞隧道坑口付近の冠水緩和のための
応急処置を完了しましたが、文中でも触れましたが、西側の排水路の拡幅や
東側の排水路の延長、一部残した盛土など課題もありますが、
状況を注視しながら進めて行きたいと思います(^^ゞ

余談ですが、今回は約6時間ほど作業をしましたが、
通行される方もあって少し嬉しかったです(^^)/
神戸ナンバーの軽自動車の男性と女性、
ロードバイクで来られた男性と女性の4名です。

由良洞隧道は、旧由良トンネルという事で
和歌山県最強の心霊スポット?という不名誉なレッテルを貼られていますが、
もしかしたら、そういった情報を基に見学に来られたのかなぁ??
まぁ、それでも来て頂けるのは、大歓迎です!(^^)!

ただ4名の方は「えっ?こんなとこにクワを持った人がいる??」と
少し驚かれたかも知れませんね(^^ゞ
ビックリさせたようでしたらゴメンナサイ。
ロードバイクのお二人からは「こんにちは」と声を掛けて頂けましたので、
私も「こんにちは」と返させて頂きました。

私は、このトンネルで、これまでも長い時間作業をしていますが、
昼間だからかも知れませんが、心霊現象?を感じた事は一度もありません。
まぁ感じ方は、人それぞれなので何とも言えませんが…((+_+))

私の思いは、これまでにもブログ内でお伝えしていますが、
明治22年(1889年)自動車もまだない時代、地元の先人が苦労して掘られたトンネルです。
これからも自分自身の体力等の事情が許す限り、
由良洞隧道との関りを続けていきたいと考えています。

今回の排水路整備にあたって
道路管理者(和歌山県)さんだと思いますが(多分)、
一部の土砂除去等をして頂き、ありがとうございます。
御礼申し上げます。

最後になりますが今後の課題ですが、
当面は、今年の秋に発表される土木学会が行っている
選奨土木遺産として由良洞隧道が認定される事を願っています( *´艸`)
「人事を尽くして天命を待つ」と言いたのですが、
(書類的な手続きは終わっています)まだまだ手が掛かりそうですね(^^ゞ

最近のマイブーム?中華料理の調理動画

2023-06-25 00:10:33 | 日記
時間がある時、YouTubeを見るのですが、音楽を聞くのはもちろん、
交通に関する動画、バイクツーリング(原付が多いかなぁ)や
鉄道旅、ドライブ映像等々、自分の興味のある動画を見ています(^^♪

まぁ、これは皆さんそれぞれ自分好みの動画を見るというのは同じかと思いますが、
最近たまたまおススメに出てきた 中華料理の動画にハマっています(*´ω`*)
原付つながりで、おススメに出て来たのかなぁ?
その辺の仕組みは、よく分かりませんが…

https://www.youtube.com/watch?v=YHlmt3jZxiM
⇧遠くから原付でチャーハンを食べに来た高校生3人組が閉店後の町中華にとった行動が凄い

他の方がアップされている中華料理の動画も見ていますが、
ラーメン、チャーハン、餃子…書いているだけでお腹が空いてきます(^^ゞ

これらを調理する町中華の職人さんの映像ですが、
食材を手際よく切る包丁の音、中華鍋をふる音、ジャ~と素材を炒める音…
元々、中華料理好きですが、自分では、こんなに調理をする事は出来ないので、
食べる専門ですが💦また機会があれば、相棒と一緒に中華料理を食べに行きたいです。

写真は先日、王将で食べた餃子定食になりますが、
運転が無ければ、🍺ビールを飲みながら餃子を食べたいですね(^^ゞ
わぁ、お腹空いてきたぁ~

大阪府東大阪市まで走る途中、由良洞隧道へ立ち寄る

2023-06-24 23:33:45 | 日記
6/19、今日は10時過ぎの出発という少し遅い時間になりましたが、
大阪(東大阪)まで相棒(原付バイク)と走って来ました。

ここ数日、出掛けようとしていた日に☔雨が降ったり、
曇り時々小雨…だったりと、梅雨時なので仕方ないのですが、
今日(6/19)は、久しぶりに晴れたので思い切って大阪まで走りに行きました(^^♪

みなべ町 堺の海岸から

同じ場所

広川町の温度表示は28℃

今回、撮影した写真は3枚だけです。
そのため「ホンマに大阪まで行ったん?」と言われると証明できるものが無いのですが💦💦
この日は、何だろう写真を撮るというより、相棒と一緒に走りたかった!
そんな気分で大阪まで走って来ました。

大阪へ行く途中、由良洞隧道にも寄ってきましたが、
前回訪れた時は、道路状況が厳しかった(路面に大量の土砂が流入)のですが、
路上の土砂は撤去されていました。

これだと車に資材(スコップ、クワ等)を積んで
由良洞隧道の坑口付近の土砂撤去に掛かれそうです。
タイミングを見て取り掛かりたいと思います(^^ゞ
ちょっと簡単ですが、ここまで読んで頂き、ありがとうございます(*´ω`*)

道の駅メルヘンおやべ さまより回答を頂きました

2023-06-12 22:35:12 | 日記
梅雨に入り雨が続いていますが、こういう日が続くと
なかなか相棒(原付バイク)と一緒にお出かけが出来なくなります。
まぁ仕方ないのですが(ノД`)・゜・。

以前(5/25)、北陸へ相棒と出かけた際、途中で立ち寄った
道の駅メルヘンおやべ さま(富山県小矢部市)に手紙を送りました。
最初、メールで送るつもりでしたが、なぜか送信出来なくて💦

内容は、北陸旅のブログでも触れたのですが、簡単に言えば、
「バイクの駐輪場についてご検討お願い致します」という趣旨の
提案内容に写真を添えました。

私は、これまでにも旅先で、道の駅に立ち寄る事は何度かありますが、
道の駅さんに要望を伝えるため手紙を書いたのは、今回初めてでしたが、
先日、そんな道の駅メルヘンおやべ様よりメールで回答を頂きました。

バイクの駐輪場は設置されているのですが、
私がその場所に気付いていなかった事がわかりました((+_+))
いやはや申し訳ありませんでした。

ただ道の駅メルヘンおやべ様からは、バイクの駐輪場の場所が
分かりづらいので改善しました!と写真を送ってくれました。

この写真ですが、一(いち)利用者の要望に早い段階で対応して頂き、
正直この対応の早さと回答(以下に掲載:一部抜粋)には、驚きました。

駐輪場の場所につきましては、正面向かって左側(駐輪されたところと反対側)
にございますが、表示が非常にわかりづらく、ご迷惑をおかけいたしました。
早速、対応させていただきましたので、次回よりご利用ください。


なかなか出来ない対応かと思います。
これは、言葉で表現するのは難しいのですが、
人でも同じ事が言えるかも知れません。
初対面でも何となく話がしやすい人…というか、
もっと簡単に言えば、波長というか、
フィーリングが合うという感覚ですね。

今回、何となく私の思った事(バイク駐輪場)について、
実現の可否に関わらず「(メルヘンおやべさんに)伝わるのでは…」という
感覚にさせた道の駅メルヘンおやべ さんの総合的な演出効果。
これを言語化や数値化するのは、少し難しいのですが、
私にとっては、ある意味よい出会いになりました。

これからも相棒との旅を通して、人だけでなく
各地の街の良さを発見できればと思います( *´艸`)

黒部ダム資料

2023-06-05 14:45:17 | 日記
黒部市宇奈月温泉を訪れた際に持ち帰ったパンフレットになります。

黒部ダム黒部川第四発電所、黒部川水系の発電設備概要図

黒部川第四発電所の概要

黒部川及び電源開発の歩み

建設工事の概要

黒部宇奈月キャニオンルート 2024年始動

日本の建設史に残る、電源開発の物語

個人的には、高熱隧道に興味があります。
インクライン…この言葉を初めて知ったのは、琵琶湖疎水の蹴上インクラインでした。

黒部峡谷また機会があれば行きたいです

黒部ダムの放水
いつかは、黒四ダムを訪ねたいです。

春でもまだまだ雪景色です

スケールが凄いなぁ~(*´ω`)
こんな大きなダムを昭和38年(1963年)に完成させたのですから…
今度は、自分の目で見てみたいものです

黒部ダムを楽しもう

関電トンネル破砕帯見学ツアー…行ってみたいです

壮大な挑戦、くろよん建設
知れば知るほど黒四の凄さを感じます。

くろよん建設の凄さにも引き付けられますが、
この陰に171名の尊い犠牲者があった事も忘れてはならないと思います。

黒部ダムへのアクセス
次回は、長野県側から原付バイクで💦アクセスしようかなぁ( ´艸`)